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「九州横断特急」、「はやとの風」、「指宿のたまて箱」、「山幸海幸」、「A列車で行こう」などJR九州の気動車特急の前面にはワンマンの表示が付いていますが、有料の特急列車なのになぜワンマン列車なのでしょうか?
ワンマンだからと言って運転士が運賃を集めるという訳でもないし、しかも「指宿のたまて箱」や「A列車で行こう」は全車指定席なのに、ワンマンの表示があるなんて、全くおかしいです。そもそもワンマン列車のJR特急であることが間違っていると思いますが、何のためにワンマン運転を行っているのでしょうか?

A 回答 (7件)

こんにちは、No.4です。



>他のJRではローカル線の短編成の特急列車でも車掌が乗っていますが、なぜJR九州はそれを廃止したのでしょうか?

最後の一節の、

>仕事量の配分見直しによる、安全確保と旅客接遇の両立

この一言に尽きます。
客室乗務員、列車防護要員ではありませんが運転士に協力して非常時の避難誘導や旅客救護は出来ます。

他所の会社と何が違うか、
○列車を動かすのに必要な作業、その分配を変えた。
○接客要素を増やすことで、特急の魅力を上げる。
この二点になります。

特急は速く走るモノですが、JR九州のこれらの特急は決して速い特急ではありません。
ローカル線に来てもらう為、走らせている列車です。

速くない特急に特急料金を払って乗ってもらうには、その移動時間の質を上げる必要が出てきます。その為には、接客の質を上げなければ成立しません。しかし、ローカル線。人件費にはお金は掛けられません。
その答えが「ワンマン運転」を応用した、このスタイルなのです。

JR九州の「ワンマン特急」何を第一にするかの問題ですから、他所の会社でもマネする事は出来るかも知れません。
しかし、理屈と営業は別です。
良い悪い、オカシイオカシクナイでは無いのです。
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この回答へのお礼

ローカル線の観光特急に強いJR九州では、接客の質を上げた分、人件費削減としてワンマンにしたのですね。
補足質問の回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/05 18:11

JR九州特有の事情もありますよ。



初めてのワンマン運転の特急は九州横断特急でした。
この列車の設定初日は2004年3月13日です。
この日がどういう日かというと、九州新幹線の部分開業の日です。
その前日2004年3月12日までは博多―西鹿児島間を特急「つばめ」が結んでおり、
このつばめにはビュッフェが連結されるなどの車内サービスがあり、
そのために「つばめレディ」というパーサーが乗務していました。
九州新幹線部分開業と同時に、特急つばめは廃止(新幹線「つばめ」と特急「つばめリレー」に系統分離)され、同時に車内サービスも廃止となります。

このままでは「つばめレディ」は職にあぶれてしまう、その対策もあったものと思われます。
初日の九州横断特急に乗車しましたが、客室乗務員の制服は前日に「つばめ」で見たつばめレディそのものだったのを記憶しています。
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車掌は、運転業務に従事するものとして、特別な教育が必要となるほか、鉄道事業者は車掌に対して、運転適性などの検査をして、有資格者であるかどうかを確認しなくてはなりません。



鉄道に関する技術上の基準を定める省令
(係員の教育及び訓練等)
第十条  鉄道事業者は、列車等の運転に直接関係する作業を行う係員並びに施設及び車両の保守その他これに類する作業を行う係員に対し、作業を行うのに必要な知識及び技能を保有するよう、教育及び訓練を行わなければならない。
2  鉄道事業者は、列車等の運転に直接関係する作業を行う係員が作業を行うのに必要な適性、知識及び技能を保有していることを確かめた後でなければその作業を行わせてはならない。
3  鉄道事業者は、列車等の運転に直接関係する作業を行う係員が知識及び技能を十分に発揮できない状態にあると認めるときは、その作業を行わせてはならない。



