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先日衛生工学の講習で、昔あったスモークテーブルのような室内で吸気して内気循環運転でフィルタリングや除塵するようなタバコの煙用の室内空気清浄機は使用禁止と聞いたのですが本当ですか?理由はタバコの煙用の空気清浄機はだんだん性能が出なくなり、また外気導入が不十分なところがあるので、室内が危険な状態になるからと言っていました。

スモークテーブルは現在でも普通に販売されているし、それとも規制ができて、過去の製品はその規制クリアできていなくて、過去の製品は駄目で、現在の製品はその規制をクリアしているので問題ないとことでしょうか?

会社でも普通に喫煙室にスモークテーブルが設置されていて、換気扇の風量が足りないなあと思っていたのですが、この空気清浄機があるから大丈夫だと思っていたのです。

ご存知の方いらっしゃればお教えください。

A 回答 (1件)

禁止というよりも、空気清浄機だけでは、不十分だと言う事です。


厚生労働省の「職場における喫煙対策のガイドライン」では、喫煙室には、非喫煙室から0.2m/s以上の気流が流れ込む構造とする規定があります。
したがって、上記を満たす為に、喫煙室のドアが開放された場合は、ドアの開口面積に対して、0.2m/s以上の気流を生ずる換気装置が必要になります。
仮に、ドアの開口面積を1m×2m=2㎡とすると、0.2m/s×2㎡=0.4m3/s→1440m3/hの換気装置が必要になります。
非喫煙者に対しては、上記を満たせば、ガイドラインに適合しますが、喫煙室内の喫煙者の環境を維持する為には、内部の喫煙頻度に応じた換気量が必要になります。
許容粉じん量については、煙粒子を吸着もしくは、除去出来る空気清浄機が適切に保守されていれば、除じん性能を考慮する事が可能です。
なお、喫煙室の許容粉じん濃度は、0.15mg/m3です。
室内で発生する煙草の粉じん量から、空気清浄機で除じんされる量を除いて、残った発生粉じん量を換気により希釈して、許容粉じん濃度にする事が必要だと言う事です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
1440÷60=24(m3/min)ですか。結構な流量が必要ですね。そんだけの換気扇は設置されていないですね。相談してみます。

お礼日時:2015/03/07 12:35

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