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今、短歌をやっています。
句切れがわかりません
通釈で、や。が付くところと聞いたのですがこの句はどうなんですか

くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる  正岡子規
通釈
赤い色の薔薇の芽が二尺ほどの長さになり、針のようなとげはまだ柔らかい感じで細かい雨が静かに降っている。

ちなみにこの句は句切れ無しです
でも通釈で赤い色の薔薇の芽が二尺ほどの長さになりの後に、が付いているのになぜ三句切れではないんですか

A 回答 (3件)

句切れのない歌を出して、句切れの説明をしても分かりにくいだろうなと思います。


[春雨(の=が)]―[くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに]―[降る]
           ↑(この部分全体が「降る」を修飾)

という形なので、切れるのは「降る」の所しかないのです。最後で切れるのは当たり前過ぎて、「五句切れ」とは言いません。

 外にどいう短歌が載っているのか分かりません。「子規」の歌でしょうか。適当なのが思い付きません。仕方がないので啄木の歌を上げておきます。

 「柔らかに柳靑める北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」(石川啄木)
 この歌の句切れは、目に見ゆ」の所です。したがって「4句切れ」になります。ここに「。」(句点)を打ってもいいくらいです。
 [柔らかに柳靑める北上の岸辺](が)―[目に見ゆ]。[泣けとごとくに]
この[泣けとごとくに]の部分はことばの都合で後に行きましたが、
 本来なら、
 [柔らかに柳靑める北上の岸辺](が)―[泣けとごとくに]―[目に見ゆ]。
の順序になる所です。短歌では特に強めたい部分を取り出して別のところにもっていったりします。そのために、句切れが起こってくるのです。
 北上川の柳の葉が青く柔らかく、初夏の芽を吹き始めた、その色が私に向かって泣いてもいいよといってくれているかのようだ。(作者から言えば、泣きたくなるほど昔の故郷を思い出してしまうのです)
 まあ、前回の説明では分かりにくかったので、せめてもの、追加説明をしました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2016/07/06 06:24

>通釈で、や。

が付くところと聞いた
どこで誰がそう言ったのかわかりませんが,
通釈と言うのは短歌の内容・意味を現外語で説明しているものですから,説明の都合で,文に読点「、」や句点「。」を付ける形になることがありますが,
「そうなる場合が多い」から,「それを目安にすると見つけやすい」ぐらいに考えた方がいいですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2016/07/06 06:24

それは通釈した人が、切った方が分かりやすいだろうと考えて「、」をつけたのです。

歌のほうには、句切れと考えられる箇所はありません。「くれないの」「二尺伸びたる」はそれぞれ「薔薇の芽」を修飾していて、その芽がまだ柔らかく見える。ここまでが「降る」を修飾するというちょっと変わった構図です。結局この歌の主格は「春雨」です。その述語が「降る」です。
「くれないの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに」全体が連用修飾語(連文節)となり、「降る」を修飾しているわけです。ちょっと難しかったかな。
 というわけで、切れる(句切れの)場所が存在しないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2016/07/06 06:24

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