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 Rf値が物質によって変わるのはなぜですか?吸着性のためとよくありますが、具体的に教えて下さい。

A 回答 (1件)

Rf値というのは、よく光合成色素をペーパークロマトグラフィーで展開して原点から色素がどのくらい離れたかを計る値ですよね。

主な光合成色素には、カロテン・キサントフィル・クロロフィルa、b、c、d・フィコシアニン・フィコエリトリンがあり、これらは多くの炭素原子を持った分子構造をしているため、水に溶けにくいのです。そのため展開するときは水を使わず、トルエンやアセトンを使います。これらの薬品は有機溶媒として使われます。まぁ、そんなことはどうでもいいとして、物質が溶けるからにはその度合いが出てきますね。時間がかかるが溶ける物や短時間で溶ける物という具合に。幸いこれらの有機溶媒は揮発性(気体になりやすい)なので常に上へ上へと昇っていくので光合成色素もそれに溶けて上へ上へと登るわけです。勿論時間内に溶ける度合いがあるので、それぞれには差が生じます。ちょうど10人かけっこをして、足の速い人は1位に、遅い人はビリになるのと同じですね。10人全員が同じ速さなんてことはありえませんから。まぁ、そんなわけでRf値が物質によって変わるんですよ。吸着性って言うのは展開液(トルエンやアセトン)に溶ける度合いでしょうかねぇ。ちなみにRf値が大きいほどよく溶けることを表わしています。長々と書きましたが、参考になったでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございました。アミノ酸についても同じ事が言えるんですよね。Rf値について分かった気がします。

お礼日時:2001/06/17 01:48

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