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川崎重工のP1哨戒機を基にして、旅客機をつくる話はありますか。それとも全くないですか?


完成度の高い航空機だと思うのですが・・・・

A 回答 (3件)

軍用機と旅客機は全く別のものと考えた方がいいですよ。

設計時の発想が違います。特にメンテナンスに関しては重要です。民間機として運用する場合、メンテナンス、部品の供給などの体制を整える必要があります。軍用機として優れた機が必ずしも民間機として優れているとは限りません。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。

お礼日時:2014/08/23 15:49

>P1哨戒機を基にして、旅客機をつくる話はありますか。

それとも全くないですか?

旅客機を作る話は有ります。
具体的な動きはありません。

P1の場合、哨戒空域までは4エンジンで短時間で到達し、到達後は2エンジンで燃料消費を抑制し、長時間滞在することができます。P1が世界一の哨戒機と言われる理由です。

旅客機の場合は、エンジンを半分止めて長時間滞在するという用途がないので、整備に手間暇掛る4エンジンよりも、整備費用が低い2エンジン機が好まれるのです。



Wikipediaからの引用

民間機仕様のYPXは100-150席でより小型のボーイング737やエアバスA320に対して短距離路線において競争力のある用途が想定されている。エンジンはまだ選定されていない。2015年頃の就航が期待される。川崎重工は現行のボーイング737-700よりも運行経費を最大15%削減することを望んでいる。

2007年時点での仕様によると元になるYPX-11は2クラス構成で113席である。YPX-10は2クラス構成で93席、YPX-12は137席で、すべてエコノミー席にした場合約150席が見込まれる。3機種共、標準航続距離は4,260km(2,300海里)だがYPX-10とYPX-11は5,930km(3,200海里)まで拡大された長距離仕様も検討される。

YPXは5列仕様のエコノミー席と旧来のダブルバブルを元にした胴体断面よりも滑らかな楕円形の胴体断面を持つ。 エコノミー席は間隔が46cm(18in)で通路幅は51cm(20in)である。

ただし、2012年時点で、防衛省と川崎重工業は「XP-1をほぼそのまま転用した旅客機は市場性に乏しく、新規に近い大幅な設計変更が必要となり成立性が難しい」と指摘している。このクラスの民間機は、コストや燃費性能の兼ね合いから双発機とするのが普通であり、防衛省の資料でも双発とした予想図が示されているが、大幅な改良が必要となる。2013年3月26日、川崎重工業は旅客機への転用について「具体的な動きはない」としている。
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この回答へのお礼

という訳で

本来はNo3に書くべき事柄ですが


専用機の事良いアイデアです。しかし10機とはまた多いですね。

貿易収支がご存知の様な有様ですので

777をやめると、数百億円分の輸入金額が消える事になり、経常収支の改善に小さいながらも一役買います。
更にはP1を10機で2000億、そして付随品とか付属品、さらにはその後の定期的なメンテの代金。
製造は川崎だけでは出来ませんから、多くの下請けメーカー、素材産業等に与える好影響は、トータルで見て巨大になりますね。


回答有難うございました。

お礼日時:2014/08/23 21:16

>完成度の高い航空機だと思うのですが・・・・



私もそう思います。

個人的には政府専用機に起用してほしいと思っておりました。
結果は、ありきたりの777-300ERになってしまいしたがね。

777-300ERの特別仕様を二機購入して政府専用にする代わりに、P1のレンジエクステンダー版を作って、政府専用機として10機導入してほしかったです。

天皇陛下、皇太子殿下、内閣総理大臣だけではなく、防衛大臣や外務大臣、産業経済大臣などの主要閣僚が外遊するときにも、純国産エンジンのP1改造型政府専用機で世界中の空港に着陸して、マスコミのカメラに映るようにして欲しかったです。

皇室・政府要人の移動以外にも、緊急時の邦人救出、邦人帰国支援の用途がありますが、その際にはSTOL性能が効力を発揮して、空港や軍用空港など短い滑走路に離着陸できるので、巨大な777-300ERを二機保有するよりもずっと柔軟な救出オペレーションができるのです。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。

お礼日時:2014/08/23 21:02

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