天使と悪魔選手権

お金が嫌いというわけではなかった。そんな人間はそう沢山はいない。ましてや子供で、お金が嫌いだなどと思っているとしたらかなり異常である。
(清水義範『お金物語』「百億万円」講談社文庫 117ページ)

*** *** *** *** ***

社会において、金銭を使用する価値は何ですか。

質問者からの補足コメント

  • 「債務奴隷」についてのリンク先を読みました。このやうな状況がいまだにあるのですね。金銭そのものが問題といふよりも、金銭システムの存在にかかはらず生じうる事例のやうに思はれます。

    私も以前に一度だけ、恰好をつけて、
    「人類の痛みを止めるものは愛です。」
    なんて回答をしたことがあります。質問者には喜ばれませんでした。やはり綺麗事ですませるのは、私には似合ひません。

    http://oshiete.goo.ne.jp/qa/9089728.html

    No.7の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/02/18 23:08

A 回答 (9件)

#1です。


> 大人だけではなく、子供でも喜ぶのがお金です。
当然でしょう。
「お金=他人が働いた対価」を無償でもらえば(隠された意図がない限り)誰でも喜びます。
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この回答へのお礼

追加回答をありがたうございます。私はおしやべり好きなので、大歓迎です。

>「お金=他人が働いた対価」を無償でもらえば(隠された意図がない限り)誰でも喜びます。

ふつうの人はさうですよね。哲学カテゴリのリーダー的存在としてcyototuさんがいらつしやるのですが、哲学の問は「人間はどうあるべきか」ではなく「人間とは実際にどうあるのか」であると、指摘なさいます。まつたく同感です。人間とはどんなものなのかを知つて、それを活用してゆくのが、素直な生き方に思へます。この方法では不幸はあちこちに生じますが、「人間はどうあるべきか」といふ空疎な理想を実行してしまふと人類にさらに巨大な不幸をもたらします。

子供は不必要にみづからを飾らないので、人間の本質を観察することができます。

いまのところ、今回の質問のベストアンサー第一候補です。

お礼日時:2016/02/18 19:56

★(補足欄) 「債務奴隷」についてのリンク先を読みました。

このやうな状況がいまだに
あるのですね。金銭そのものが問題といふよりも、金銭システムの存在にかかはらず生じう
る事例のやうに思はれます。
☆ ええ。それゆえ 金銭システムのほかに 政治――共同自治――のチカラが介入すると
いう問題(必要性)があると思われます。
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この回答へのお礼

追加回答をありがたうございます。

>金銭システムのほかに 政治――共同自治――のチカラが介入するという問題(必要性)があると思われます。

当然の御指摘と存じます。「認識の深まり」では何も言つてゐません。空疎な主張です。近年「認識の深まり」を実行に移したグループが日本にも現われました。ヘッドギアをつけて世の中のすべてを認識できるやうにしてゐたやうです。そして工場を建設し、サリンを製造しました。

お礼日時:2016/02/19 08:20

私の家の庭にある「金のなる木」に一億円なっていたら大喜びします。



バブルのころはこんなにガツガツしていなかったと記憶してますよ。
今は、皆貧乏で、金が欲しくて欲しくてしょうがないんじゃないかと
思います。
腹が減って減ってしょうがないから、金のことばかり考えている。浅
ましいとも言えます。
そんだけのことじゃないでしょうか?その浅ましさを隠すのに、愛とか
正義とかと比較して、哲学的にしようとしているだけではない?

一億円を刈り取ったら、地元にはいい温泉がたくさんあるので、親しい
友人たちと、最高級の温泉宿に泊まって、越乃寒梅飲んで、二、三日ゆっ
くりしたい。
そんなんで満足して、あとは商売に使いたいですね。おつむ次第ですよね。
馬鹿であれば、一億なんてあっという間になくなるし、賢ければ、いくら
でも増やせる。
大事なのは、金よりも、金を生むおつむやハートですよ。

金が増えれば、いろんな事業ができる可能性が出てくる。人も雇えるし社
会貢献もできる。
こういうことが、「金を使う」ということで、ただ、生活のためとか貯金
するという発想しかない場合(悪いということではない)、金がどうのこう
のということ自体、おこがましいというべきではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答をいただくのは久しぶりです。「金のなる木」の苗はいくらなのですか。日本銀行で販売してゐますか。「アマゾン」や「ジャパネットたかた」なら割引がありますか。

