アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

社会人経験を経て、今年初めて小学校の講師になりました。
二年生を受け持っています。

今の学校では、基本的に児童の呼び名は男女問わず苗字に「さん」で統一されています。
しかし、私以外の教員は校長も含め、授業以外では苗字の呼び捨て、下の名前の呼び捨て、またはあだ名で呼ぶ人がほとんどです。
授業中でも、叱りつけるときは呼び捨てです。

ある先輩の話では、家庭での愛情不足などの問題で、あだ名や下の名前で呼ぶなど、親密な関わりを必要としている子どもも中にはいるとのこと。
今の学校は人数も少なく、家族的な雰囲気は確かにあります。
関西都市部のため、地域性が色濃く出た結果なのかもしれません。
また叱ったり怒鳴ったりするときは、やはり呼び捨ての方が勢いがあり、しっくりきます。

しかし私自身、昔から友達を呼び捨てで呼ぶのが苦手で、あだ名で呼ぶにも他の友達の真似をすることがほとんどでした。
そのため、「自然に」あだ名や下の名前を呼ぶというきっかけがつかめずにいます。
呼び捨ては自分のキャラに合わないとも思います。

また、一部の子どもが他の子どもを高圧的に呼び捨てで呼び、命令口調で話すことがあり、それをやめさせるため、「呼び捨て」「命令」はやめようという話をクラスでしました。
一部の子どもだけあだ名で、一部の子どもは苗字など、差ができてしまうのは避けたいとも思っています。

私が常に苗字に「さん」で呼ぶので、子どもが私に対して友達のことを話すときも、苗字に「さん」で話しています。
きちんとできていてえらいです。

しかし、いずれ彼らも他の先生から呼び捨てされることになるでしょうし(今もそうですね)、私自身も、あまりに他の先生と違うことをしているのは今後も教員を続ける上ではおかしいのかもしれません。
他のクラスと比べればよそよそしい関係なのかもしれませんし、やんちゃを制止するための「恐さ」は欠けているかもしれません。

なんだかぐるぐると悩んでいます。
馴染めないなら違う自治体にうつったほうが良いのか?とも思ったり…
何かご意見を頂けると嬉しいです。

A 回答 (9件)

元教師です。


呼び方については、あなたの「教育観」でよいと思います。

私は、公の場、授業中などは「さん」で統一。子供同士もそうさせました。
それは、一般社会に出ても、公の場では相手に「さん」を付けることが常識であり
それを小さい頃から身につけさせたいからです。

また、苗字はその家族全体を表すので、必ず下の名前(個人)で呼ぶことにしていました。

授業などでは、「パパ・ママ」ももちろん訂正させましたし、授業外でも目上の人に
話す伝言などは「~さんが~」と言わせました。もちろんなぜそうするのかをきちんと
子供たちにも説明しました。

しかし、遊びやスポーツをしているときに、「~さんパス!」などと声を掛け合うのは大人でも
違和感を感じると思います。
どう呼び合うかは、お互いの親密さにも大きく影響します。

大事なことは、呼び捨てではいけない場面があるということ
呼び捨てが嫌な相手もいるということ、を教えることじゃないかなと思います。

呼び捨てを禁止すれば人間関係がよくなるのか、そうではないと思います。
さん付けにしたら高圧的態度はなくなるんでしょうか。それより問題の根本の解決が必要でしょう。
「命令」をやめることと「呼び捨て」をやめることは意味も違う気がします。

つまりは、あなたの教育観であなた自身が全員を常にさん付けするのはいいと思います。
ですがクラスルールとして決めるなら子供にも納得できる説明が必要だと思います。
あなたの価値観が全てではないのですから。
例えば1ヶ月お試しでさんづけをやってみて子供が「こっちのほうがいい!」となるか
やっぱりやりにくい、楽しくない、となるか。そういうこともされてみては?
    • good
    • 9

会社員(総合職)経験ありの、小学校勤め人(女)です。



会社員時代の自分は、
上司からは、「○○!」(呼び捨て)または、「○○君」
同僚や後輩からは、「○○さん」と、呼ばれていました。
ですから、20数年前に転職してすぐのとき、その時の主任(女性)に
「わたしは、1人1人を等しく尊重している表れとして、
 男女問わずさん付けをして呼んでいます。
 他の人は、それぞれの考えで呼んでますし、
 ちょっと違和感あるかもしれないけどね。」
と言われたとき、いや、違和感はないし、と思ったものです。

