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小笠原の西島付近に誕生した新しい島のニュースを見て思ったんですが、もし領海外、公海上で新しい島を発見した場合、誰の所有物になるのでしょうか。

もし最初の発見者や、最初の上陸者に所有権が与えられるとしたら、同時発見した国同士の紛争の原因になったりしますか?

日本と中国or韓国で同時発見したら、島を挟んで睨み合いになったりしますか?

A 回答 (4件)

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0 …
より抜粋。

I 領土の帰属に関する国際法
ある領域は、領域権原を有する国家に帰属する。領域権原とは、国家が特定の地域について、領域主権を有効に行使することができるような原因ないし根拠となる事実をいう。国家が領域権原を取得する方式として、伝統的に、先占、添付、割譲、併合、征服、時効が認められてきた。

1 先占の理論
先占とは、国家が、無主地、すなわちいずれの国家領域にも属していない地域を、領有意思をもって実効的に占有することをいう。
領有の意思は通常、当該地域を自国領土に編入することの宣言や、他国への通告によって表示される。しかし、通説によれば、宣言や通告は、領有意思を示すための絶対的な要件ではない。具体的な国家活動や関連事実から、その意思が推定されるからである。
実効的な占有とは、言い換えれば、領有の意思の存在を立証する具体的な国家活動である。今日では、土地の現実的使用や定住といった物理的占有までは必要とされず、支配権の確立という社会的占有で足りるとされている。

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>日本と中国or韓国で同時発見したら、島を挟んで睨み合いになったりしますか?

「発見だけ」じゃ「先占」は出来ません。

発見の事実を本国に報告し、本国政府が、領有意思をもって実効的に占有しなければ「領有した」と言う事になりません。

なので「同時に発見した」のであれば「一刻も早く本国に報告する」と同時に「他国の発見者が本国に報告する前にぶっ殺す」必要があります。

例え発見したって、本国に報告出来なかったら「発見した事にならない」ですからね。

なので「発見と同時に殺し合いが始まるはず」です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

No2の方も書いているとおり本国への連絡は一瞬だと思います。

やはり結局「実力占有」でしょうか。そうすると新島出現の兆しを見つけた時点で近くの国の海軍などが急行するのでしょうか。

例えば中国or韓国だったら、軍隊が派遣されて他の国の軍が近づくのを牽制・排除すると思うのですが、日本の自衛隊の方が一歩早く着き、微妙に遅れて来た他国の軍隊が手を出してきたら交戦になってしまいそうですね・・・

お礼日時:2013/11/21 16:25

新島の場合は先有は関係ないと思いますよ。

あくまで発見者でしょう。
また、報告なんてあなた、今どき携帯電話すら衛星経由で瞬時にできるのですから問題になんかなりはしません。
同時発見は争いになるでしょうけど、それでいきなり武力衝突は、少なくとも日本近海ではないです。

それに、すでに
>小笠原諸島の西之島付近で、新しい島ができているのが確認された。
発見されていますから、俺のもん、w (いつまで浮いてるかな?)

西之島の500mだから公海でもないし、あまり仮定の話だと想定外の問題も有り得る。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

今回は明らかに日本の領海内だからいいですけど、例えば中国や韓国と線引きが揉めている微妙な位置だったら、場合によっては交戦になる場合もあり得ますよね。

お礼日時:2013/11/21 16:26

小笠原なら東京都。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

それはわかってるんですけど、領海の外や、中国・韓国と線引きで揉めている微妙な位置だったらどうなるかという趣旨の質問でした。

お礼日時:2013/11/21 16:28

日本の場合、EEZまで含めると、ときどき新島が発見されます。

大体、自衛隊の哨戒機が発見し、政府に報告することで、日本の領土として発表され、国際的に異論がでなければそのまま日本の領土となり、場所によってはEEZが広がります。

このときに、中国やロシアなどが先に発見したとなると、確かに問題になります。発見者が優先されるからです。

しかし、実際には特に太平洋側で日本以外の他国がこれらを発見する可能性はほとんどない、のです。
なぜなら、日本は自国の領海とEEZを見張るために絶えず哨戒機を出していますし、海上保安庁の船も自衛隊の艦船も周辺を哨戒行動しています。

また、地震計やその他のセンサーが太平洋の海底に張り巡らされており、地震などの状況から日本の哨戒機は現地に行って様子をみているのです。ですから、ニュースとしては新島発見まで流されませんが、実際には海底から噴煙が上がっているのを確認し、島ができる前から監視し続けているのです。

そして、その情報は近隣を航行する船舶や航空機などにも注意情報として常に流されているので、ようやく島の部分が出来上がったときに、すでに「日本の領土として誰も文句を言えない」というレベルまで認知されているのです。

これが実際の「占有」という状態であり、つまり自国領土であるから、その領土の状態(噴煙を上げる火山なのか、島の大きさはどのくらいなのか、周囲の海底の様子や海底の深さはどの程度まで変わって、船が座礁しないで安全に航行できるのはどの程度はなれた距離をとればよいのかなお)を細かく調べて責任ある情報を流し、船舶や航空機の安全を確保しているのです。

ですから、中国やロシアの船や飛行機がたまたま見つけても、航続距離の問題からずっと監視することはできないのです。

ということで、同じレベルまで他国が監視し、安全管理できるなら島の帰属について争いが出るでしょうが、事実上できないので、心配することはありません。
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この回答へのお礼

大変わかりやすいご回答ありがとうございました!

韓国に実効支配されている竹島近辺や、中国が海底資源を採掘してる所なんかを想像していたのですが、日本海側で噴火活動で突然島ができるような事は無いってことのようですね。

お礼日時:2013/11/21 21:38

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