プロが教えるわが家の防犯対策術!

36歳の姉が1月に交通事故で下半身に重症を負い、右足は大腿部から切断。左足も下腿両骨骨幹部開放粉砕骨折でプレートによる骨接合と、骨欠損があった為に左腸骨からの骨移植も同時に行いました。術中に皮膚の一部が壊死している事が判明し2週間後に左大腿部からの植皮手術を受けましたが生着せず、陰圧療法を試している間にMRSAに感染しました。
次に予定されていた皮弁手術と同時にMRSAに感染している部分を削り洗浄もしました。皮弁手術は成功し傷そのものの経過は順調ですが、MRSA感染があった為に手術当日の夜から朝夕2回バンコマイシンとホスミシンの点滴を始め、そのまま2週間点滴を続けた後に創部の組織検査をした結果MRSAが検出されなかった為点滴をやめると3日後に再び高熱が出たので同じ抗生剤の点滴を開始しました。しかし、昨日の朝からはザイボックス(骨の中にまでも効力が届き易いという理由で)に替わりました。
昨日(4月1日)の主治医からの説明では、組織検査をしたが創部にはMRSAは居らずレントゲン写真を見る限り慢性骨髄炎だと思われる。もし敗血症の症状が出てきた場合は即刻切断する必要がある(MRIを撮ってみないとハッキリとは言えないが膝上からの切断になる可能性もある)という内容でした。又、切断しないとしてもMRSAが骨に感染している場合はその部分の骨を切る必要があり、プレートも交換しなければならないので、いずれにしても近々手術する必要がある。左足を温存するにしても、今後何度も手術する必要があり、治療そのものにも1年位、その後のリハビリ(左足)にも1年位かかる。それでも最終的にMRSAを完全に撃退できるかどうかも、左足が機能するかどうかもわからないとも言われました。
今後の選択肢としては、(1)切断して出来る限り早期にリハビリを開始する。(2)左足を温存するべく手術を重ねる。しかし最終的に切断という可能性もある。(3)創外固定器を使用しての治療。(4)一切メスを入れず、毎日水道水で洗浄してフィルムで覆うという湿潤治療を施す(経口薬を一生飲み続ける必要があり、皮膚の色素沈着や抜け毛等の副作用がある)。の4つだという事でした。
両足切断は避けたいですが、姉の様な場合はいっそ切断して早期にリハビリを始めた方が良いのでしょうか(受傷から3ヶ月、全身麻酔での大手術を何度も受け、その度に抗生剤の点滴をしつつ安静にするという繰り返しでどんどん身体が弱ってきています。更にMRSA起因の骨髄炎まで発症してしまったので常に敗血症になるのではという不安を抱えています)。
又、家族から遠い病院に入院しているので出来るだけ早く家族が通える範囲の病院に転院させたいのですが、今の姉の状態で飛行機を乗り継いで半日かけて移動するというのは危険なのでしょうか(抗生剤の点滴をしており、左足は曲げられず、導尿もしています)。
整形外科の専門家からの的確なアドバイスを頂戴致したく、宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (4件)

イリザロフ創外固定器で治療するメリットとしては、感染している部位に人工物を入れずに強固な固定ができるというところだと思います。

そのため、偽関節の治療中でも荷重できるかもしれません。荷重することで、尖足拘縮や骨萎縮を予防できる可能性があります。
足関節の尖足拘縮が起こると、骨がついたとしても歩行に大きな障害を残す可能性がありますので、それを予防するのは非常に重要です。

骨髄炎を治療するためには骨の感染している部分をする必要がありますが、そうすると骨の欠損部分ができます。オーソドックスな方法としては、抗生剤入りのセメントスペーサーをいれて2~3ケ月かけて感染を落ち着かせてた後に骨移植を行うという方法ですが、創外固定器を用いれば、bone transport法(健常部で骨延長を行い、骨欠損を寄せていく)というような特殊な方法を行うこともできます。骨欠損部を短縮させて骨をつけるというのも一手かもしれません。

感染性偽関節の治療は、医師、看護師ともに大変な労力を要する上に、病棟運営上もかなり問題になるので、転院先はかなり見つかりにくいかもしれません。医師同士が大学の医局などを通して知り合いである、病院同士に強い結びつきがあるなどが、解決の糸口になるかもしれません。担当の先生とよく相談して下さい。お大事にして下さい。
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この回答へのお礼

転院先探しに明け暮れており、お礼を申し上げるのが大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
honegon様のご回答を参考に、知人のつてをお借りしてイリザロフ創外固定法での治療を行っている病院に受け入れて頂けることになりました。
転院先での治療が始まれば、また質問させて頂きたいことが出てくるかも知れません。その時はまた宜しくお願いします。
そう簡単にセカンドオピニオンを受けられる訳でもありませんし、主治医以外の整形外科医の方のご回答が頂けて本当に助かりました。有難うございました。