そもそも、学校の常識は社会の非常識とまで言われることはよくありますが、
そのなかでも最たるもののひとつかと。
TPOで使い分けるのは、当然のこと。
叱るときだって、さん付けをしても、丁寧な言い方でも、
子どもたちはちゃんと聞き入れますよ。
数年前に組んだ、
わたしより15歳位年下の女性教員も、キチンとされていました。
若いからと言うのも関係ないです。

そして自分、未だに、同僚を先生呼ばわりするのにも慣れません。
あ、もちろん、敬うべき先輩方は、○○先生ですが、
同僚にもさん付けでお呼びしてしまいます。
その辺も受け入れてくれる人と、いやな顔をする方と。

子どもの信頼を得るための一つに、親しみを求める方もいるかもしれませんが、
子どもの信頼を得るための一つの要素として、「公平」も結構大事ですよ。
無理して呼び捨てしたり、ニックネーム使ったりする必要は無いと思います。
    • good
    • 5

「悩むより慣れろ!」の世界です。


子どもが、懐けば、何でも良いのですが、そうでないと、保護者が出てきて、何かと管理職にとがめられるようになります。


部活動で、呼び捨てして、その流れで学級の子どもを押さえ込むのが常道です。
保護者のクレームは出にくくなります。強い子が顧問に加勢して、トラブルが起きにくいのです。

スポーツに肩を入れる保護者の家庭は上流とは言いがたく、粗野な場合が多いのです。

講師であるなら、尚更部活動に打ち込むべきです。保護者を押さえ込めば、管理職を通して教育庁にも覚えめでたくなるのです。正式採用の路が開かれるのです。


>やんちゃを制止するための「恐さ」は欠けているかもしれません。
まさに部活動を通して、児童を操り押さえ込むのです。

理屈や誠意で抑えきれる物ではありません。

運動に限らず、器楽演奏や書道・英会話など、学校でも指折りのスタッフになるのです。
また、それだけ努力と工夫をするのです。

真面目で正直なだけは、「やんちゃ」から見れば、ただの「アホ」です。

児童やその保護者に怯える先生では、失敗の責任を負わされてしまいます。トカゲのしっぽです。
管理職は、トラブルは愚図な教師=講師の背に負わせて、捨て去ろうとします。
一旦ダメとラベルを貼られたら、浮く瀬はありません。

子どもも、都合が悪くなれば、愚図な先生に責任を転嫁します。無事に卒業させるか、学年末に押し出すまでは、いつ噛み付くか分からない野生の犬と同じと心得ましょう。 背を見せては、噛み付かれるのです。

退職するまでは、同僚も同じです。信頼できる輩は、恩師や親族を除けば、同期の中の数人と心得ましょう。

講師としてのスタートなら、同期は無いと考えましょう。

と、考えます。

もう一度、読み返して見ると、本当に間違った職業選択かな?と心配になりました。

ちょっとやんちゃな性格のほうが良かったかな…と。

思う存分、経験を積むつもりで、グイグイご自分の主張を貫いてください。その自信満々の姿勢が、子ども心を動かします。
「イヌは怯える人を噛むと言います。」
「児童は、怯える先生をいたぶります。」

現代の学校事情に、まちがいありません。
    • good
    • 4

小学校教員です。


最近はさん付けの先生が多いですね。そういう風潮なんでしょうか。
私は低学年の時は、ちゃん、くんづけが多いですね。さんづけの子もいますが、低学年の時はちゃん、くんが多いです。
あだ名や呼び捨てはしません。でも、まだ甘えたい年齢ということもあるので、さん付けはよそよそしい感じがします。
授業中でクラスメイトの名前をいうときはさん付けにさせます。
場に応じて使い分けることも大切だと思うからです。普段はパパ、ママと呼んでも人前では父、母と呼ぶようになるでしょう。
休み時間や遊んでいる時もお友達同士でさん付けなのもよそよそしい感じがします。
子供らしさに欠けるというか……。

あと、呼び方や話し方で子どもがいうことを聞くとか聞かないとかは違うと思います。
呼び捨てにせず穏やかな話し方でも、子どもたちをしっかりと統制できる先生もいます。
こればかりは経験がモノをいいますが。
    • good
    • 6

肯定的な意見が多いですね。


中1の息子を持つシングルママです。

私は個人的にはすべて「さん」は違和感があります。
男の子には「くん」女の子には「さん」が私の世代にはごく自然です(40代)

