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長くなりますが宜しくお願いします

現在12歳の妹ですが、一ヶ月ほど咳が続いています

幼稚園のころ小児喘息と診断され、ハウスダストのアレルゲンと検査が出ていました
(皮膚が弱く、耳の中がは常にささくれている様に皮がむけ
耳鼻科でもプールの授業を禁止されていました
鼻の穴の周りや目の周りも炎症をおこしやすいです)

小児喘息の時ですが、症状としては咳の出方なども軽度で
風邪の時に喘息の症状が一緒に出る場合が多く、
咳だけの症状は、ほぼありませんでした
小学校に入学してたからは風邪もあまりひかない体質になり、喘息の症状は出ていませんでした

今回の咳は、短い間隔で継続的に出る咳ではなく、
1日の中でも間をあけて突然、お腹の底から突き上げたような激しい咳が数回出るのです
たまに吐き気も催すようです。それで私もすごく驚いてしまいます
咳が出た瞬間から呼吸がすごく苦しそうな様子が見てとれます
(ずっと咳が続いて息継ぎが難しく苦しいという感じではなく、咳が出た瞬間から)
痰は咳の時に少し絡んでいるような音がするのですが、
本人は、吐き出そうとしても少し硬めの唾しかでないと言っています
病院に通っていますが(週1で3回目)、喘息との診断がついていません(小児喘息の経緯は説明しています)

現在処方されている薬は
ムコダイン、キプレスチュアブル、ホクナリンテープ、ロキソニン(発熱時など用に)
そして吸入器を貸していただき、べネトリン吸入液0.5% (局)大塚生食注20m
といったように気管支を拡張するものが中心ですが
一回目の受診では、これに加えて細菌を殺すお薬が5日分出ていましたが
二回目の受診時に外されました(効果がでていないため)
しかし気管支を拡張する薬も3週間継続して効果が出ていないのが気になっています。
冷房やハウスダストなど室内環境は普段から気をつかっていて、
咳がではじめた頃からも、色々と工夫はしているのですが;;

それで咳喘息のことなどを調べていた時に、アトピー咳漱についてたまたま知りました
気管支拡張の薬が効かないことが書かれており、少し気になっています
私自身が咳を聞いても喘鳴の判断ができず(音は出るのですが、何の音なのか・・・)
突然咳が出るような状態のため病院でも先生が咳の音などを確認されていません


説明が長くなりましたが宜しくお願いします

1 喘息だと咳が出てないときも聴診器をあてれば喘鳴が確認できるのでしょうか
2 通常の喘息でも、これほど気管支拡張のお薬に効果を感じられない事はよくある事でしょうか
3 喘息と診断されていない原因は何だと思いますか?(先生はその可能性は高いと仰いますが、まだ喘息とは診断できないようです)
4 あまりにも改善されない(又は悪化する)ようなら
吸入の回数を(現在2回~3回)、4回まで増やすか、
もしくはステロイドを処方しようか、どうしましょうかと打診されました
喘息の場合、確かにステロイドと気管支拡張の薬を併用するようですが
診断がついてなくても出す薬なのか。そもそも素人に打診するような事でしょうか?
ステロイドってどんな薬なんでしょう。患者側の許可がないと処方できないような薬ですか?

5 現在、吸入器を貸し出していただき使っていますが、スプレータイプもあると言われています
(こちらの地域は既に夏休みが明けて学校がはじまっているため、お昼の吸入ができない事から)
同じ薬だけど濃度が違うといったような事をおっしゃっていました。
よくスプレーのタイプは心臓が悪くなるなどと聞きますが、実際のところどうなのでしょうか?
同じ成分なら薄めてつかっている吸入器もそのようなリスクがありますか?
吸入器とスプレータイプの効用、副作用など違いがあればご教示ください

6 アトピーがいそうとは、何故アトピーという名称なのでしょう?
アトピーはアレルギーの一種だと思いますが
アレルギーがいそではなくアトピーがいそうとする理由は
皮膚に症状が出ているアトピーが判断基準での名称なのでしょうか?
喘息もアレルギーが原因である事が多いですよね
同じアレルギーでも何かの違いを区別しているのでしょうか?

ご回答宜しくお願いします

A 回答 (1件)

こんにちは。


私は30年来の成人喘息の患者です。
私のわかる範囲でお答えします。
少々長文になりますが…

1.
聞けばわかります。
聴診器では気管を通る空気の音(喘鳴・ぜんめい)を聞きわけます。
音は、気管の内部に痰がたまっている場合と、気管が狭窄して空気が通りづらい場合に起こるようです。
どちらも通過する空気の抵抗による音です。
本人の自覚症状が無くても喘鳴がある場合があります。

2.
私の私観では、…ムコダインは効果を感じたことがありません(汗)。
キプレスも錠剤を使用していますが、抗アレルギー薬なので即効は期待できないと思います。
ホクナリンテープも私は使用していますが、小児喘息にも使い勝手がいいため良く使われます。
即効が期待できると思います。
ロキソニンは解熱剤ですね。
発熱すれば、これも即効が期待できます。

ただし、喘息に限ってはそう簡単に治癒はしないと考えてください。
まず、今の発作を鎮めること。
それがうまくいったら、発作の頻度を少なくしていくこと。
長期戦です。

