プロが教えるわが家の防犯対策術!

小生化学系学科で分析化学の講義でクロマトグラフィーの講義を受け段理論を学びました。その後卒研で実際イオン交換クロマトグラフィーを使って分離の実験をするようになり,基本的なクロマトグラフィー理論を知りたくなりあらゆる関連図書を探しましたが実践的な応用と安易な説明しかありませんでした。有る時偶然に生化学の専門雑誌で偏微分方程式を使った論文を見てこれだと思い必死によみましたが、解は有りませんでした。企業に入ってからガスクロマトグラフィーの書籍で神原教授の解説に先ほどの偏微分方程式の厳密な解法があり喜び勇み読みました。その後中国の書店でクロマトグラフィー理論の総括的な書籍を見つけた時には心が躍りすぐ購入し壱年がかり勉強し日本語に訳しました。殆どは移流拡散方程式と吸着速度式の偏微分方程式をラプラス変換で解く理論と,差分法や有限要素法で数値解析する方法です。日本の大学でこのような研究の論文を見たことはありますが少数派のようです。
企業ではこのような技術を実際レベルで実現してソフトウエアも販売されてます。小生が知りたいのは
海外ではこうした理論の教育が大学でなされ研究論文が多数ネット上であります。日本の大学でこうした教育をされているのはあまりないようです。もしこうしたクロマトグラフィー理論に特化した日本語の書籍があれば大学や大学院の参考書または教科書として使用できるでしょうか?大学の専門の先生方
または研究機関の専門家の方のご意見を是非ともお聞きしたいのです。よろしくお願いいたします。
 実はひと月ほど前にGoldstein関数の質問したのは小生です。あれからやはり自分で考えるのが本筋だと悟り気持ちを新たに考え直したら最近あっさりと正しい方法にたどり着くことが出来ました。

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    回答ありがとうございます。小生も企業で長年GC,HPLC等の分析を手掛けてきましたが、やはり長年の経験に裏打ちされた技術が先行しますね。化学は経験の積み重ねですから。でも実際HPLCの実用的なシミュレータも発売されてます。研究者の友人から聞いた話ですが世界的な分析機器の大企業の開発者(日本人)でクロマト理論に基づくソフトを開発している人もいるそうです。また日本のある大企業ですが、医薬品等の精密分析のための理論に基づいたソフトとセットで分離機器を実際販売してます。本日昼間偶然オフィスロボットを開発する企業の番組がありましたが、10年後には今の47%の仕事がITにとってかわられるとの予測があるそうです。化学分離や化学合成など経験による仕事も将来絶対にこうしたロボットに変わられることでしょうね。経験の積み重ねより理論予測のほうがコストは断然安いですから。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/04/23 22:30

A 回答 (3件)

プロの方だったんですね。

失礼しました。
どうでしょう、分析は、特にHPLCはノウハウがありそうですが。
自動化は実際進んでますね。今後オペレーターは不要になり、メソッド開発者だけが必要になりそうですね。質問者様のおっしゃるように、理論が今後必要になるかもしれません。
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この回答へのお礼

サージカルマスク様
また回答ありがとうございます。御理解いただきうれしいです。確かに理論はもっと進むし必要となるでしょう。例えばM先生はHPLCの担体の粒子構造が分離にどう影響するか詳細に論じておられますし海外では盛んに研究されてます。日本でも大学生や院生にこうした勉強をモットしてほしいと思います。でも将来でもオペレータは必要ですし結果を適切に検証できるのは理論的根拠に精通し経験もある技術者だと思います。

お礼日時:2016/04/24 15:21

専門ですが、多分需要ないです。

理論より技術ですね。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。すみません。小生先ほどここに書くべきことを
捕捉に書いてしまいました。

お礼日時:2016/04/23 22:32

それは既に化学工学で半世紀前に流行し、段数だけを残して消えて無くなりました。


英文のEncyclopedia of chromatographyだけが残って居ますが、既に半世紀前私も「見ただけ」
状態です。もう死にました。
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この回答へのお礼

どうも貴重なご意見ありがとうございます。確かにクロマトグラフィー理論は化学系の学科で教えているところは少ないようです。ある大学の講義録のPDFをみましたが、エクセルシートでの簡単な数値計算で扱ってました。化学工学の分野では
分離工学、反応工学で扱っている大学もあります。日本では研究者は数えるしかおられませんが、欧米の文献では今でも結構
論文をネット上で見られます。この分野で有名な先生がアメリカのある大学におられ、その方はタンパク質の専門家ですが
理論的な研究をされており教えを一度請うたことがあり感銘を受けました。日本だけが特殊な状態にあるように思えます。

お礼日時:2016/04/23 22:43

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