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神話と旧約聖書の創世記について調べています。

聖書の神以外で、一神教である神話や宗教を知っていたら教えて下さい。

A 回答 (4件)

No.2です


わざわざお礼を記入頂きありがとうございます。
補足とお礼に追加のご説明とご質問がありましたので説明させて頂きます。

>中国の「天」という概念について、その詳細を何か知っていたら教えて下さい。
拙い説明よりも以下のサイトの説明のほうが簡略で分かり易いかと思います。

天 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/天

テングリ - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/テングリ
このサイトの説明の中にユーラシア大陸の遊牧民の中に認められる考え方であるとの趣旨の説明が簡単に述べられています。

>アブラハムの宗教以外に一神教(monotheism)である宗教や神話が存在するかどうか、ということです。
現在形で書かれておられますが、存在したか否かという過去形でもよろしいでしょうか?

過去形でもよろしければ、
旧約聖書によると、族長アブラハム(紀元前17世紀?)がメソポタミアのウルの地からカナンの地を目指して出発したことによりイスラエルの歴史がはじまるとされています。
ここで注意する必要がありますのが、旧約聖書の創世記をだれが書いたのかということです。
さらに、それを書いた人が考え出したのか、それ以前に元となる考え方(宗教)があったのか、ということです。
旧約聖書にはE、D、J、Pの四種の原文(資料)があるとされています。
各々記述に違いがあることが知られています。
なぜこのような違いが生じているのか、各資料のもとになったもの(宗教)は何かということになります。
詳しくは、下記の書籍をご参照ください 

バベルの謎 ヤハウエストの冒険 長谷川三千子 中公文庫

上記書籍の2.「律令」とユダヤ教、3.作者たち、4.本当のでだし、の各章に書かています。

キリスト教と限定せずに一神教という括りで議論をして過去にさかのぼりますと、メソポタミヤ文明にまで遡ります。
メソポタミア神話は、現存する中では世界最古の神話文書とされています。
その伝承は現在まで直接伝わることなく、ほぼキリスト教が発生したころに断絶したと考えられています。
この神話のどの部分ががどのような経緯でキリスト教へと発展したのかを調べる必要がでてきてしまいます。

薀蓄は別として聖書以外にも、唯一絶対なるものを信じた民族による神話や宗教は複数存在していた、と考えるほうが自然かと思います。
一方で「宗教」という言葉をキリスト教圏での定義のように、聖典の有無を必要条件としますと、史料が発見されていない以上存在は不明である、というこにもなるかと思います。
注)学術用語としての「宗教」とキリスト教圏での神学用語としての「宗教」は範囲が異なります。

蛇足
一神教の理念と、最高神、創世神や浄土真宗のような信徒が選択してそれのみを信仰する宗教などと混同されないように注意して下さい。
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人類最古の一神教はエジプトのアテン信仰といわれています。


旧約聖書の唯一神も、起源はアテン神であるとの説もあります。
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No.1の回答者さんへのお礼を見て書かせていただきます。


>旧約聖書との関係を調べているので、少なくとも紀元前においては他に一神教はないと考えていいということですね。
旧約聖書のもとになったユダヤ教は新約聖書から定められた紀元よりも古いのではありませんでしょうか?

一神教を、唯一絶対なるものを信じる、と考えれば中国の「天」という概念が相当します。
概念としては「エホバ」「ヤハウエ」と共通します。
ユダヤ教やキリスト教のように人格化していないだけです。
「天命」というものを中国では王朝の正当性のよりどころとしていました。
「革命」は天命が変わる、天命が革まる、という意味です。

儒教というのは宗教です。
日本儒教は本来の儒教から宗教的な部分を切り離して、箴言、警句だけを取り出したものです。
本来の儒教は「天」と祖先崇拝が融合したものです。
儒教の祖先崇拝の部分とインド仏教が融合したものが中国仏教です。
この中国仏教と神道が融合したものが日本仏教です。
位牌というのは儒教から流用したものです。
インド仏教にはお墓も位牌もありません。

歴史民俗学などの世界では、唯一絶対なるものを信じるのは、北部ユーラシア大陸一帯に広く分布していた考え方であったのではないのかと考えられています。
残念ながら文字史料が残っていないために検証作業が進んでいません。
考古学の力を借りる必要がありますが、調査が進んでいません。

この回答への補足

旧約聖書という表現が誤解を生んだかも知れませんが、質問の意図はユダヤ教・イスラム教・キリスト教のいわゆるアブラハムの宗教以外に一神教(monotheism)である宗教や神話が存在するかどうか、ということです。

補足日時:2014/05/06 22:36
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この回答へのお礼

中国の「天」という概念について、ありがとうございます。その詳細を何か知っていたら教えて下さい。

お礼日時:2014/05/06 22:38

セム的一神教って言うらしいですね。

ユダヤ教が成立する前のプレユダヤ教を含め、これらは1系統と見なすことができますが、それ以外では無かったと記憶しています。

ただ、米国の新興宗教などでUFOを信じたり何たら星雲(の宇宙人?)を信じたりも、ちゃんと調べたらベースは一神教である可能性は高いのではないかと思います。


また wiki にあるように、一神教の意味を広くしてしまうと、多く当てはまりそうです。たとえば、ナム阿弥陀仏も一神教に成りえそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E7%A5%9E% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。旧約聖書との関係を調べているので、少なくとも紀元前においては他に一神教はないと考えていいということですね。

お礼日時:2014/05/05 06:14

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