運転業務に従事しない客室乗務員であればこれらの規制は関係ありませんので教育する必要もありませんし、検査費用などのコストもかかりません。なので、JR九州では運転業務は運転士のみが行うワンマン運転とし、車内の接客対応として、客室乗務員を乗務させています。このほうが、列車の運転にかかる費用が安くなるからです。
ほかのJRはまだそこまでの踏ん切りが付いていない、ということになります。ワンマン運転というのは、運転士に対して車掌業務に関する責任も追加するようなものですので、コスト低減を狙うか、運転士のESを狙うか、といった点で、様々な考えがそれぞれのJRにあるためです。JR九州はそこまでしないと利益を出せない路線ばかりだ、という言い方もできます。


なお、客室乗務員は乗務員と呼ばれますが、運転扱いはできませんので、どちらかというとパーサーというか車内販売員というか、そういう感じです。
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この回答へのお礼

詳しく回答していただきありがとうございました。

お礼日時:2014/05/05 18:14

こんばんは。


他社ではありますが、電車運転士をしております。

>ワンマンだからと言って運転士が運賃を集めるという訳でもないし、しかも「指宿のたまて箱」や「A列車で行こう」は全車指定席なのに、ワンマンの表示があるなんて、全くおかしいです。

オカシイかどうかは人それぞれなのですが、
これら「ワンマン」と表示されている特急、担当している乗務員は運転士1人だけではなく、旅客接遇を担当する客室乗務員が乗務しています。
乗務員そのものは1人ではありません。

何故、2人以上乗務しているのに「ワンマン」なのか?
そこが質問者様の疑問であり、今回のご質問の本質になると思います。

運転業務は運転士1人で行い、もう一人の乗務員は旅客接遇専門という意味になります。

車掌の第一の仕事は、旅客接遇では無く列車防護です。
具体的には事故を防止する事であり、残念ながら起きてしまった事故の処置を行う事です。
礼節以上に安全が優先されるのは、質問者様もご理解頂けるかと思います。
ローカル線ゆえ、収益の面から配置出来る乗務員の数にも限りがあります。
しかし、「特急」ゆえ、旅客接遇も疎かに出来ません。

ローカル線の各駅停車などで行われている「ワンマン運転」、輸送量の少なさから1両~2両で運行しています。
そういう環境を踏まえ、運転士1人でも差し支えなく列車防護も行えるように改造されています。
それを応用したモノになります。

これら九州で走る「ワンマン特急」、編成が短いことから分かる通り、
ドア扱いなども運転士が行うようにし、その分負担が減った車掌が、客室乗務員という形で乗務する事で旅客接遇に専念する。そういう形にしました。

乗客が多く列車の編成がこれ以上長くなればワンマン運転では対応が難しくなってしまいますが、
質問者様の挙げられている路線の特急は、ローカル線で編成も短いですから可能なのです。

>何のためにワンマン運転を行っているのでしょうか?

仕事量の配分見直しによる、安全確保と旅客接遇の両立
・・・になります。

この回答への補足

他のJRではローカル線の短編成の特急列車でも車掌が乗っていますが、なぜJR九州はそれを廃止したのでしょうか?

補足日時:2014/05/04 21:25
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料金の必要な列車でワンマン運転をしてはならない規則もありませんし、間違っていません。


また、「ゆふ」「ゆふいんの森」は気動車特急ですがワンマン運転を行っていません。
つまり質問の前提が……ということです。
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人件費の削減です。

レチはあくまでも列車防護要員です。安全配慮がなされていれば、いる必要がありません。しかしながら、優等ですので、お客様サービスについては、車内レチが補っています。本務レチがいれば、それだけ優等料金も高くなります。国鉄解体時に多額の負債を抱えた各JRの中でも九州はアイデアが豊富で旅客収入を上げている優秀な会社だと思います。
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ドア扱いをする車掌が乗車していないというだけで、運転手のほかに、


客室乗務員が乗務していて、検札等も行われてます。

この回答への補足

それでは、なぜわざわざ車掌を乗車させないのでしょうか?

補足日時:2014/05/04 19:29
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