プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

小学校5年生の娘がいます。

娘の周りでカゲロウデイズがとても流行っていて、娘もとても大好きです。

以前私がYouTubeで見た動画が、何度も何度も人が死ぬという
残虐なものだったのですが、カゲロウデイズの小説は子どもに悪い影響を
与えるような内容なのでしょうか?
他にも流血系が多かったと思います。

娘が小説を欲しがっているのですが、買い与えても問題ないような内容でしょうか?

レビューをみても、ディテールまでよくわかりません。

意見をお聞かせいただけると助かります。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

私は『カゲロウデイズ』については無知ですので、映像とか、そういう作品が人間心理に与える影響という心理学とかの部分での話をしたいと思います。



よく、暴力的な映像を見ると、その人の攻撃性が増す、なんていう文章がメディアに載ります。
これは、「間違い」ではありません。ところが、「正しい」とも言えないのです。
というのは、「一般的な言葉」と「学術用語」が混同されてしまっているからです。

心理学などの研究における「攻撃性が増す」というような言葉というのは、本当に些細な行動も含めて計測します。
例えば、不良が格好良く活躍するようなドラマや映画などを見た人が、その不良のような乱暴な物言いをしたのであれば、それも「攻撃性が増した」という風になるのです。
ところが、いくら、不良の真似事をしたところで、本当に怖い人だとかを前にすると、そんな言葉遣いなどはできなくなる人がほとんどでしょう。つまり、攻撃性が増す、ということはいえるが、それだけで人間性が全く変わってしまうなんてことはあり得ないのです。
普通に考えれば、それは当然ですよね。テレビやら漫画やら、小説やら、その描写だけで他の環境関係なく人間性が変わってしまうのであれば、洗脳なんて簡単に出来ます。テレビで「お行儀よくしましょう」とか流しておけば、犯罪は撲滅できているはずです。それが無理なのはご存知の通りです。
メディアの影響により、他の環境関係なく人間性が変わってしまう、という説を心理学の世界では「協力効果論」と呼びます。そして、この「協力効果論」というのは、完全に否定されています。


そして、さらに問題になるのは「悪影響とは何か?」という点です。
こういう話が出るとき、よく注目されるのは人が死ぬとか、血が飛び散るとか、そういう描写のある作品です。例えば、『アンパンマン』と『名探偵コナン』で、どちらが「攻撃性が増すと思うか?」と質問をすると、『名探偵コナン』と考える人が圧倒的に多くなります。
ところが、実際には、そうとも言えないのです。『アンパンマン』の方が攻撃性を高めることもあるのです。
というのは、攻撃性の増減には、物語の中身そのものが影響するためです。
『アンパンマン』の物語というのは、基本的にバイキンマンが悪さをして、それをアンパンマンがやっつける、という形を取っています。つまり、勧善懲悪の物語です。
一方、『名探偵コナン』の場合、事件を起こした犯人の作ったトリックをコナンが見破り、犯人を捕まえる、という話です。ところが、こちらの場合、犯人が必ずしも悪人である、とは限りません。被害者が実は悪党で、犯人は、悩みながらも事件を起こす、なんていう話が多くあります。

『アンパンマン』のような勧善懲悪の話、というのは、「正義のためであれば、暴力を振るうことも許される」という意味づけがされます。一方、『名探偵コナン』の先に述べたような話の場合、そこまで単純にはいえなくなります。
その結果、『アンパンマン』の方が「正義のためなら暴力を振るうことも許される」となって攻撃性がより高まってしまうことがある、というわけです。

勿論、先に書いたように「攻撃性が高まる」といっても、それだけで人間性が変わってしまうような影響力はありません。
また、攻撃性が高まったとしても、「ルール違反をしている人に注意をする」なんていうような形でそれが発揮されるのであれば、問題はないはずです。攻撃性が高まること、それ自体が悪とも言い切れないのです。


