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私は今、高校三年生で学部選びに悩んでいます。
 文学部と外国語学部の違いが、いまいちよく分からないんですが。文学部でも英米語学科などがあれば、外国語学部と同じようなものではないんでしょうか?就職を考えると外国語学部のほうがいいとか聞いたのですが、やっぱりそうなんでしょうか?文学部や外国語学部など英語を主に学んでいるかたアドバイスください。
 それと外国語大学と総合大学それぞれの良いところと悪いところってどんなことがありますか?

A 回答 (7件)

こんばんは。


私は現在大阪にある外国語大学の外国語学部・英米語学科という所に在籍中の4回生です。
さて、質問の直接の答えというわけでもないのですが、外国語大学の良い・悪い所について。
良い所は、英語を母国語とする教授、または留学生、帰国子女がたくさんいて、いわゆる生の英語に触れる機会はかなり多いと思います。人によりますが、私の場合は授業の8割は英語関係で、そのうちの半分以上がすべて英語で進められます。また、留学プログラムも大変充実していて、ほとんどの国に留学できます。あなたにやる気さえあればいくらでも英語の上達が見込めます。
悪い所は、単科大学ということのバリエーションの少なさですね。うちの学校では美術の授業が無いので、私にはちょっと不満です。そのへんはよく調べておくほうがいいと思いますよ。

就職については有利・不利はないと思います。
ただ、外大に行ってると言うと、確実に「英語しゃべれんの?」と聞かれますので、そこは覚悟しておきましょう。
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この回答へのお礼

 やはり外国語大学は生の英語に触れる機会が多いというのが魅力ですね。留学もしたいと考えているので、留学制度が充実しているのも魅力だし、授業が英語で進められるというのも魅力ですね。私はそういう点で外国語大学に行きたいなあと思いますが、その反面、バリエーションの少なさを考えると、いろんな学科のある大学のほうがいうかなあとも思ったりして非常に悩みます。 
 そろそろ志望大学など決定していかなければならないのであまり、ゆっくりは考えられないかもしれませんが後悔しない選択ができるようにしたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2001/06/13 18:11

私は東京にある私立の4大に通っております。

英文学科所属です。英文とは言っても、reading,speaking,listening,writingはくまなく学びますし、第2外国語の選択も必修なので、英語以外の語学についても学べます。ネイティブの先生方も多く、英語で行われる授業もたくさんあります。私は英文学科というとシェイクスピアとかばかり読んでいるものだと思っていましたが、私の学校では他に文化を学ぶコースやコミュニケーションを研究するコースもあるので、著名な作家が書いた英語の文献を常に読むことを強いられるわけではありません。1flowerさんが何を目的としているのかわからないので的確に答えられませんが、私が思うに外国語学部は、英語以外の色々な言葉を学べるんだと思います。英語を重点的に勉強したいなら、外国語でも英文でもかまわないと思いますが、英文は語学以外のもう少し幅を広げたところまで勉強できる、といえるでしょう。
就職は…まだ3年なのでよくわかりません。英語を話せるにこしたことはないんでしょうね。あとうちも単科大学なのですが、いいところは学校がこじんまりとしていることです。だだっぴろくて端から端まで10分もかかるようでは移動に時間がかかります。たいした利点じゃなくてすみません。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。私も英文学科というとシェイクスピアばかり読んでいると思っていました。私は自分が何を目的にしているのか、まだよくわかっていない部分がありますが、言葉と同時に文化も学んでコミュニケーションができるようにはなりたいと思っています。

お礼日時:2001/06/13 18:02

一口に「文学部」と言ってもピンキリですから、どうとも言えないのですが。


上智大学のように、文学部と外国語学部を併設しているところもあれば、英語英文学科と英米文学科という風に、「どこがどう違うの?」と言いたくなるような違いもありますね。

上智大学外国語学部は2次面接で併願の理由を聞かれます。その時に、東京外国語大学外国語学部と答える人が多いのだそうですが、その理由はこう切り返せばよいと聞いたことがあります。