>腹が減って減ってしょうがないから、金のことばかり考えている。

人間、そんなものだと思ひます。お金はあくまでも道具にすぎませんから、悪の原因としてお金を排斥しようとする姿勢には疑問を感じます。学生のころはパンの耳をしよつちゆう食べてゐました。味はともかく、あごが疲れます。

>金が増えれば、いろんな事業ができる可能性が出てくる。人も雇えるし社会貢献もできる。

おもしろい見方ですね。エネルギーにたとへれば、お金は電気エネルギーのやうなものでせうか。いろいろなことに使へます。熱エネルギーでは効率が良くありません。

>こういうことが、「金を使う」ということで

ごもつともです。御回答ありがたうございました。

お礼日時:2016/02/18 22:26

明治維新による地租改正で 年貢米などの物納が おカネで納める制度となりました。


そのとき土地の所有制度も変わりました。

▲ (ヰキぺ:地租改正) ~~~~~~~~~~~~
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%A7%9F …

§ 4 旧貢租と新地租の違い

・ 従前は物納であったものを、金納とした。


§ 5 地租改正の影響
§ 5.2 土地の私的所有の開始土地の私的所有の開始

地券(面積・収量を定めた土地の証書)の発行により、個人に対する土地の私的所有が認め
られることとなった。

この結果、土地は天皇のものであり、臣民は天皇または領主からその使用を許されているに
過ぎないと考える公地公民思想(王土王民説)や封建領主による領主権や村などの地域共同
体による共同保有といった封建制度的な土地保有形態が完全に崩壊し、土地にも保有者個人
の所有権が存在する事が初めて法的に認められることになり、土地が個人の財産として流通
や担保の対象として扱われるようになった。

その意味で、地租改正は日本における資本主義体制の確立を基礎づける重要な一歩であると
いえる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆ とは言え 地主と小作人との隔たりが直って行ったのは 戦後の農地改革を経てのこと
だったようです。

負うものが 万人に共通の数量でさだまったなら 人はそれぞれ その負っている金額以上
の収穫を得るため努力する甲斐があるというものです。

政治による改革などの介入をも踏まえて おカネという制度は 共同生活をおこなう人間に
とって 自由をあたえるとは言えると思います。



債務奴隷という存在がいまもどこかにあるそうですが(*) これも 貸し借りの利率を制
限したりご破算にしたりする(自己破産)という政治のチカラに頼って 失くして行こうと
していると思います。

経済行為の自由主義が ふつうの人間的な勤勉志向としていとなまれるだけではなく その
勤勉を自己目的とし二十四時間勤勉を旗印とするガリ勉主義が現われ この少数ではあると
ころの後者が 経済活動を全般的に引っ張って行くようになっていること――そのもとで 
勤勉志向は 後手に回るしかないかたちで中間層を成しつつ社会経済をささえることに甘ん
じているということ――については 貨幣制度にともなう不可抗力として現われて来る経済
的な自然史過程であると見られます。

大津波をかぶっているようなかたちではないかと――だからあきらめたというわけではなく
――思われます。なおまだ しばらくのあいだ。

拝金主義がどうのこうのと論じることは ほとんど無意味です。そういうレッテルを貼るだ
けではなく考えること自体が おかしい。おカネという仕組みのあたえる自由というよさも
知っているなら。
ガリ勉主義も おおむねは自由な縁起共生の仕組みの中で行動しているのですから。


*註:債務奴隷:~債務奴隷 ネパールのスニータちゃん~
http://yoriki2.jp/nepal/htm/snita.htm
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

経営学が御専門のぶらげろさんですね。

>おカネという制度は 共同生活をおこなう人間にとって 自由をあたえるとは言えると思います。

地租改正、農地改革の歴史的解説には納得しました。戦後のGHQの政策は、国語政策以外はおほむね歓迎すべきもののやうに思へます。憲法問題はまた別ですけれど。

>ガリ勉主義が現われ

(笑)世の中、いろいろな面があるものです。

>拝金主義がどうのこうのと論じることは ほとんど無意味です。

まつたく同感です。さきほどコメントしました。御回答ありがたうございました。

お礼日時:2016/02/18 20:44

「お金があれば何でもできる」と言われますが、その実、


お金というのは、実体として手アカに汚れた紙切れに過ぎ
ません。
『何でもできる』どころか、お尻を拭くのもためらわれる、
ティッシュの方がまだマシな物です。
お金にできるのは唯一、『お金があれば何でもできる』と
信じている拝金主義者に“何でもさせる”事だけです。
お金の真の価値は、その向うであなたのために働いてくれ
ている人々にあり、彼らへの感謝の気持ちがお金なのです。
だのに、お金を受け取る方が感謝する時点で、この社会の
価値観の逆転があります