「さん」での統一の背景はいろいろあると思います。

ですが、友達同士の呼び名では男の子には「くん」を付けるのが普通であり、また私が他の男の子を呼ぶときも「くん」もしくは呼び捨てです。

なぜ学校だけが「さん」で統一しようとするのか、それ自体に疑問を感じます。
それこそ、運動会の徒競走で順位をつけないということと同じくらい疑問と違和感を感じます。

男の子と女の子で違う姓なのですから、呼び方に違いがあって当然のこと。

5年生の担任の先生がやはり「さん」で統一した呼び方をされてましたが、よそよそしいことこの上ない。
曲がった見方をすると、すごく上から目線で高飛車に聞こえました。

一部の子どもは呼び捨て、一部はあだな、ということもやめるとおっしゃってますが
呼びやすい名前、本人が納得してるあだ名というものも存在します。

実際うちの子は、呼び捨てしやすい名前でしたので、同級生だけでなく下級生や他の保護者からも親しみを込めて呼び捨てされてました。名字や「くん」付される方が気持ち悪いと、息子自身が言ってたほどです。

結局「くん」「さん」が問題なのではなく、それぞれのコミュニケーションの中でのニュアンスなのだと思います。
そこを踏み込んで指導するのが面倒なので、単に無難な「さん」に落ち着こうという意図なのでは?と個人的には思います。

まとまりのない意見ですいません。

ご参考までに。
    • good
    • 7
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

違和感があるかどうかで言うと、まだ「さん」で統一するやり方に変わって間もないので、違和感をおぼえる大人は多いと思います。

ただ子どもの方は、最初からそうなので「そんなもん」と思ってると思います。
子ども同士の呼び方は、遊ぶときなどは呼び捨てか「さん」「ちゃん」が多く、「くん」は少ないように見受けられます。

私としては、大人になればみんな「さん」付けになるので、公私という概念を身に付ける意味では問題ないと思ってます。
昔は大人や女性でも「くん」付けされてる時代があったかと思いますが、今どきあまり聞かないですし、時代の流れかなと。

コミュニケーションという意味で言えば、親しい児童はあだ名で、そうでない児童は苗字+さん、みたいに教師が差をつけてしまうのはマズイ(こちらにその気がなくても子どもがそう感じるかもしれない)ので、注意深くなってしまっています。

お礼日時:2014/09/12 20:27

子供と関わる仕事をしています。


私の知る近隣の公立の小学校でも、男女問わず学校や特に授業中は
「~さん」と呼ぶように指導されているようです。
「私は○○さんの意見に賛成です。理由は・・・。」
みたいな感じで、答え方も指導されるようですね。
ですが子供たちは臨機応変に、プライベートとそうでないときと
上手に使い分けています。
最近は大人でも、だれに対してもタメ口だったり、
状況に応じた話し方ができない人が増えています。
ですから私は、「場に合わせた正しい使い分けができる」ということを
子供に教えることも大切だと思っています。
ですからあなたが先生として「さん」づけを指導することも、
生徒を「さん」づけで呼ぶことも正しい事だと思います。
呼び方だけでなく、先生によって方針が多少違うのは当たり前。
軍国主義の時代ではないのですから、全員が全く同じ方がおかしいです。
社会に出れば、色々な人がいますから、
私はそれも社会を学ぶことだと思います。
また「さん」づけがよそよそしい関係と思うのは、あなた自身にまだ
生徒との間にそういう気持ちがあるのではないですか。
生徒にとっては、きちんと「さん」づけで呼ばれることは、
くすぐったさやうれしさを感じると思います。
また呼び捨てで怒るだけがやんちゃを制止するための「恐さ」ではありません。
子供はたくましいですから、いつも大声で叱る先生は、そんなもんだと
慣れてしまい、その場だけやり過ごそうとすることがあります。
それよりも「さん」づけで静かに叱られる方が、
よほど怖いし、心に残るのではないでしょうか。
色々悩むのも、他の先生のやり方をまねるのも、疑問に思うのも
今のあなたには無駄になることはないと思います。
良いと思うことは取り入れればいいですが、これだけは、と思う信念だけは
曲げないで欲しいと思います。
自信を持って、頑張って下さい。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

校内には、呼び捨てで、大声で、男言葉で怒鳴る先生が多いので、迫力があり、子どももしばらくはシュンとなってます。
反面、私は迫力に欠けており、子どもからは「優しい」と思われていて、注意もすぐに効かないことが多いです。
「こわい」から言うことをきくような考えにはなって欲しくないとは思いながら、うまい語りかけがまだできないです。

呼び方から変えて、もっと相手の懐に入る指導をしていくべきなのか?と悩んだりもします。
問題はそれだけじゃないと思いますが…

ただ、何も無駄になることはないと言って頂けてありがたいです。
もっとがんばります!

