No.7ベストアンサー
- 回答日時:
ついでに書いておくか...
「p,qが有理数で(p≠0またはq≠0)」⇒ 「p+q√2≠0」
となるのは、元の
「p, qが有理数でp+q√2=0⇒p=q=0」というのを、一旦
『p, qが有理数なら、「p+q√2=0⇒p=q=0」』という風に変形して、中の「」の部分だけ対偶を取る、つまり
『p, qが有理数なら、「(p≠0またはq≠0)⇒p+q√2≠0」』という風に変える、さらに外側の仮定の部分を中にもってきて
「p,qが有理数で(p≠0またはq≠0)」⇒ 「p+q√2≠0」
と変形した、と考えると分かり易い
(一般に「(AかつB)⇒C」と「A⇒(B⇒C)」は同値)
度々の御回答誠に有難う御座居ました。
元々の命題の書き方が悪いから、僕が訳分からなく成ってしまったんですね。
元々の命題は、
p,qが有理数でp+q√2=0⇒p=q=0
を書き換えると、
pは有理数かつqは有理数かつp+q√2=0⇒p=q=0
と、読み間違えたのですね?
そうじゃ無いんですね?
元の命題は、
p,qか有理数の場合、
p+q√2=0⇒p=q=0
何ですね?
つまり、p,qが有理数と言うのは、命題の大前提で、命題の左辺に含まれる訳では無いんですね?
良く分かりました。
有難う御座居ました。
No.6
- 回答日時:
>p+q√2=0⇒p=q=0
「p+q√2=0」は「=」が一つだけですから、分かりやすいですね。
問題となるのは、仰るように「p=q=0」です。これが何かということです。「pもqも0」ということは分かるんですが、それの否定が何かは、数学(論理学)では扱いにくい感じです。
「p=q=0」というのは等号が二つある数式ですから、ある種の略記と考えられます。それを一つ一つに分解すると、以下のようにいろいろ考えられます。
1.p=q かつ q=0
2.p=q かつ p=0
3.p=0 かつ q=0
命題「AかつB」の否定は「Aでない、または、Bでない」です。それを、上記に当てはめて、具体的に否定を書きだしてみましょう。
1’.p≠q または q≠0
2’.p≠q または p≠0
3’.p≠0 または q≠0
3’は割と分かりやすいんではないでしょうか。「pかq、どちらかは0でない」ということですね。そう考えて1’を確かめてみます。
p≠qであれば、どちらかが0なら他方は0ではありませんから「pかq、どちらかは0でない」が直ちに成り立ちます。q≠0であれば、もちろん「pかq、どちらかは0でない」がqによって直ちに成り立ちます。
しかし、よく考えると何か無駄です。p≠qだけでもいいし、q≠0だけでもいい。これは2’ではp≠0が1’と違っていますが、p≠qは共通です。2’もp≠qだけあればいい。
どちらが無駄なのかを考えると、p≠qなら「pかq、どちらかは0でない」が成り立ちますが、p≠0では「p=0のときはダメなのか?」、q≠0なら「q=0のときはダメなのか?」という疑問が起こります。実際は、p=0ならq≠0であればいいし、q=0ならp≠0であればいい。そのどちらも言えているのが「p≠q」です。これだけでいいわけです。
3’に立ち戻って考えると、「p≠0 または q≠0」というのは、1’と2’で無駄と切り捨てたものを使って条件を表していることに気が付きます。二つとも必要で、どちらかだけではいけません。
ということは、以下の2通りあることが分かります。
1”.p≠q
2”.p≠0 または q≠0
この二つのどちらも「p=q=0」の否定として使えます。命題「AならばB」の対偶は「BでないならAでない」ですから、以下のように2通りあることになります。
対偶1「p≠q ⇒ p+q√2≠0」
対偶2「p≠0 ∨ q≠0 ⇒ p+q√2≠0」(「∨」は「または」の記号)
No.5
- 回答日時:
> p,qが有理数、かつ、p+q√2=0、の否定ですから、
> p,qが無理数、または、p+q√2≠0
ではなくて、「p,q(の両方)が有理数、という訳ではない、もしくはp+q√2=0でない」、だから既に書いた通り「pまたはqの(少なくとも)いずれか一方が有理数でない、もしくはp+q√2≠0」
普通に元の命題を
「pが有理数、かつqが有理数、かつp+q√2=0」ならば「p=0かつq=0」と分けて考えると分かり易い。「AかつB」の否定は「AでないかBでない(の少なくともどちらかが成り立つ)」、同様に「AかつBかつC」の否定は「AでないかBでないかCでないか(の少なくともどれかは成り立つ)」
No.2
- 回答日時:
>対偶に成ると、p,qが有理数では無くて、無理数に成る様な気がします。
それは気のせいです(笑)。
「p,qが有理数」は式を成立させるための定義ですから、対偶をとるときも同じ定義が有効になります。
御回答誠に有難う御座居ます。
高校数学しか知ら無いもので、「定義」、と言われても、イマイチ理解出来ません。
すみません。
僕の対偶の右辺は、
p,qが有理数、かつ、p+q√2=0、の否定ですから、
p,qが無理数、または、p+q√2≠0
と、考えてしまいます。
根本的に、数学的世界が分かって無いのだと思います。
もう一息の所で、理解出来そうな気がします。
度々すみませんが、何とか御回答の程、宜しくお願い申し上げ致します!
