母親が直腸ガン(進行ガン)だと数ヶ月前に診断されました。
それから抗癌剤治療をして(普通だと抗癌剤治療は手術の後に行われると思いますが、先進的な医療を受けていて、手術の前後に抗癌剤治療をする予定でした)、ようやく手術前の抗癌剤治療が終わりました。
しかしあろうことか、母は手術を拒否しようかな、と言っています。
直腸ガンなので肛門を一部切り落とすことになり、QOLが低下するのは確かです。
さらに、一度人工肛門をつけて、その後しばらくして戻すという、二段階の手術をしなければいけないそうです。
そういったことから、拒否しようと考えていることです。
また、エドガーケイシーという心霊的な似非科学や、巷の三大手術を否定するような本を間に受けている様子です。
食生活や生活習慣を改善し、漢方の抗癌剤(なるものがあるらしい)を使えば治るだろうと思っているようです。
このように、西洋医学を否定するような考えを持つようになってしまったようです。
実は、母は看護師であるのにもかかわらず。
母をそういう考えに至らしめたのは、実際に抗癌剤治療で効果がでているというのも一つにあるように思います。
抗癌剤治療のおかげで、最初は見てわかるような大きさの癌だったものが、ほとんどわからなくなるくらいに小さくなったのです。
しかし、もしかすると、母は抗癌剤治療のおかげだとは思っていないのかもしれません。
(食生活の改善や、他の代替医療の効果だと思っているのかも)
再発のリスクを考えると、私は手術は絶対的に必要だと思っています。
(もし専門家の方で、この意見に反対する方がいらっしゃいましたら、出来るだけ科学的な根拠を示してくださいませ。英語の文献でも構いません。)
どうにかして母を説得したいと思っているのですが、一体どのようにすれば良いでしょうか。
事態は一刻を争います。どうか皆様の知恵を貸してくださいませ。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
シロウトですので専門的見地からのご回答でなくてすみません。
去る3/7、大腸検査で直腸に7cm近くの大きな癌が見つかり緊急入院、下血による貧血があったためすぐに手術が出来ず、先ずは点滴で貧血治療を10日間。
その後3/24に周囲のリンパ節含め直腸20cmを切除する開腹手術を受けました。
肛門から4cmのところに出来た低位癌だったため、術前の説明ではお母様と同じように一時的な人工肛門を作る可能性がある旨の説明を受けていましたが、最終的には開腹して決めるとの事で、結果人工肛門は着けずに済んでいます。
自分も術前の説明受けた時には、2度も同じような手術を受ける羽目になるかも知れないので不安でした。
なのでお母様のお気持ちがよく分かります。
ただ、父が持って来てくれた大腸がんについての本を何冊か読んだら、手術で切除出来れば完治率の高い癌だと分かって来たので、受けることに決めました。
人工肛門にならなくても、排便障害などの後遺症があるとの説明も受けていましたが、結果的には思っていたよりもずっと軽い症状でした。
事前説明ではしつこい頻便とか、便失禁もあるような話でしたが、失禁は一度もなく、頻便も多い時で1日12回くらい。患者さんのブログでは日に20回以上の方もあったりで、戦々恐々だったのですが、後遺症に関してはかなり個人差があるようです。
なのである意味賭けのようなところもありますが、自分は手術を受けてよかったです。
手術以外では、抗がん剤や放射線療法などの選択もあるかと思いますが、副作用のことを考えると手術の方が短時間で終わる分楽かもしれません。
また、抗がん剤ではがんを100%消すことが出来るか分かりませんし、民間療法なども、科学的に切除手術と同等の効果が認められているものはないと思います。
自分は術後の経過がとても良いと、主治医の先生がおっしゃったくらいで、今は仕事復帰を模索しながら、趣味の写真を撮りに公園や植物園に週に何度か出かけています。
運も良かったんだと思いますが、とりあえず切除すれば遅くても数か月後には、いつもの日常生活に戻れるようになると思います。
抗がん剤や民間療法のみでは、数か月先、または1年先にどうなっているか予測が全くつきません。(効果が出ず、今より悪くなっている可能性もあるということです。)
今の自分なら、もし人工肛門を着けることが確実だとしても、手術で切除する方を選びます。
民間療法などに頼るにしても、とりあえず元凶である癌は取ってもらって、それからの話だと思います。
もう一つ。
術前の抗がん剤治療で癌が小さくなっているなら、人工肛門を着けずに済む可能性があるかも知れません。
その可能性も、お医者さんにお尋ねになられるといいかも知れません。
ありがとうございます。とても参考になる体験談でした。
人工肛門を一度付けるのは、負担を減らすためだといわれ、母も納得したようです。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
お母様が看護師だからこそ、『命とは何ぞや』というものをよく御存じなのでは?
どの程度のスキルや経験があるのかわかりませんが、少なからず一般のお仕事の方よりは『死』というものに直面してきたはずです。その時の遺族とのかかわりなども含め。
そういう人生経験の中で、自分自身の死というものを見つめ直されたのではないでしょうか?
高齢で、
寝たきりになって、
意思表示もできなくて、
食事も摂れなくて、
胃瘻(お腹から胃へ直接栄養を送る)を作ってまで
生きている方も大勢います。
『生かされている』…といっても過言ではありません。
こればかりは個人差がありますし、その差は大きい場合もあるでしょう。
たしかにあなた方ご家族からすれば、なんとか説得して手術を受けさせたいと思われるでしょうが、やはり最終的な判断はお母様です。お母様の人生であり未来ですから。
>もし専門家の方で、この意見に反対する方がいらっしゃいましたら、出来るだけ科学的な根拠を示してくださいませ。英語の文献でも構いません
科学的な…というよりは、むしろ精神論かと思います。
ビハーラの考え方にも通じると思います。
(お母様が末期ではない事は承知の上ですよ!)
http://www.sutokukai.or.jp/nagaokanishi-hp/servi …
No.1
- 回答日時:
ttp://jsccr.jp/forcitizen/comment02.html#img05
大腸癌
ttp://www.i-no-science.com/column/advice/advice08.html
消化管の全体像と消化液
ttp://www.cancerchannel.jp/posts/category/booklet
キャンサーチャンネル
抗癌剤治療 食生活の改善や、他の代替医療
食生活は今までのすべてを否定することから始まるのかも
医食同源 木耳 舞茸 ココア 重粒子線がん治療
ttp://www.honda-el.co.jp/hb/200702260025.html
温熱治療<熱を加えることによる、健康増進・がん治療。>
すでに色々な情報を調べてあげていると思いますが
今、何が最善か話し合うのが良いのでは
現状でXでも将来は不明な部分もあるのでは?
年齢と病後の生活のしやすさ・術後のストレス。
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