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御存知、帝国主義と言えば、イギリスが有名ですが、その行為は例えば・・・

「木綿を作りにくくするために、木綿の作り手たちを何万人も集めて、その“手首”を切り落とした!」

まさに悪魔の中の悪魔としか思えない所業でしたが、どういう訳か?その時代は終焉を迎え
今は平和な民主主義となり侵略戦争は、まず起こりません

しかし、今は、白人が世界から富を「搾取」しています。
「白人は、何故、植民地政策を止めたのでしょうか?」

「侵略し、残虐な事をする事に“良心”が咎めるようになったから?」いいや、そんな事はないように思います

聞いた所では、植民地政策では「次から々へと植民地を作り、却って、経済的に上手く行かないから止めた」
と、いうような事を聞いた事があります

その意味する所は、良く解らないのですが、では「何故、白人は、その植民地政策を止めたのでしょうか?」

「良心が咎めたからでしょうか?」  いいや、そんな事は有り得ない、と思っています

彼らがそんな殊勝な事では止めないでしょう・・・今でも、彼らの本質は変わらない

ならば、何故、止めたのでしょうか?詳しい方、御説明の程、お願いします

A 回答 (2件)

力の強い帝国主義国にとっては、植民地(保護貿易)は邪魔でしかないからです。



それぞれ植民地を持つ帝国主義国がいくつか並び立っているという状況は、つまり、ブロック経済(保護貿易)なわけです。
(植民地というのは、単純に言えば宗主国の独占地で他国は手が出せない保護貿易圏なわけです)

最も経済的に優位なスーパーパワー国家(19世紀のイギリス、大戦後のアメリカ等)にとっては、
世界から植民地がなくなって完全な自由貿易になれば、自国の旧植民地は相変わらず自分の市場なまま、他国の旧植民地に参入して自国の市場にできるわけで、
世界に植民地(保護貿易)なんてものが全くないほうが、ずっとよいわけです。
というか、スーパーパワー国家を経済的に維持するには全世界を市場にすることが必須であって、植民地なんかをつくって、世界をブロックに細分化したらやっていけない。
というわけで、19世紀のイギリス、20世紀のアメリカは、(植民地などの)保護貿易よりも自由貿易を求めています(した)。
一方で、もともと経済力の弱い帝国主義国(たとえば、2次大戦後のオランダ、ポルトガルなど)は、植民地(自国の占有市場)を失うことで(一時的には)かなりの打撃を受けますが。

結局のところ、植民地というのは、世界をいくつかのブロックに細分化しても、そのブロックの中で十分にやっていけるぐらい経済規模が小さく、
また交通手段などが未発達な時代だからこそ意味があったのであって、
現在のように世界全体の経済規模が大きくなってしまっては、世界を小さなブロックに細分化してしまったら誰一人生きていけない、ということです。

それから、保護貿易で利益を得るのは帝国主義国内でも比較的少数の既得権益層だけで、基本的には、自由貿易のほうが多くの国民の所得が向上するので、
自由選挙の導入など、帝国主義国内でも多くの国民が政策に関与するようになればなるほど、自由貿易に傾くようになるという理由もあると思われます。
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この回答へのお礼

保護貿易の弊害が今一つ解りませんが、詳しく有り難う御座いました

お礼日時:2015/10/07 01:57

質問文ですが、同じ疑問に何度も自問自答している事をわかっていますか?

「何故「帝国主義」が終わったんでしょうか?」の回答画像1
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