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考えられる病名がわからず困っています。教えて下さい。
最近よくろれつがまわらず足がフラつき上手く歩けないときがあります。
転ぶと動けず何もできなくなります。
耳や足の筋肉血液すべての精密検査をし、検査入院もしましたがどこも異常がないとのことでした。
ですが父の様態はどんどん悪くなってきているので家族でとても心配しています。
・全身の筋肉の痛み
・声がかすれる
・足がしびれて痛い
・手足が冷たい
・7年程前から鬱をやっている
・仕事から疲れて帰ってくるとよくろれつがまわらずフラフラしている
以上の症状から考えられる病名がわかる片教えていただけませんか?似たような症状を知っている片、
教えて下さいお願いします。
最近は病院も変えようか悩んでいます。

A 回答 (3件)

膠原病の可能性が高いですね。


そもそも膠原病とは全身の複数の臓器に炎症が起こり、臓器の機能障害をもたらす一連の疾患群の総称をいいます。
ではこの病気の症状と治療方法について述べたいと思います。長文のため読み終わるのに時間を要しますが、お付き合い頂きます。

★主な症状

発熱
37度前後の微熱が続くことが多く、午前中だけとか、多少のだるさはあっても生活にそれほど支障がないなど、風邪とはちょっとちがった発熱の仕方をします。38度以上の高熱が何日も続く場合もあります。

関節痛
筋肉痛
インフルエンザのような関節の中から湧き上がってくような感じの痛み。それがあちこちの関節に同時に発生したり、場所を移動して発生したりします。筋肉痛も同様な症状で非常に不快です。朝、手指の関節がこわばって動かしにくいなど。筋力が急に低下することもあります。

皮膚症状
発疹(ブツブツ)や紅斑(あざのように赤くなる)が体のあちこちに現れます。特に顔面に出やすく、痛みのないものが多いが、ひじや足にできる発疹は痛みを伴う場合もあります。

リンパ腺
の腫れ

風邪やその他の感染症と違って、あちこちのリンパ腺が腫れます。ただし硬く大きくなることは少なく、あまり痛みがないことが多いようです。

レイノー
現象

レイノー現象とは指先の血管への血流が不足して、突然に白くなったり、紫色になるものです。厳密にはその後充血で赤く腫れるものをいうようです。寒さで誘発されやすい。

しびれ
手足の全体、または指にしびれが出ます。左右の共通性はあまり見られません。多発性単神経炎といって血管の炎症からおきることが多く、他の疾患と間違いやすいものです。
 
このような症状が初期症状としてよく知られていますが、他にも非常に疲れやすいとか、精神的に不安定など目立った症状ではなくても体調の変化を示すような兆候がほとんどの場合あるようです。個々の症状を見ると他の病気と共通したものもあります。というよりは勘違いしやすい症状ばかりかもしれませんね。だから、膠原病と診断されてから初めて、ああ以前こんな症状がありましたって思い当たることも多いようです。

もし、このような症状が続いていて、いくら治療を受けても良くならないようなら、要注意ということになるでしょう。おかしいなと思ったら、やはり一度専門医の診察を受けてみられることも重要な選択肢と思います。

診察を受けるにあたって、自分の症状を医師に正確に伝えることは正しい診断を導くためにとても重要です。思い当たることがあったらメモしておいたり、日記に書いておくことも役に立つのではないでしょうか。表を見てもらっても分かるように初期症状は必ずしも内科で受診する症状ばかりとは言えません。そのため場合によっては全体的な病状を掴めずに個々の治療に終わってしまうことがありがちです。そんなときにそれ以外の症状も医師に正しく伝えることが正確な診断に繋がっていくと思います。

膠原病の基本的な診断手順を簡単に示すとこのようになります。

①主たる症状

発熱、紅斑、しびれ、関節通、筋肉痛など上記疑わしいとされる症状



②基本的検査

血液一般(WBC、RBC、Ht、Hbなど)、尿(蛋白、糖、血液など)、炎症マーカー(CRP、血沈)、酵素活性(GOT、GPT、LDHなど)などの検査


③膠原病が疑われる場合のスクリーニング(1次)

基本検査の確認、抗核抗体、リウマトイド因子、補体、免疫複合体、X線検査など


④症状を確認しながら疾患を特定するスクリーニング(2次)

もっとも可能性が高いと考えられる疾患の指標を見つける精密検査。疾患固有の抗核抗体や各種生検などと今までのデータで総合的に判断する。

②の検査結果では詳しいことはわかりません。疾患によって正常範囲のプラス側になるもの、マイナス側になるもの、正常値のものもある
からです。症状と併せて検査結果全体からこ
れはやはり疑わしいということになります。そ
こで③の検査を行いますが、同時に行われることもあるようです。
 
③の検査結果からは膠原病の疑いがはっきりします。抗核抗体は多くの膠原病で陽性となりますし、その他の項目も基準値に達していれば④の検査となるわけですが、この検査結果からどの疾患を特定して④の検査に入るかがとても重要になってきます。疾患によっては最初から特徴的な症状も出ていて検査結果もそれをしっかり裏付けてくれる場合も多いのですが、そうでない場合もかなりあるようです。

