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遺伝子操作、遺伝子治療 というのはどういう技術?

遺伝子のことはテレビ番組で見聞きする程度の者です。
私の認識では「遺伝子は動物の設計図のようなもので、体中の細胞の中にあり、その組合せを人為的に変化させると、他の生物の特徴を組み入れることも可能になる。それでその技術を使って新種(?)の人にとって都合の良い遺伝子組み換え作物を作ったりしている。」
みたいなイメージで捉えていました。
(たぶんここまででいくつも間違いや誤解もあると思うので、訂正や解説があればお願いします。)

で、勝手なイメージなのだとは思いますが「植物なら種、動物なら卵子や精子の遺伝子の組み換えを行い、それを成長させて新しい改良品種が誕生」するのだと思っていました。

( 一番の疑問、聞きたいことはここからなのですが)
しかしこのような捉え方をしていると遺伝子治療というものがどういうものなのかが全く検討がつきません。

人体や動物などで何かの疾患にたいし遺伝子治療をするということはどういうことなのでしょうか?
成長後なのに遺伝子が組み換わり体が変化したりするということなのでしょうか?
(昔「遺伝子操作でヒットラーのクローンが誕生させることが技術的にかのうになる」みたいな話が持て囃されましたが、成長後に組み換えが可能なら、ヒットラーの遺伝子を安部総理に組み込んだら安部総理がヒットラーになっちゃうの?みたいなおかしな考察になってしまいます。笑)

遺伝子治療、あるいは成長した動物の体の遺伝子を操作するとはどういうものなのか、できるだけ一般的な普通の人に一般的な言葉で理解できるようなご解説をいただけたらと思います。
よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

遺伝子組み換え作物を作る時は、まさに種から遺伝子操作をすることによって新種の作物を作ることが出来ます。



一方、遺伝子治療に関しては、別にその個体丸ごと遺伝子を変化させる必要はないのです。
たとえばインスリンを生まれつき出せない病気の人の膵臓にインスリンを出す遺伝子を取り込ませられれば、膵臓からインスリンが出てくるようになります。
この時、脳とか心臓とか腸とか、もちろん皮膚とか、生殖細胞も含めて、他の細胞にはインスリンを出す遺伝子は入っていないのですが、元々インスリンを出さない細胞にインスリンを出す遺伝子があるかないかはこの際どうでもいいので、これで病気は治るのです。
もちろん、生殖細胞には遺伝子導入されていないので、その子供にはインスリンが出せない者が生まれる可能性があったりなかったり、という訳ですが。

設計図が間違っていて、後ろ向きに風を送り出す扇風機があったとして。
新たに羽の分だけ設計図を作って、風の向きを変更すれば、別に土台とか金網のトコとか止弱中強のボタンとか首振りのポッチとかの風の向きに関係ない部分の設計図は従来の間違ったバージョンのままでも、ちゃんと機能するようになるんです。

まぁ、工業製品は一から設計図を作り直すでしょうが。
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体液から遺伝子を取り、並べ替えて、注射で、注入する。

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