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 数学 数学で知識を整理したいです 同値性を意識する時はある命題の逆と同値になっていなければならないんですよ 5 2022/08/04 18:41
- 数学 命題 nが合成数ならば、√n以下の素数pが存在し、pはnを割り切る の対偶を考える際、nが合成数なら 1 2023/05/23 00:24
- 野球 バットの握り方の是非 5 2023/04/17 18:18
- 歴史学 旧石器時代以来、世界中で女神像は途絶えることなく作られてきた。しかし、女神の優越を嫌う男性優位主義の 5 2023/01/29 10:23
- 哲学 妥当な推論の根拠について 1 2022/08/04 22:54
- 相続税・贈与税 相続税の質問です。生命保険の被保険者が受取人を配偶者に指定していた場合は遺産ではなく配偶者の財産? 1 2022/04/20 13:33
- 数学 【大至急】数学のレポートの問題なんですが分からないので是非教えていただきたいです!本当にお願いします 5 2022/07/25 06:52
- 哲学 神論のエセンスは これだ 5 2022/07/19 04:39
- 哲学 神論のエセンスは これだ 198 2022/10/25 04:36
- 数学 3次対称群S3はシロー部分群で因数分解できない この問題の証明が分かりません。できる範囲で教えていた 1 2022/12/13 13:10
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
命題「PならばQ」でPが偽ならば...
-
数学の背理法について質問です...
-
命題の問題がわかりません・・...
-
pならばqである の否定について
-
数学的帰納法の根本的な疑問な...
-
n=3の倍数ならば、n=6の倍数で...
-
有理数を文字置き→互いに素な整...
-
xy=0ならばx=0またはy=0 の対偶...
-
a>0、b>0⇔a+b>0、ab>0
-
有理数+無理数=無理数 の証明
-
高校数学です!m,nを整数とする...
-
強い仮定、弱い仮定、とは
-
不完全定理により、「ある命題...
-
数A論証の問題がまったくわかり...
-
(整数でない正の有理数)の否...
-
数学の証明問題
-
命題を証明せよとはどういう意...
-
高校数学、論理
-
離散数学の問題です。 問2(1)を...
-
逆、裏、否定、対偶
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
不完全定理により、「ある命題...
-
命題「PならばQ」でPが偽ならば...
-
超越数は必ず無理数でないとい...
-
数学の背理法について質問です...
-
数学の問題です! 教えてくださ...
-
強い仮定、弱い仮定、とは
-
a>0、b>0⇔a+b>0、ab>0
-
命題を証明せよとはどういう意...
-
次の空欄に当てはまるものを以...
-
「逆もまた真なり」について
-
x≠1⇒xの二乗≠1の真偽
-
高校数学です!m,nを整数とする...
-
「逆は必ずしも真ならず」の証...
-
背理法と対偶証明の違いについて
-
n=3の倍数ならば、n=6の倍数で...
-
高校数学、論理
-
共分散の符号と相関係数の符号...
-
有理数を文字置き→互いに素な整...
-
数学の証明の問題です。
-
反対称的な2項関係の個数
おすすめ情報