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今日 アサヒペンの 浴室用の水性塗料で浴室の壁を塗ったのですが、間違って「ペイントうすめ液」で粘度を柔らかくして、薄めて 塗ってしまいましたが とりあえず 乾き塗れているのですが 後で何か影響がでてきますでしょうか?

A 回答 (2件)

水性塗料は水で、油性塗料はペイント薄め液で、ラッカーやシケラックニスはラッカー薄め液とそれそぞれのシンナー(薄め液)で希釈しなければなりません。


 油性塗料は、硬化油--空気中の酸素で化学反応によって架橋されて硬化します。亜麻仁油やボイル油を使用する油絵の具と同じ仕組み。油自体が硬化するため厚い皮膜がなられるなど被覆性は優れているかが硬化時間は長い。
 ラッカー系はアクリルなどの硬い樹脂を溶剤で希釈したもので溶剤が揮発することで硬化する。溶剤自体は塗膜にならないため被覆性は劣るが乾燥は速い。
 浴室用水性塗料は、このラッカー系の塗料を界面活性剤で水に分散させたもので、それからさらに水が失われることで皮膜を作ります。塗膜が薄い被覆性が劣ることを逆に利用している。
 そのため、ペイント薄め液を加えても界面活性剤が過剰にあれば、とりあえずは分散されますが、アクリル樹脂自体を溶解はしませんので、量が多くなければ影響は少ないでしょう。ただ、ミクロ的には均一には塗れていないため、はがれやすくなります。

 浴室には、ラッカーやウレタン系は使用できません。使用しません。ウレタンは御存知のように硬化タイプの塗料ですから厚くなり、浴室用に必要な透湿性(調湿性)がなくなっちゃいます。ラッカーは薄めれば濡れなくはないですが、顔料が少なくなり下地を隠せないでしょう。

>後で何か影響がでてきますでしょうか?
 一、二年は持つでしょうが、パリパリと皮をめくるように剥げて来ます。
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一般的な水性塗料はペイントうすめ液、油性塗料はラッカーうすめ液。


水性塗料の中にはうすめ液の代わりにに水を使用しろというのもあるけど、別段ペイントうすめ液でも問題ない。
油性塗料に水やペイントうすめ液はダメ。
水性でも油性でも特殊な塗料で特別に他のうすめ液を指定されていれば別。

浴室などの常に湿度の高い場所へはアクリルラッカー系かウレタン系の塗料を塗った方が長持ちすると思う。
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