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散歩中の引っ張りの躾にハーフチョーク首輪が役に立つと知ったのですが、何故役に立つのかがよく分かりません。
あの形にどのような理由があるのでしょうか?
便利なら買いたいのですが、首輪にしては値が張るため迷っています。

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

当家の三頭は全員ハーネスですが、友人宅のピットが使ってます。


(散歩はハーフチョーク+脱落防止に首輪のダブルです。リードの長さ調節でハーフチョークが基本。首輪は補助的な役割)
非日常の緊急事態が起こった時に女性には体力的に難しい犬なので、友人が風邪を引いたりという時に何度か散歩をしています。(とはいえニュートラルに入れた乗用車を軽く引くワンコですので、本気になると男性でも無理です。友人宅の場合、この本気にしないための道具がハーフチョークです)
トータル時間はそう多くはありませんが、使用感を交えて少々書かせて頂きます。

結論から先に書かせて頂くと、
『日常生活は無論、普段の散歩だって何の問題もないけれども、本能レベルで一度火が付くと猪突猛進。躾での制御を超越している部分があり、ここに一抹の不安が残る。火がつく前に「待ったらんかい!」という人間の意志を伝えて消化する』
こういったワンコの散歩には極めて有効だと感じます。


>あの形にどのような理由があるのでしょうか?

おそらくフルチョークから説明した方が解りやすいと思います。
例えが悪いですが、"首つり縄"がありますよね。
力を加えれば加えるだけ締まっていく。
これが『フルチョーク首輪』です。
(普通の首輪は、輪そのものが"締まる"ということはありませんよね)
当然ながら犬にリードの動き(人間の指令)が極めて強烈に伝わります。
ですが、締まるというのは使い方を間違えると非常にマズい訳です。
首が絞まるわけですから、使い方を間違うとこれは虐待になりますし、ワンコを攻撃的にしますから、温和しいワンコを態々攻撃的な犬に変化させることにもなりかねません。
指令を伝える面ではこの上なく効果的ですが、それだけ正しく使うにはハンドラーの技術が要求されます。
(あまり見かけないのは、これが理由だと思います)


では件の『ハーフチョーク』
これは(デザインは色々ですが)後ろのチェーン部分だけが締まるようになっていて、それ以上は締まりません。
(一番締まった状態が、犬の首と同じぐらいの太さになるようにサイズを選びます。縮まった状態=普通の首輪というのが解りやすいかと思います)
正しくは"締まる"というより、チェーンが引っ張られる分だけ犬の首に(軽い)ショックが伝わります。
同時にチャリッという金属音がしますので、犬に『ダメ!』の指令を送りやすいというのが、おおまかな利点です。


>便利なら買いたいのですが、

個人的な感想としては、利便性を求めるものじゃ無いですね。
使い方ですが、重要なのは『犬の行動を先読みして、今、まさに。次の瞬間には』というタイミングで指令を伝えることです。
利点としては『ダメ』という発声をするよりも、手の方がコンマ数秒速い。
こういう感じです。
また興奮の火が燃えさかろうとしている最中は、声よりも(首に伝わるショック)+(金属音)の方が気づきやすいというのも利点になります。

『今やっている行動はダメですよ』これで指令を送っても遅すぎてハーフチョークの意味を発揮することは出来ません。
どうして遅いかというと、『リードがゆるゆるの状態』でなくてはならないからです。
(リードが張った状態)=(チェーン部分が縮まっている)
要するにチェーンが縮まっていると、普通の首輪と同じ状態です。(正確にはちょっと違うのですが、同じという理解で良いかと思います)

一応書くと、引っ張った状態でも使う方法はあります。
『リードを緩めて引く』これを連続で行うというのが方法になります。
ガッガッガッと間髪入れずに数度やって、強制的に我に戻すという感じです。(力では無く音をたてるのが目的です)
ただ絶対に力でするのではなく、あくまで伝えるだけが目的という事を厳守しないと、この方法は気管に損傷を与えかねなく最悪不可逆の重篤な危険を伴います。
(正直、首回りが筋肉の鎧で固められたような犬でないと怖いです)


人間の言葉より速く、そして強く伝わる。
基本的に全く困ることはないのだが『違うぞ!』という気づきをワンコに鋭く伝える。
こういった用途を重要視するべきワンコには、とても良い首輪だと思います。

逆に言うと、攻撃性が元々ほとんどない、そして飼い主によって充分に抑制でき、また火が付く速度にも余裕がある(言葉で伝えることができるし間に合う)ならば犬に自由意志が持ちやすいハーネスの方が利点が多いと思います。
犬の欲する行動を人間が掴みやすいのがハーネスの利点です。
(欲する行動を飼い主が許すかどうかは、全くの別問題。犬の好き勝手にしている訳じゃありません。ハーネスで困るなら、それは道具の問題ではないという事です。保定しやすいという意味もありますが警察犬・軍用犬・救助犬も多くはハーネスです)

首輪は首にしますので(リード捌きで顔の向きごと変わる)自由が制限され、それだけ行動を欲する前に犬が停止する=犬がしようとした動きを掴みにくいという面があります。
利点もそのまま同じで、表裏一体です。
どれが良いかは、躾に対するスタンスと、犬の性格・個性と特色で選択されるのが良いのでは無いでしょうか。


道具は人間の補助にはなりますが、補助しか出来ません。
引っ張り癖に関しては、個人的にはアイコンタクトとリード捌きを優先すべきかと思います。
リーダーウォークに関しては躾に対するスタンス次第ですが、個人的に必要性は感じませんし教えなくて困ったこともありません。

情緒が安定して、過度の興奮をせず、また興奮を抑えられる飼い主。
飼い主を尊敬して不安の無く落ち着いた状態。
まずはコレに最大限注視して、この環境にワンコをどっぷりと浸らせてください。
(友人のピットもリーダーウォークは教えられていませんが、ここがしっかりしているので、飼い主が託した私との散歩も楽しくやってくれます)
ワンコが自らアイコンタクトを求めるならば、それで引っ張り癖は起こりませんし、環境変化により何らかの問題が出てもワンコを正しく導けます。

ではでは、eofojtさんと愛犬の幸せな日々をお祈りしつつ失礼させて頂きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。m(_ _)m
詳しい情報、参考になりました。
今の首輪で頑張ってみたいと思います。

お礼日時:2013/12/03 05:07

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