そういう意味で、攻撃性が高まる、としても、悪影響とは一概に言えないし、質問者様が考える「悪い」兆候が見えたら、質問者様が注意をするなどすれば良いのです。そちらの方が影響力は余程高いのですから。
ですので、そこまで心配することはないと思います。
また、何でしたら、質問者様も読んでみて、娘さんと話をするきっかけにすればよいのではないでしょうか? むしろ、コミュニケーションの機械を作るチャンスではないかと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご回答ありがとうございました。

なかなか興味深く読ませていただきました。

そうですね、私も一緒に読んでみて、感想を言い合ったりするのも面白いですね。

娘の今持っている「価値観」もわかるチャンスですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/20 00:34

何度も人が死ぬということですが、それは多分


「カゲロウデイズ」という曲のPVをご覧になられたのだと思います。

確かにあれは、初見では相当な衝撃だと思います。
でも、勘違いしないで頂きたいのですが、そもそも
カゲロウデイズとは、その曲だけではありません。

「カゲロウデイズ」含め、十数曲ものシリーズ楽曲を
総称してカゲロウプロジェクトと呼びます。

それに詳細なキャラ設定、世界観などを加え、
ストーリーを構築したものが、カゲロウデイズの小説・マンガです。

「カゲロウデイズ」の曲はちょっと残酷な感じがするかもしれませんが、
他の曲には、あまりそういった類のものはありません。

私はマンガ版を持っていますが、問題のあるようなシーンは
ありませんよw(今のところは…ですが。)


というか、子供に悪影響が出るかもしれないから、与えないというのは
間違っていると思います。
ゲームやマンガで残虐なシーンを見たからといって、すぐに現実と
混同なんてしませんよ。子供はそこまでバカじゃないです。

時々ニュースで、そういう本物のバカが報道されてるから
心配になるのでしょうが、だからといって最初から目に触れさせないよう
遠ざけるのは、違うと思います。

大事なのは、そういうものを見ても、それは想像の世界なのであって、
現実でやってはいけないのだと、きちんと分からせることでしょう?

架空の世界と現実世界の区別がはっきりとつけられる子になるよう
教育すれば、何の心配も問題もないはずですよ?
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご回答ありがとうございました。

カゲロウプロジェクトのことをよく知らなかったので助かりました。

確かに自分の子どもの頃を思い出すと、ハマる時期もあるけども、それは架空のお話であることはわかっていたことを思い出しました。

ちょっと娘と周りのお友達がハマりすぎてて心配になったのです。
はじめての子どもなので、愛する子どもを神経質なくらい心配するのはよくある話ですよww

ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/20 00:30

こんばんわ



小説ならば、そんなに気にすることはなく、
漫画ほど影響は無いと感じます。

漫画の絵だとグロさや残酷さがモロに目に
入りますが、小説だとあくまで頭の中で想像する
範囲のものなので。

それに、「あなたにはまだ早い」と言っても、
子供は興味持っちゃうと友達から
借りたりすることも出来るので、
遅かれ早かれ目にするとは思います。

いつの時代も、親(自分たち)が少年少女だった時よりも
多少なりとも刺激的な物が目に入りやすいんです。
自分たちも子供だったとき、親から
「ファミコンは目に悪い」、「マンガなんて悪影響だ」と
言われましたが、そんなに悪い物ではなかったハズです。
だから、そんなに心配されなくても良いのではないでしょうか。

漫画の派生かもしれませんが、早めに活字に触れることは
とても、いいことだと思いますよ。

では、参考までに。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
そうなんですよね、実は友達間で貸し借りしているみたいなんですよね。

そういえば私が子供の頃、母が漫画は頭が悪くなると言って全部捨ててしまったのを思い出しました。

それでも友達の家に行けば漫画は読んでましたね!

子どもの好みの個性を尊重して、与えてもいいのかもしれないですね…

ありがとうございます。

お礼日時:2013/11/05 01:50

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