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熊本大学の良いところを教えてください。

建築を学びたい高3理系の男子で、熊本大学を第1志望にしようかと考えています

A 回答 (1件)

昨年のJANU(国立大学協会情報誌)11月号では宮崎美子さんが熊大をPRしていました。


地方国立大学のイメージは彼女そのものだと思うんですね。真面目、実直、勉強家。派手さはないけれど、安心感があります。
JANUには全国各地の国立大学の研究や産学一体の様子などが掲載されていて、とても興味深いです。どこの国立大学も特色があって面白いですよ。
もし熊大に特化して情報が知りたいのでしたら、大学HPから熊大独自の情報誌をダウンロードして読んでみてはいかがですか。すべてネット上で読むことができるはずです。

とりあえず、私の知識の範囲内で熊大に通うメリットを回答すると、

・市街地にあるため、生活に便利。自転車でどこへでも行ける。

・医歯薬以外の学部は同敷地内にあるので、異学部交流が望める。

・理工学部棟は新しくキレイ。工学部は留年率が高い。(学生たちにとってはデメリットでしょうが)

以下はメリットというよりも、特徴ですが、

・工学部はマテリアル系(KUMADAIマグネシウム)と電気系(衝撃エネルギー)が有名。グローバルCOEに採択されている。

・学長が熱い。外部資金調達に熱心。国立大学協会の副会長。(会長は京大総長、副会長は他に東北大総長、名古屋大学総長、お茶大学長、顧問は東大総長)

でも、質問者さんは広島在住なのでしょう?熊大の魅力を人に訊かなければならないくらいなら、別に広大でもいいのでは。(難易度はそう変わりません。広大は無理だから熊大へ、というわけではありませんよね?)


さて、他にも、「熊大の併願先や滑り止めはどこか」、また、「夏休みの過ごし方」などをご質問されていたようなので、合わせて回答します。

私大の受験校を決めるのは12月。それまでは数物の2教科を徹底的に鍛えることです。
夏までは数IIIC・物理IIも含めて記述力を高める演習を積む予定になっているはずですよね。
12月までに数物2教科がセンターレベルで8割取れるようになれば、関関同立は一般でも落ちません。
過去問対策などする必要もなく、夏までの記述力、及び秋以降のセンター対策のみで一般入試にチャレンジしても、何ら問題ありません。

広大(工)や熊大(工)レベルの大学に出願する人の典型的な得点率は、国7割、英7割、数8~9割、物化8割、社6割、計73~75% 
このレベルならまず、関関同立は落ちません。滑り止めとして機能します。
国英社、おまけに化学までとことん苦手で5~6割程度しか取れない場合でも、数物が8割取れる実力があれば、(熊大は受からなくても)関関同立には受かるくらいです。理工の英語は難易度がそう高くないため、数物でカバーできるくらいの得点は望めます。

国立理系を選択した進学校の子たちというのは、もともと数学が得意です。演習にものすごい時間を掛けています。その流れで物理も体系的に理解して行きます。志望校はギリギリまで旧帝大です。最終的に地方国立に行かざるを得なかった人たちというのは、他教科が伸び悩んだか、センターで普段はしないミスをしてしまったか。広大や熊大辺りの受験生の半数はそんな人たちです。同立や明中などは難なく受かっているはずです。
質問者さんにはここを目指して欲しいのです。大学院への進学や単位取得の難しさを考えると、数物は鍛えていないと後が苦しいだろうと思います。

地方進学校は私大を重要視しないため、生徒たちには「勝手に受けとけ」という感じで模試成績表を渡されるのみ、という高校も多いです。
12月はセンターの追い込みで躍起になっているところに、私大の入試方式研究などできるはずもなく、適当に受けて玉砕したり、低すぎる私大を滑り止めにして受験料や入学金を無駄にしたり、目も当てられない受験生もたくさんいます。(立命館などは、入試方式さえ間違えなければ、大抵受かるんですけどね)
せっかく5教科勉強して来て、推薦で楽に入学してきた学生が多い大学に行くことにでもなったら、あなたも報われないでしょう。
数物の伸びがなければ、上位私大受験に臨めません。(それ以前に、そもそも理系には不向きということになります)
安全に受かる私大を考えなくて済むように、私大は最低でも同立と意識を高く持ち、少しでも実力を高めて国立前期で終結させる努力をした方が、納得のいく大学生生活を送れるだろうと思います。

これを、夏休みに頑張るモチベーションにしてもらえれば、と願っています。
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