「東京外国語大学は地域研究に力を入れている。これに対して貴学は使えるための外国語を探究している」

この違いですね。

私の大学は、シェイクスピア講読をいまだに必修科目にしている古い大学でしたが、やはり比重は英文学にありました。むしろ話すための英語は全学共通科目に配当されていました。総合大学ですから、英語同時通訳法や、英語ディベート、英語スピーチといった科目が卒業単位に入ります。学びたいことを学べるのが総合大学の良いところですね。
単科大学だと、経済学や政治学などが限定された範囲でしか学べませんから、総合大学はその点でメリットを有していますが、自分のやりたいことができるかどうかとはまた別次元です。ちょうど、メリットとデメリットは表裏の関係ですね。

就職に当たっては、コンピュータが英語を世界共通語にしてしまったため、仏文卒よりも需要が遥かにあるという話があります。しかし、それはTOEIC730点以上取ってからの話と心得て下さい(企業が欲しがっているのは即戦力です)。
外国語学部か文学部かは、人物次第です。

え、私の大学?
探せば出てきますよ。関東の4大です。
ちなみに私は社会学部卒。しゃしゃり出てごめんなさい。
でも、文学部の内情にも詳しいんですよ。

何か聞きたいことがあれば、補足を下さい。
できる範囲でお答えしますよ。

この回答への補足

 アドバイスありがとうございました。私は今、将来なりたいものとかハッキリわかってはいませんが、翻訳や通訳などの仕事に憧れています。翻訳法や通訳法は文学部でも外国語学部でも学べるんでしょうか?

補足日時:2001/06/13 18:13
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大阪の外国語大学の人が出ましたが、こっちは東京の外国語大学です。


英語を主に、ではないのでなんともです。ポーランド語なもので。

文学部と外国語学部の違いですが、文学部はもちろん語学もやりますが、中心に置かれるのは「文学」です。当たり前ですが。
英米語学科が文学部の下にある場合は、どちらかというと教員養成が目的であることが多いです。そのため、その地域の社会などに関して弱い学生もいます。
それに対して、外国語学部は、語学を中心にして、その地域の文化・社会・経済・歴史などについて学んでいきます。その代わり、浅くなってしまう学生もいます。
就職を考えると、という話ですが、結局は話せるか話せないかです。それに、今僕も活動中ですが、学歴はほとんど関係ありません。学歴が大事と思って入るのは高校生時代のあさはかな考えであったと反省しました。
外国語学部だって英語がみな話せるとは限りません。なにせ周りが帰国子女だらけで、コンプレックスを抱いてイヤになってしまう人もいるようですから。

外国語大学は、語学・文化が中心ですから、法学とか経済学とかいった、一般教養は全て選択になります。そのため、結局しっかり勉強しないので、一般教養が欠如した人間ができあがりやすいかもしれません。

そんなところでしょうか。
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この回答へのお礼

 英米語学科が文学部の下にある場合は、ほとんど教員養成が目的であるというのは初めて知りました。私は文化なども学びたいと思っているので。そうなると、やはり外国語学部のほうがいいのかな!?
 学歴は関係あると私も思っていましたが、どの大学に行ったかよりも、その大学で何を学んだかが大切だと聞いたことがあります。それは本当なんですね。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2001/06/13 18:22

 あくまでも一般的な話をします。


 文学部はいわゆる文学研究が中心です。英文学部なら、イギリス、アメリカ、その他英語圏の作家の小説や戯曲、詩歌などの解釈や作家の業績について研究するものだと思えばよいのではないでしょうか。どちらかというと、図書館の奥の薄暗いところで、古い文献と分厚い辞書を何冊も開いて(もちろん洋書)、静かに考え込んでいる、というイメージがありますね(ごめんなさい、これはあくまで偏見です)。ただし教授、ゼミによっては英語学すなわち英語という言語の音声や文法構造などを研究の中心にしているところも一部あります。
 外国語学部は上記の言語の音声や文法構造を研究するのかというと、それがやはり中心ですが、それよりも外国語を実践的に使える人材の育成に重きを置いているのではないでしょうか。外国の政治や経済、文化をいろいろな観点から研究する講座が多いようです。どちらかというと、10人くらいの学生がネイティブの先生をかこみ、英字新聞を広げて英語でしゃべりまくっているというイメージでしょうか(これまた偏見です、すみません)。
 くだらないことを書きましたが、やはり各大学によって特色が様々なので、個別の資料を検討して、あなたが目指すものに近いところを選ぶのがいいでしょうね。
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この回答へのお礼

 tosembowさんと同じようなイメージを私も持っています。(笑)「実践的な英語」となると外国語学部がいいみたいですね。(いろんな人の話を聞いていると)と言っても大学によって違う部分も当然ありますよね。今までも大学の資料を見てきましたが、これからも見ていって学部を決めていきたいと思います。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2001/06/13 18:27