もちろん総合的な判断を下すために何回かの検査や検討が行われているとは思いますが、厚生省の定めた診断基準があってそれに満たない場合は確定診断には至りません。診断基準は過去の経験や研究の成果で決められていますが、一人一人の症状が違うことの多い膠原病の特徴を考えると、線引きすることによって患者全体を完全にカバーしきれていないのではないかということも感じないわけにはいきません。この部分は研究、改善の余地があると私たちは考えています。

難病情報センターの特定疾患情報の中に診断基準が掲載されています。

手順に従って診断を進める中ではいろいろな検査が必要となってきます。相当な痛みのある検査もあるし、体に負担のかかる検査もあります。でも、やっぱり早期発見のため、確実な診断のためには避けて通れないことなので体調が許す限りは勇気を出して受けてくださいね。膠原病は患者ごとに治療が違っているといわれるほどその症状が様々です。正確なデータを得ることは最も効果のある治療に繋がることになります。

★ 治療方法

診断が確定すると治療が開始されますが、膠 原病の治療は基本的に対症療法として薬の投 与を行うことがほとんどです。使用される薬の代表は“ステロイド剤”と“免疫抑制剤”で、強 力な効果がありますが長期間使用することにな るのでそれなりの副作用もあります。

膠原病ではこれらの治療をできるだけ早く、しかも確実に行うことによって早く症状を抑えることが特に重要です。病気の勢いが強い間に進行する各臓器へのダメージはこの病気の特徴として蓄積していく可能性があります。そのため適切な治療を行わなかったり、再燃を繰り返していると深刻な臓器不全を招きかねないのです。また、症状が軽いうちなら薬の使用量も少なくて済むし、副作用に悩まされる可能性も低くなることはほぼ間違いありません。臓器不全を防ぐことと薬剤の副作用を少なくするためには早期発見、早期治療がもっとも有効ということになります。同じ理由から膠原病の治療では症状を軽く抑えている時期を長く続けることがその後の生活にも大きく関わってきます。
合併症や膠原病の個別の症状に対してもそれぞれ対症的にこの2種類以外の薬も使われます。また、ステロイド剤と免疫抑制剤には大きな効果とともに副作用があるので、その副作用に対する薬も処方されることがあります。  
これらの薬の正しい知識を持つことは、副作用を上手に回避したり軽減したりすることにつながります。専門家になる必要はないと思いますが、主治医の説明を確実に理解できるようになることは治療上とても大切ですね。治療開始に当たっては医師からも説明がありますが、メモを取っておくと後で理解しやすいのではないでしょうか。
その他にも血漿交換療法など新しい治療法が試みられていますが、全ての膠原病に効果があるとは言えないようです。最新の治療法としては”ガンマグロブリン大量投与法”は効果があるとされていますが、生産量が少なく非常に高価なので一般的とはいえません。”末梢血幹細胞移植療法”は現在試験研究中ですが、こちらはまだ少し時間がかかりそうです。また、最近の話題としてはリツキシマブが治験中のものとしてあげられますが、今のところ重症で特殊な症例にしか使用できないとのことです。これらの治療法を含めて治療法の選択肢が広がることを期待したいと思います。

★日常生活で気を付けること

膠原病の特徴として良くなったり悪くなったりを繰り返すということがあります。全く理由が分からないこともあるのですが、やはりそれなりの理由が存在することが分かっていますし、実際に経験して感じられたこともあるのではないでしょうか。いくつかその例を挙げてみます。

 ○日光に当たりすぎた
 ○風邪など感染症にかかった
 ○疲労が続いていた

どれくらい日光に当たるといけないのかは個人差がありますが、海や山など紫外線の多い場所でのレジャーやスポーツ観戦などはでは、紫外線対策を忘れないことが必要です。中には体質的に日焼けしても大丈夫な方もおられるようですが、注意するに越したことは無いと思います。感染症も確実なメカニズムは分かっていませんが症状を悪化させる誘因となることはわかっています。こちらも人ごみを避ける、マスクの使用、うがいや手洗いの励行などの対策が必要です。

これらは一般的に発生しやすいことですが、注意していれば防ぐこともできるはずですね。夏は冷房、冬は外気など体を冷やしすぎたり、温度差が激しい生活も要注意です。ステロイドの副作用を少なくするという意味で食生活にもある程度工夫を凝らしたほうがいいですね。要は肉体的、精神的ストレスを避けること、健康だったときに比べて一層の自己管理が必要となってくるということでしょうか。

尚、膠原病については膠原病を専門になさっている病院にて受診されることをお勧めします。1日も早くお父様のお体がよくなりますようにお大事になさってください。
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大変ですね。

 
病気がなんであるかは、お父様を診察した医者にしか診断できませんが、、、
精神の薬を飲んでおられるなら、その薬の影響の可能性は否定できているのでしょうか?
あと、ALSとかも否定されているのでしょうか?
今通っておられるのは単科の病院だと、総合病院的なところで相談してみると、いろいろな観点から症状を診てくれる可能性はあると思います。
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この回答へのお礼

早いお返事ありがとうございます。
ALSも検査しました。
病院は総合病院です。
大概の何病は検査しました。
結果が出なくて残念な気持ちです。

お礼日時:2016/02/24 14:18

>耳や足の筋肉血液すべての精密検査をし、検査入院もしました



脳は調べたんでしょうか?
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