3.
さすがにこれはわかりません。
主治医の考えと思います。
続きは6で。

4.
ステロイドは気管支喘息に大変良く効きます。
このサイトでも、ステロイドの心配をされる質問がたびたびあります。
確かに発作時には命を救うため注射や内服のステロイドを使いますが、日常の発作予防のコントロールなら吸入タイプが昨近大変に発達しています。
おそらく主治医はそれを提案するでしょう。
ネットではステロイドの副作用の恐ろしさばかり誇張していますが、吸入タイプなら心配しないでください。
期待できる効果の方がはるかに大きいです。
http://www6.ocn.ne.jp/~miyagawa/adoair.html
使わないことで妹さんの将来をつぶす必要はありません。
処方は患者の許可など必要ありません。
医師が処方するだけ。
ただし患者は拒むことはできます。
その場合は最悪、治療拒否として転院させられる可能性があります。

ステロイドについては、私の過去の回答をご覧ください。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8187350.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8196138.html
私は医療関係者ではなく素人の患者ですが、それなりの教育を受けて実体験に基づいた考えと受けとってください。
ただし、無理に他人に考えを押しつけるつもりはありません。

5.
いわゆるポケットタイプのハンドネブライザーと呼ばれるものです。
今使っているベネトリンは少し古いタイプの薬ですね。
交感神経を刺激し、気管支を拡張側へと誘導する薬ですが、べネの場合は選択性が無いので他の交感神経まで刺激してしまいがちです。
私も悩まされたのは、手の震え(しんせん、と言うようです)と、心拍数の急上昇。
たぶん妹さんなら、メプチンエアーキッドという子供用のハンドスプレーが処方されそうです。
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/medicine/ …
これは同じ交感神経刺激剤ですが、選択性がありβ2系という気管支系の神経だけを選んで刺激してくれます。
とても賢い薬です。
吸入器を使うメリットは、生理食塩水などで「水増し」すること。

気管支喘息で大切なのは、水分を取り痰が動きやすくすること。
気管支内へ直接水分を当てますので、ベネトリンの拡張効果と相まって痰がとても出やすくなります。
スプレーでは水分は補給されません。
それと、ハンドネブの欠点は、手頃ゆえに多用してしまいがちなこと。
本来であれば病院へ行くほどの発作なのに、ハンドネブを使えばその場で楽になってしまいます。
これで初期の治療の機会を遅らせて、発作を重篤化させてしまう恐れがあります。
妹さんには、日頃から十分に水分を摂るようお話しし、ハンドネブを使ったら時間と回数を教えるように伝えてください。

6.
アトピーがいそうについて。
私はアトピー体質ではないので実体験ではお話しできませんが、おそらく主治医はこれを考えているのでしょう。
そのため、まだ気管支喘息と決めつけないでいるんじゃないですか?
要は、身体が過敏に反応してしまうようですね。
でもアレルギーでも同じようなことが起きるんですよ。
たとえば、私はハウスダストなどアレルギーの反応をする抗体がありません。
ですがIgEはそこそこ高く、気管が過敏すぎて水蒸気でも気管支の狭窄を起こす、と言われました。

病名にこだわる必要はないと思いますが、病名が特定できないと最短の治療が期待できない、というジレンマがありますね。
早い瓦解をお祈りしています。
お大事に。

最後に。
もし喘息と診断されたら、こちらのサイトをご覧ください。
役に立つ情報があると思います。
日本で最大かつ最古の喘息の患者会組織です。
代表の医師は、かつて喘息大学を主催していました。
http://www.wakabakai.org/index.html
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この回答へのお礼

分かりやすくまとまったご回答ありがとうございます
喘鳴は咳が出ていない時でも聞けるのですね。診察時には咳が出ていない為、見落とされている点がないか不安でしたが安心しました。またそのメカニズムについても教えて下さってありがとうございます。
妹も同じくムコダインの効果をあまり得られていない感じがします、もともと痰を出すのが苦手のようで、それが心配で、痰を出す作用にも期待したのですが・・・
水分補給をしっかり心がけようと思います
キプレスは申し訳ありません、キプレスチュアブルというお薬の間違いでした。こちらは気管支を拡げるお薬と説明には記載されていたのですが、調べてみると発作時ではなく予防のほうのお薬なのですね。
ホクナリンテープですが、就寝時、一度はりかえるのを忘れてしまった日がありまして、その時に普段より強い咳が出ていて
もしかしたらテープの効き目で抑えられていたのかなと
回答を読みながら思いました
ステロイドは発作予防や発作時、錠剤や注射や吸入と色々な用途で使い方があるのですね。
もし喘息でしたら発作予防にしっかり取り組みたいので吸入ステロイドの効果や安全性について聞く事ができて幸いです。貼って頂いた記事も参考にさせていただきます
ハンドスプレーについても詳しいご説明ありがとうございます。
私もべネトリンの副作用の説明を見て少し不安に感じていたのですが
今はそんな賢いお薬があるんですね!
ハンドスプレーは多用したり受診しない事が重篤になる原因だったのですね。
お薬そのものの問題でないと分かり安心しました
吸入のメリットも教えていただきよく理解できました。
本当に水分って大切なんですね
アトピーがいそうについてもありがとうございます。
水蒸気でもというのは驚きました。喘息はハウスダストなどアレルゲンだけではないのですね
文章に記載していない心情なども思慮深く汲み取ってくださりありがとうございます。
ここ2日間、少し症状が軽くなってきています
雨が続き湿度が高い為か、お薬の効果かは、たまたま?なのか判断できませんが、色々と教えていただいた事によって気持ちが軽くなり、どういったところに注視すればよいかの参考になりました
長年の喘息と向き合って大変苦しい時も経験されてこられたことと思いますが、豊富な経験と楽手によるお知恵を授けてくださって本当にありがとうございます。

お礼日時:2013/09/02 20:42

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