お礼日時:2014/04/17 21:06

今と同じクラスの病院が近くにあるなら、、、、。



事故ですか、、、保険やさんが承認、今の医師の承認、先の病院の承認が得られるなら、、、。

話を聞けば、、、できれば、、、同じ足に長さで、揃えた方が、、、生活しやすいと思います。

無理に温存させることで、苦痛の継続、手術の継続、mrsaの脅威、、、生命キキを、残すことになるでしょう。

人生は決断の繰り返しです。家族の方、、、しっかり決断して、、、無理であろうと、、、通える範囲の病院に移す、

これはできるだけ早い方が良いでショウ。

これから、さらに、、人生をやり直すほどの苦しいリハビリが始まります。家族が通えてこそ、、やり抜けるリハビリでは、、、。

私なら、迷わず決断、、、同じ長さにしてくれトイイマス。どうせ何年も、この先かかるでしょう、、、。

遠い将来、治療終了、、、保険屋さんとコウショウジは、弁護士をいれることを進めます、、、、。沢山、慰謝料をとりましょうね。

この回答への補足

yasuto07さんのおっしゃるように温存すれば常にMRSAの脅威がつきまとう事になるのではないかという懸念はあります。しかし、片足を失うのと両足とも失うのとではこの先の生活を考えると雲泥の差だと思いますので、温存することでのリスクも十分に理解した上で決断しようと思います。
転院先は治療のことを優先して遠方の病院も検討していますが、yasuto07さんんのおっしゃる通りこの先のリハビリは本当に苦しいものになると思いますので、やはり家族が通える範囲の病院で検討すべきなのかも知れません。
尚、まだまだ先の話ですが保険会社との交渉時には弁護士に依頼するつもりにしています。

補足日時:2014/04/03 20:57
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この回答へのお礼

yasuto07様、深夜にも関わらず早々のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/03 20:00

高度な治療が必要な状態なので、家族が通える範囲の病院に転院させるという段階ではないと思います。



左下肢を温存できれば、松葉杖で歩行できるようになれるかもしれませんので、治療期間を短くするために切断するというのはあまりよくないと思います。ただし、お姉様の状態を見られるわけではないので、ここでは適切なアドバイスはできません。

担当の先生とよく相談して下さい。

この回答への補足

昨日の質問文には家族の利便性を考えて「家族が通える範囲の病院に転院させたい」という誤解を招くような書き方をしてしまいましたが、姉はかなりの僻地で就職し、そこで事故に遭い入院しておりますので、近隣では一番大きな病院ですが必ずしも高度な治療を受けられるという訳ではないようです。
質問文には創外固定器を使用しての治療も主治医から挙げられた選択肢として書いてしまいましたが、実際は姉が質問して初めて出てきた言葉だそうです。主治医も知識としてしかご存知ないそうで、現在入院している病院では対応していないとの事でした。
honegon様もおっしゃっている通り左下肢を温存できれば松葉杖で歩行できるようになる可能性が残りますので本人を含め家族で相談した結果、イリザロフ法での治療を行っている病院への転院をを検討することになりました。
インターネットで得た知識ですが、イリザロフ法では姉の様な交通事故外傷による骨欠損・骨髄炎を伴う難治性骨折でも治療の対象となるようです。動画で創外固定器を装着した状態で歩行リハビリをしておられる様子も見ました。もし左足に創外固定器を装着したまま徐々にでも右足のリハビリを始められるのならベッドに寝たきりということにもならず筋力の衰えという面ではマシなのではないかと思っています。
ただ、MRSA感染のことがありますのでそう簡単にはいかないのではないかとも思っています。
それでも主治医から挙げられた選択肢(2)のプレート交換→MRSA再発→プレート交換→骨癒合不全の為骨移植・・・。という様に手術を重ねるよりはまだ良いのではないかと思っています(主治医も決してこの選択肢を薦めてはいません)。
とはいえ、イリザロフ法にも限界があると思いますし、メリット、デメリット、リスク等詳細をご教授頂ければとても有難いです。

補足日時:2014/04/03 20:23
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この回答へのお礼

honegon様、深夜にも関わらず早々のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/03 19:59

現状では、転院もできないと思ってください。


医師と納得できるまで、相談してください。

セカンドオピニオンを受けると言う手もあります。
http://www.2og.jp/kiso.html
http://www.2-opinion.net/html/2ndop.htm

この回答への補足

家族で相談した結果、イリザロフ法での治療を行える病院への転院を検討することになりました(現在入院中の病院はイリザロフ法による治療は行っていません)。しかし、どうしても転院出来ない場合にはセカンドオピニオンを受けようと考えています。

補足日時:2014/04/03 20:29
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この回答へのお礼

rokutaro36様、深夜にも関わらず早々のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/03 19:54

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