補足にお答えします。


#朝もはよからなんで、もしかしたら完全な補足になってないかもしれない。
#そのときはもう1回補足下さいね。
#ただし、関西の大学についてはわかりません。

現在のところ、翻訳法はさまざまな大学で置かれています。文学部英文学科でも原書の翻訳や、「英語学概論」「英語学演習」という形で英語のスタイルを学ぶ授業があります。ただし、プロのための翻訳法となると、後述の「英語名門校」に行く必要があるかもしれません。
大学院に行けば、それぞれの専攻で、翻訳は必ず学びますから、院に行くのであれば、どの専攻を選んでも同じことになりますね。もちろん理系でも。

通訳法の講義は、調べた限りでは次の3大学に置かれていました。
・青山学院大学文学部
・上智大学外国語学部
・立教大学全学共通カリキュラム
いわゆる「JAR」(ジャル)というやつですね。
オススメは上智、次いで立教、青学は1・2年次が神奈川なので少し落ちます。
東京外国語大学、大阪外国語大学にはありません。

青学・上智は専門科目として開講されています。立教は一般教養の一部です。
ただ、前提として、それなりの教養が必要ということで、青学も上智も、他学部履修で卒業に必要な単位に充当できる単位数がかなり多かったと思います。
立教だけは形が違いますが、これはどの学部にいても取れるということです。つまり、経済学部でも法学部でも、同時通訳法がとれてしまうということです。
これは面白い半面、英米文学科及び帰国子女以外の学生にとっては良いことなのかどうか判別がつきませんね。
立教は強力な教授陣を配し、目下英語教育の改革中です。

なお、東京外国語大学、大阪外国語大学は前述の通り地域研究がメインですが、さらに言語になると「社会言語学」、つまり社会と言語の関係を突き詰めて学ぶというスタイルが一般的であり、社会学的な要素が濃くなります。

ちなみに、東京外国語大学では専修言語の教員免許のほかに、国語、中学社会、高校地理歴史・公民の免許が取れてしまいます(うちは英語だけだった)。とはいえ、教員の枠は狭き門ですから(生徒数の関係で2010年度に一旦広き門に転じますが)、慎重にお考え下さい。

翻訳・通訳をやるにはバックグラウンドにある教養の広さが必要です。
人文・社会・自然の諸科学を大切に学んで下さい。
今のうちから目配りを大切にして下さい。

オープンキャンパスに足を運んで見るのもいいかもしれません。そのときに、疑問点を解消しておきましょう。
私のときは、青学・立教・ICU(国際基督教大学)からクリスマスカードがとどきました。それを励みにして勉強するのも、なかなか思い出に残りました。

お薦めの本として、同時通訳者のの鳥飼玖美子教授の本を挙げておきます。
図書館で検索すれば、簡単に出てくると思います。

ほかにこんな本もどうぞ。
『アエラムック 外国語学がわかる。』朝日新聞社
千野栄一『外国語上達法』岩波新書
マーク・ピーターセン『日本人の英語(正・続)』『心にとどく英語』いずれも岩波新書
鈴木孝夫『ことばと文化』『教養としての言語学』『日本人はなぜ英語ができないか』以上岩波新書
鈴木孝夫『武器としてのことば』新潮選書
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この回答へのお礼

朝早くからありがとうございました。本、図書館でさがしてみたいと思います。何度もありがとうございました。また何か質問ができたときには、よろしくおねがいします。

お礼日時:2001/06/15 22:39

簡単に言ってしまえば外国語学部は「実用的な語学を中心に地域研究や国際関係、言語学などの教養を身につけるところ」文学部は「文学を通して思想や歴史を学ぶ所」ですね。



ちなみに私は青学の英文科に在籍していましたがお勧めしません。学生の質も授業も悪いです。

外国語学部でしたら東京外大、上智、獨協がお勧めですね。
語学分野の実績でも他とは一線を画します。
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