「お金が欲しい」というのは、「自分では何もせず、人を
使役したい」という事を意味しています。
それは、生物として根源的意志=本質的喜びである生きる事
(社会生命として働く=助け合う喜び)を見失い、何もした
くない(死と同然)という事に他なりません。

生物は、淘汰の反力として“生きる意志”を基本とします。
それは、分業化による助け合い=社会化によって、労働と
なります。
しかし、その分業化=市場の拡大において、そうした自己
の生命の社会的拡張を自己の生の意志の延長として把握する
だけの認識の深まりを怠り、お金や出世といった“馬車馬の
目の前のニンジン”によって他律的に生かされる(お金をも
らうためにイヤイヤ働かされる)ようになってしまったの
です。
その結果、意識は利己的なまま、社会は競い奪い合う弱肉
強食の疑似ジャングルに堕してしまっています。
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この回答へのお礼

御回答ありがたうございます。「人間はどうあるべきか」といふ方法の筆頭たるpsytex1さんとは、見解がいつも正反対になつてしまひます。あしからず。

>「お金があれば何でもできる」と言われます

そんなのはテレビドラマの見過ぎではありませんか。psytex1さんの論法はほとんどいつも、御自身の中に小さな小さな宇宙を作つて、それを全世界にあてはめる、といふ極端なものです。文章に論理も構成もありません。「自己=宇宙」と主張なさるとほりですが、世間の人たちはそんな難解な言ひ方はせず、通常は、

視野が狭い
ひとりよがり
聞く耳持たず

などといふ表現をします。

>「お金が欲しい」というのは、「自分では何もせず、人を使役したい」という事を意味しています。

人を使ふ、といふことが、どれほど難しいことなのかお判りではないやうです。私は常に試行錯誤です。

>お金や出世といった“馬車馬の目の前のニンジン”によって他律的に生かされる(お金をもらうためにイヤイヤ働かされる)ようになってしまったのです。

食物、衣料、Q&Aをするためのネット、コンピュータ、さうした多くのものを製造・運搬してゐる人たちへの感謝の気持ちが欠如してゐるから、こんなふざけた文章になるのではありませんか。先日あほなさんの質問に回答したのですが、教育にせよ労働にせよ、ベルトコンベヤー方式、歯車方式、それこそが大多数の人が社会で対応してゆくための効果的なやり方だと思つてゐます。「認識の深まり」がそんなに大切なのですか。「Q&Aサイトのバカどもには俺の高説が理解できない。未来の天才のために書き残してゐるのだ。」と豪語して、わけのわからない投稿をするよりも、今までどほりの馬鹿でゐるほうが、私は幸福です。

お礼日時:2016/02/18 20:23

plapotiさん こんばんは



お金とは、通貨や貨幣のことです。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%B …
貨幣(かへい、英: money)とは、

商品交換の際の媒介物で、価値尺度、流通手段、価値貯蔵の3機能を持つもののこと[1]。
商品の価値尺度、交換手段として社会に流通しているもので、またそれ自体が価値あるもの、富として蓄蔵を図られるもの[2]。

お金は、
1)商品の価値を測ることができます。
2)交換手段として使えば商品の流通をスムーズにできます。
3)富を貯蓄することができます。
4)お金自体が価値を持ち、他人に貸すことで利息を貰えます。

このように、お金は便利な物で私達の生活を豊かにするものなのですが。

一番の問題は、お金を価値ある物にするためには流通させなければいけません。

例えば、日本銀行が貨幣を刷るだけなら、誰もがお金を持つので誰もがお金は要らないとなります。
交換価値は限定的になり、物々交換とあまり代わりません。
銀行の3)貯蓄を誰かが借りることで、お金に流通手段としての価値が生まれます。信用創造。
その時、お金を貸す人は何かお礼を貰わなければ貸さないよ、となります。そこで、利息が発生します。

これが、金持ちがより金持ちになる原因です。
金持ちは、銀行の利息よりたくさん儲かることを考えます。
石油等の地下資源の利権への投資、大企業への投資、不動産への投資、高利貸し、等。

