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退職後2年半目の女性です。冠動脈の一部が石灰化していると医師に言われました。他の資料では石灰化は動脈硬化の最終段階。と書かれていました。でも医師の指示は、高血圧・コウコレステロールと血をサラサラにする薬を毎日服用して2年目頃に又、カテーテル検査をしましょう。でした。健康には自分なりに気を付けながら生活してきたつもりですが、石灰化の原因を教えて下さい。又、今後発生し得る
症状は何でしょうか?

A 回答 (3件)

 こんばんは。

石灰化している部分(場所)や、レベルがわからないので、あまり詳しいことは申し上げられないのですが、動脈の石灰化の原因のほとんどは、「高コレステロール血症」あるいは「高脂血症」です。
 血液中のコレステロール(悪玉コレステロール)が多くなると、血管の中に使用する必要のないコレステロールがたまっていき、それが固まってしまった状態を「石灰化」と呼んでいます。それに「高血圧」が加わると、様々な病気が起こる可能性が高くなります。
 おそらく、「バイアスピリン」とか「リピディル」もしくは「リピトール」とかいう薬が処方されていると思いますが、これは、これから起こる病気を予防したり、発症を遅らせたりすることが目的です。
 心臓の冠動脈の石灰化ですから、考えられるのは大きく2つで、狭心症と心筋梗塞です。いずれも「虚血性心疾患」と呼んでいます。「石灰化」を起こしている血管の部分は、血液の通る隙間が狭くなっているために、冠動脈を流れる血流の減少あるいは途絶、血栓が詰まったりすることにより、心臓の働きが落ちたり、最悪の場合は停止してしまう危険のある病気です。ですから、今のうちから次のことに気を付けてください。(たぶん医師から同じことを言われていると思いますが....)

 (1)ストレスをできるだけ遠ざけること
 (2)低カロリー、低塩の食事を心がけること
 (3)たばこは絶対に吸わないこと
 (4)無理のない範囲で運動をすること

 また、心臓のほかに、首の動脈や、腎臓の血管が石灰化すると、それぞれ、脳こうそくや腎不全などの危険性も高くなりますので、医師と相談のうえ、検査されるのもよいかもしれません。

 以上、取りとめのない、少し怖い話をしましたが、私は3本の太い冠動脈のうち、2本が完全に石灰化して閉塞したために狭心症となり、10年前に冠動脈バイパス手術を受けた経験者という立場で、アドバイスとして申し上げております。どうか手術台に上がることのないよう、くれぐれもご自愛ください。

参考URL:http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/disease/ischemic-h …
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生活習慣病です。

最近は悪玉コレステロールとで善玉の比率など問題にされてます。

血圧の薬って書いてますが、血圧は自分で測定することをすすめます。

食事は検索したら迷うほどです、それと適当な運動(その時の脈拍が大切かも)。

症状は「労作狭心症」です。例えば階段を登ったとき喉元が締め付けられるような感じ、息切れ・・・などの症状があればすぐに循環器内科で見てもらいましょう。放置したら急性心筋梗塞にすすみます。梗塞と言う言葉の意味をよく調べてください。

病院は64列マルチスライスCTのある病院へ行くことです。ただの検査ならカテーテル検査の代わりになります。
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動脈硬化がないと石灰化はありませんが、重症の動脈硬化がなければ石灰化しないかというとそうでもありません。

軽度の動脈硬化でも石灰化しますので、直接的な関係はあまりありません。
最近は胸のCTを撮る機会が多いので、ついでに観察しますが、まったく冠動脈の石灰化がない人は稀で、一種の加齢変化です。ただし、石灰化部分が多い人は高度の動脈硬化性の狭窄をきたす人は多くなりますので、普通はCTで冠動脈石灰化スコアを計算します(多くはAgatston スコアで計算します)。
低線量CTでも計算できますので、それで計算して、多ければ、リスク(LDL、高血圧、糖尿病など)を減らす医療が必要ですが、そうでなければ、メタボ対策くらいでいいかと思います。
石灰化スコアはどのくらいだったのですか??

なお、石灰化があると冠動脈CTしてもその部位の評価はできませんので、一般には冠動脈CTは勧めません。石灰化部分以外のところの冠動脈の狭窄評価でよければ、しますが。

高度の動脈硬化性狭窄があっても、石灰化がない人はたくさんいますので、正直、なぜ石灰化するのかは分かりません。そのだけでも石灰化=高度動脈硬化ではない事がわかります。
一般的にはカルシウム値とリン値をかけた値が高値だと石灰化しやすくなります。印象としては閉経後の痩せた女性がおこしやすい印象があり、特に骨粗しょう症がありそうな女性に多い印象です。もちろん、透析を受けている人の一部はものすごい石灰化がありますが、だからといって、高度狭窄があるかというと、案外、そうでもありません。

石灰化をとりたてて心筋梗塞や狭心症のリスクである事を強調する一部の医師がいますが、

http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2014-01-24

にもありますように、実際のところはよくわかっていません。Agatston に代わる計算法が必要ですが、まだ、できていないというのが実情です。
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