お礼日時:2014/09/12 19:37

大阪市の近郊の小学校に勤める者です。

教師ではありません。
20年ほどで同市内の7つの学校を経験してきましたが、どこでも原則は「さん」付けでした。近年になって、徹底されるようになってきたようです。
いずれ呼び捨てで呼ばれる、なんてことは懸念しなくてよいように思われます。呼び捨てで呼ぶ教師、それが間違っているのですから。
よそよそしいことはありませんね。先生と児童は、一線を画して当然と思います。子供があなたに対して友達のことを話すとき「さん」付けで話す、これはあなたの教育の賜物と言えます。これは、誇ってもよいことで、後々に、回顧録としては。今はダメですよ。先輩から「何を偉そうに」と言われるでしょうから。
やんちゃを制止するための「恐さ」に掛けているかも、とおっしゃいますが、「さん」付けでも先生の恐さは伝わるものです。むしろ、「…さん!!」と言って、しばらく黙って睨みを利かせれば、充分威圧的になります。

自分の教育方針、もっと言えば、自分のやりたい仕事が簡単にできる職場なんて、そうそうないですよ。所属する職場で、如何にして自分のやりたいことを実行していくか。それを考えることが、私にとっては一つの楽しみです。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大阪市近郊でも徹底されている地域があるのですね。

周囲の先生方がみんな質問文の通りなので、地域性なのかと思ってましてたが、近所にそうでない所があると分かって参考になりました。

肯定的で丁寧なご意見を頂き、自信が持てました。
私自身まだひよっこなので、模索しながら自分のやり方を見つけたいと思います。

お礼日時:2014/09/12 19:25

世の中には色んな人がいる、それを学ぶのが学校でしょう。

色んな先生がいていい、嫌な人ですら文字通り反面教師です。
小学校の時ですが誰に対してもさん付けの先生がいました。男子には君付けですが。穏やかで紳士的でその先生の前では自然と微笑んでいられました。調理実習のお客様にお呼びしても後からお礼の手紙を渡して下さるような、ある意味大人扱いして下さる先生でした。いい思い出です。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

大人扱いしてくれる先生、いいですね。
私もそんな風になりたいと思います。
子どもだからおさえつけていいとか、適当にあしらってもいいとか、そんな風にはなりたくないです。
私がそうされたくなかったからなんですけどね。
まだまだ接し方は下手くそですが。

でも、理不尽な思いも、子どもの内にはある程度は必要かもしれないという気持ちも少しはありますが…

ただ、他の先生に無理に合わせる必要はないんですよね。
ありがとうございます。

お礼日時:2014/09/10 21:42

なんでも「~さん」づけで呼ぶ風潮には必ずしも賛成ではないですが,私も子どもは「~さん」づけで呼びます。


大人になって職場の同僚を呼び捨てにすることはないと思うので,「~さん」づけで呼ぶのは自然なことだと思います。
また,子ども同士では,授業中だけは「~さん」づけで呼ばせています。
ただし,休み時間や放課後等は別です。外でキックベースやサッカーをしているときに「~さん」づけで呼ぶのは不自然で非効率的だし,常に「~さん」づけで呼ばれている子どもは,どちらかというと距離を置かれている子どもが多いように感じます。
時と場合によって使い分けられると,よいのではないでしょうか。
なお,私も子どもを呼び捨てにすることがあります。それは,許されない危険な行為(友達に暴力をふるうなど)をしたときです。やさしく諭すことも大切ですが,それは行為をやめさせた後です。緊急を要するときのみ呼び捨てで大きな声を出すこともあります。絶対してはいけないことだと言うことを実感させるためには,いつもの先生と違う姿を見せることも時には必要だと思います。まあ,数年に1回あるかないかくらいですけれど。
最後に,あだ名では絶対呼びません。自分が子どもの時に,先生に嫌なあだ名で呼ばれたことがありますが,先生に嫌われたくないので,気にしないフリをしていました。先生は親しみを込めて言ったのかもしれませんが,実際はかなり傷つきました。今でも忘れられません。だから,自分では使わないようにしています。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

教員と思しき方のお考えを教えて頂いて大変参考になります。

確かに、緊急を要するときはありますね。
遊びのときも、そうですね。

自分も、子どもも、人として納得できるような使い分けができるようになれれば、と思います。

お礼日時:2014/09/10 21:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!