他人に雇われているだけではお金持ちにはなれません。給料だけ。
安全な資産運用は、貯蓄なのですが。0金利政策なんじゃこりゃ。
リスクのある資産運用はう~んですね。

☆信用創造(しんようそうぞう、英: Credit creation)とは、銀行の貸出によってマネーサプライ(通貨供給量)が増加すること。あるいは、金融機関のおこなう「決済機能の提供」と「金融の仲介機能」が作用して信用貨幣が増加する機能を指す。銀行が貨幣経済において果たしている重要な機能のひとつ。
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B …
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この回答へのお礼

詳細な御回答をありがたうございます。

>貨幣(かへい、英: money)とは

しばしば言はれることですが、英語のmoneyは不可算名詞とされてゐますけれど、みんなせつせと計算してゐます。英語といふのは不可解な言語です。豚語では、お金はふやしたいので、加算名詞です。

>お金を価値ある物にするためには流通させなければいけません。

まさに、天下のまはりもの、です。何事においてもさうですが、要は、使い方次第なのでせう。

>信用創造

cyototuさんのおつしやる「創造的営み」なのですか。「リスクのある資産運用はう~んですね。」との御意見は同感です。若い頃は銀行がつぶれることなど、ほとんどありえないとされてゐましたが、現在ではそんなこともなくなりました。

「実存は本質に先立つ」とかいふ言葉が哲学カテゴリで取上げられますが、欲しい物が存在してゐても、自己の所有物として実存するためには、お金が必要です。本質に先立つものは実存ではありません。先立つものは、お金です。

お礼日時:2016/02/18 19:41

金銭を使用する価値は「利便性」ですよ。


金銭という概念を媒介にするからこそ物や労働をスムーズに交換できます。
それこそが価値です。
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この回答へのお礼

御回答ありがたうございます。

>金銭という概念を媒介にするからこそ物や労働をスムーズに交換できます。

おつしやるとほりと存じます。職場でよくあることなのですが、甘いことばかり言つてゐたのでは、事が運びません。だれかが厳しい態度を取らなければなりませんが、それも給料のうちだと考へれば、自然にさうなります。お金とは社会活動をはたしてゆくために、きはめて効果的です。

お礼日時:2016/02/18 07:52

お金というのは「信用」という価値があります


というか、「信用」そのものです

円やドル、ユーロなどが世界に通用するのは
その国に「信用」があるからです

いつでもどこでも通用するという信用です

信用がなければ、ただの紙です

紙を出してモノが買えるというのは
紙に信用があるからです

見たことのないどこかの国の紙を出したのでは
モノは買えません

政治が安定している国は「信用」されます
つまり、お金には政治のことも含まれているのですね
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この回答へのお礼

御回答ありがたうございます。「信用」は経済においては特に重視されますね。現金はもちろん、手形小切手などについては、なほさらです。私のやうな信用できない人間であつても、金銭を支払ふことによつて、その金額の範囲内では信用を得ることができます。実にありがたい道具です。

>政治が安定している国は「信用」されます つまり、お金には政治のことも含まれているのですね

御指摘のとほりと存じます。反対に、政治にはお金のことも含まれてゐる、とも言へます。私個人としましては、金権政治や収賄に対して過度にめくじら立てる必要はないと思つてゐます。本業の政治活動を立派に果すことが一番です。

お礼日時:2016/02/18 07:48

「使用する価値」ではないですが・・・私は以下のように考えます。


お金がない時代は物々交換でした。
しかしこれでは不便なのです。
    
そこで「自分の労働をお金という物に置換えることで、他人の労働の成果(物)と簡単に交換する事ができる」ようになったのです。
    
現代社会において人が生活をしていくためには、単純に食料だけでなく電気、ガス、水を始めとしてあらゆるものが必要になってきます。
これを自給自足と物々交換などでは出来るはずもないのです。
お金という物があって始めて現代社会が成り立っているのです。
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この回答へのお礼

一番回答をありがたうございます。私は小心者ですので、しばらく様子を見てから投稿することがしばしばです。経済学にはまつたくの門外漢ですので、みなさまから御意見をうかがひたく存じます。

>自分の労働をお金という物に置換えることで、他人の労働の成果(物)と簡単に交換する事ができる

社会における人間活動を円滑にすすめるための道具のやうに思はれます。質問文に引用文を記載しましたが、大人だけではなく、子供でも喜ぶのがお金です。

お礼日時:2016/02/18 07:38

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