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どちらが正しいのですか?

A 回答 (11件中1~10件)

ひのもと

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>「日本」は「ニッポン」か「ニホン」か。


 文字としては国号は「日本」に決まっているが、読み方としては決定されていないようです。一度は決まりかけた時がありました。それは国語審議会が「ニッポン」とすることを提案したが、その頃「満州事変」が勃発して、決定は中止になったのです。その後、提案はなされていないようです。

 以下は、「日本」の読まれ方について書きます。(音韻学的な知識を要する部分があるにもかかわらず、浅い知識だけで書いたため、誤りもあるかも知れませんのでご承知置きください。)

○「古事記」「日本書記」とうでどう読まれたか。
 古事記での検索では「日本」という言葉は出てきませんでした。「日本書記」の場合は、この書物のタイトルがどう読まれたかが問題になりますが、それは後回しにして固有名詞としては「日本武尊」(古事記では「倭建命」)の外に何人かの天皇の名として使われています。(他に神武・懿徳・孝安・孝霊・孝元・開化の各天皇)これらはすべて「やまと」です。また、遣唐使の戴いた国名の「日本」も「ひのもと」と読むのが普通です。ところが、これらは日本人相手の場合であって、「日本書紀」の場合や国号としての「日本」はどのように読まれると期待して使ったのでしょう。結論はNo.6の方がおっしゃるように、「ニッポン」でしょう。
 「日」は呉音で「ニチ・ニツ」のように日本人は認識しました。しかし、本来は最後が [t]という音で終わっている「入声」なのです。(「入声」については下記を参照)日本語の音節は「開音節」といって母音が最後に来るのが普通です。だから、「niti」「nitu」のように認識したのです。(もっとも、日本語にも「開音節」でなく「モーラ」という概念を持ち込まないと説明出来ない場合があります)

 『入声(にっしょう、にゅうせい)は、古代中国語の声調(四声)のうち、音節末子音が内破音 [p], [t], [k] で構成され、短く詰まって発音される音節を調類としたものをいう。』(発音記号がうまくコピーできません)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E5%A3%B0

 この「入声音節」はその次に、「t」「k」「p」などの子音で始まる語が続くと、「促音化」します。例
「日光(ニッコウ)」「日通(ニッツウ)」。「p」という子音で始まる語は「パン」「ペン」などの外来語を除くとありません。その代わりに「h」という子音で始まる語だと、一旦「h」を「p」に変えて「日報(ニッポウ)」のようになります。実は「日本(ニッポン)」もそのようにしてできるのです。(このことを説明し出すと切りが無いのですが、疑問なら「p音考」という論文をお調べください。上代のハ行音は実は「パ行音」だったといいます)

 さてこのように期待した読み方は、既に唐の時代に「ニッポン」ではなく「ジッポン」と読まれていたようです。時代的にも地方的にも唐代は「漢音」が使われていました。このことは、ずいぶん時代が経って13世紀末に「東方見聞録」に「日本」のことが「ジパング」と書かれていたことで分かります。「グ」という音は「ng」から来ていると思います。

○中国の話はさておいて、日本では「日本」という漢語の読み方が分かるような方法(例えば読み仮名をつけるなど)があまりありませんでした。たとえあったとしても、当時表記できなかったものは、濁音・半濁音・促音・拗音・撥音などでした。特に半濁音は相当遅かったはずです。もし、半濁音が無ければ「ニッホン」などのように「促音」も 必要ありません。すると「ニホン」という表記が残ります。「撥音」も現れるのは遅かったけれど、漢文の訓読に必要なものとして「ン」は比較的早く出現しました。
 もう一度触れますが、「日」は「入声」で韻の種類としては「質」韻。同じ種類に「一」があります。「日」「一」「質」は「ーti」(ニチ・イチ・シチ)と「ーtu」(ニツ・イツ・シツ)です。だから、「日本」と「一本」とは發音的に似通っています。「日本(ニホン)」と「二本(ニホン)」が本来似通っているわけではありません。
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どちらが正しいとは簡単にはいえないです。


複合語 日本書紀、日本史、日本産、日本車、日本国籍、日本人、日本海、日本列島などの場合は、ニホンと発音するケースが多いようです。 もちろん、にっぽんれっとう、にっぽんこくせき、にぽんだいがく、にっぽんばしと発音したから、間違っているとか、正しくないとはいえないと思います。

日本大学は、東京都千代田区九段南四丁目8番24号に本部を置く日本の私立大学である。1920年に設置された。大学の略称は日大。 Nihon Universityの頭文字をとってできた略称および呼称はNU。正式な読み方は「にほんだいがく」ではあるが、一部では「にっぽんだいがく」と使用されることもある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC …
好き好きで発音したら、それでいいと思います。
茨城でも いばらぎ、いばらき どっちだって構わないです。どちらが正しいなんて発想は無用です。

ちなみに、こんな説明があります。 
半濁音と表記方法 ぱぴぷぺぽ はひふへほ ふぁふぃふふぇふぉ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E6%BF%81 …
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>どちらが正しいのですか?


その後どうするのかが非常に大切なのでは、と思います。
つまり、質問者としてはどちらに、誇りを感じるか、持つか、はたまた単純にその他大勢を選ぶか。
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両方正しい。


てめえの国の呼び方が決まっていない異常な国ってことよ。
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昔、大学の授業で教わったことがあります。


日本語史における古代の音韻変化の「ハ行転呼」に出てきた話だと思います。

今の「にっぽん」の発音とは違いますが、8世紀には既に、自分たちの国を「日本」と呼び、遣唐使の時代などで中国の記録には、"NI t PON" (t は、入声)とあり、「にっぽん」という呼んでいたことが分かるそうです。もとより、当時は「にほん」と発音することはなかったそうです。

現代に至り、両方が普及しただけでなく、そのふたつは、音韻により使い分けができているようですから、どちらが正しいということは言えなくなっているようです。歴史的にみれば、当初「にっぽん」と呼ばれていたことは事実のようです。

参考: 小池清治著『日本語は悪魔の言語か』
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こんにちは。


良く見かけるローマ字表示では、「NIPPON」となっているので、にっぽんが正しいのではないでしょうか。
ただ、メディアでは日本ということもありますし、「ちょうふく」や「じゅうふく」のように、どちらの読みでも正しいのだと思います。
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何についてどちらが正しいとお聞きですか。



トキの学名は「ニッポニア・ニッポン」です。 後半部分の呼び方(読み方)は にっぽん が正しいのです。

日本という国名のことなら どちらも正しい ことになっています。
「にほんとにっぽん 呼び方」の回答画像4
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どちらでもOKですが、旧郵政省が切手にローマ字表記を入れる際に、NIHONだと外国人から「ニオン」と発音される可能性があると言うことから、NIPPONに決められたと言う経緯があります。

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政府見解では「どちらも正しい(というか決めてない)」ことになっています。


http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon …

英語表記はJapanですが、紙幣や切手では「NIPPON」としています。
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