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provided,providing,supposing,supposeはthatをおく事によって、仮定法になりますが、どうしてこういった表現になるのでしょうか。この語源を教えていただけるとうれしいです。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

分詞構文と命令文からの発展形です。



provided = "if/when it is provided (that)..." ---1

providing = "if/when they/it provide(s) (that)..." ---2

supposing = "if/when I/we/you/they suppose (that)..." ---3

suppose = "suppose (that)..." ---4

1~3は、条件/仮定/(発展して提案/勧誘)を表す分詞構文。

主節と主語が異なる場合でも、そのまま使います。『懸垂分詞』と呼ばれ、文法的には例外的です。
1~3は、慣用的表現として認められた中の3つです。

この認められた形は、接続詞(if)を補って、副詞節にしてみると、
主語に特徴があります。

1の場合(過去分詞)は、it は仮主語で、that 以下が真主語です。

2の場合(現在分詞)は、元々の provide に、物を主語とする表現があって、その主語が、そのルールを規定する団体/人々(it/they)や、ルールそのもの(it)。

3の場合(現在分詞)は、話し手/一般の人々。

つまり、ある意味、隠れた主語は固定化されていると言えます。だから、主節の主語と混乱しないのです。ゆえに非文法的でも、慣用表現として生き残ったと思われます。

分詞構文の慣用表現としては、

Judging from..., generally speaking, speaking of... などがありますが、それらと同じ成り立ちです。

ただ、今回問題にされている表現は、その中に、(that) 節が絡んでいるだけです。他に次のような表現があります。

given (that)...
assuming (that)...
considering (that)...

なお、これらの (that)節は、直接法で表します。(supposing (that) と suppose (that) は、直接法/仮定法が可能。)
===============

4に関しては、

条件/仮定/提案/勧誘

(Let's) suppose (that)..., ....
(Can I) suppose (that)...?
Suppose (that)....

などに捉えることができます。

以上。
少しでもお役に立てたでしょうか?
Hope it helps.
★★ydna★★
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