プロが教えるわが家の防犯対策術!

「いただく」を使えば、上品丁寧な表現になるという考えで、「いただく」を多用しすぎていると思います。

その根底には、「くれる」「もらう」の使い方の区別がわかっていないということがあります。

「手伝ってもらってありがとう」
「手伝ってくれてありがとう」

上の文は、手伝ってくれたことに、ありがとうと言っています。しかも、自分の行為のことに感謝の言葉を言っています。

それに対して下の文は、手伝ってくれたという相手の行為に感謝の言葉を言っています。

どちらに、ありがとうと言うべきは明らかです。


同様に、「本日はご来店いただきましてありがとうございます。」も、間違いです。


本日はご来店いただきまして、 誤用敬語→http://keigo.livedoor.biz/archives/292251.html

言ってはいけない日本語: 「あとで後悔しない」ための言葉の常識(PHP研究所)→https://books.google.co.jp/books?id=q05RlG5NHjsC …


敬語の指針では、「ご利用いただきましてありがとうございます。」を、やや理解されにくい敬語として、容認しています。

同じように、相手が利用してくれた行為よりも、相手が利用した事実に対して礼を言っています。

「いただく」「くださる」が平行線であるのは、この容認が原因に思えます。

文化庁の「御意見・お問合せ担当」に意見を述べることに、加えるとよいことがあれば教えてください。

A 回答 (5件)

言語に厳しい割りに・・「違和感を感じている」はOKですか?(^^;)

    • good
    • 0
この回答へのお礼

おおっ、確かにおかしいですね。恥ずかしいです。(>_<)
「頭痛が痛い」と同じようなことを言っていますね。

お礼日時:2016/07/06 11:23

結局のところ、「明らかに間違い」と断じているのは、質問者さんだけではないか?と思いますが。


実際、謙譲語として使用している場合は、質問者さんが引用しているURLでも、「明らかな間違いではない」と言う立場を採択してますし・・。

また敬語の指針では、「個人差が大きいようであるが」とは書いてますが、「やや理解されにくい敬語」などとは全く言ってませんよ。

あるいは、「『御利用くださる』を使うべきだということなどが挙げられているようである。しかし」などと言う文脈からも、「ご利用いただきまして」に対する反論は、ほぼ全否定的な立場です。

更には、もっと明確に「どちらの言い方(ご来店いただき,ご来店ください)も適切に 敬語が用いられているものである。」と書いています。

すなわち「容認」と言うよりは、「肯定」です。
自説を強弁するために、事実を捻じ曲げる行為は感心できません。

無論、個人的には、質問者さんの個人差的な意見より、有識者による国語審議会の権威ある答申を支持します。
唯一、誤用と言えるのは、「ご来店いただきまして」を尊敬語と考えて使っている場合のみです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

まず、「やや理解されにくい敬語」というのは、しっかり書かれていますよ。
「御利用いただく」のは自分側という文のあとにあります。見落としていますね。
やや理解されにくいような敬語を使いたいとは思いませんが。

私が言いたいのは、その表現の理由としている「有り難く思う」です。
「ご利用いただいて、有り難く思います。」であれば、全く問題なく正しい表現です。
しかし、「ご利用いただいて、ありがとうございます。」は、自分がしてもらった行為に礼を言っています。主語は自分(側)だから、、自分が自分に礼を言っていることに違和感を感じるから、意見したいと考えているのです。
自分の行為ではない「ご利用くださり」「ご利用いただけ」であれば、違和感はなくなります。

「御利用(ご来店)いただきましてありがとうございます。」に違和感を感じている方はたくさんいらっしゃいます。調べてみれば分かると思います。最近、少なくなってきてしまったのが残念ですが。

お礼日時:2016/07/05 23:56

そもそも、いただく、は謙譲語という話も。


敬語のほかに尊敬語、謙譲語、この言葉の関係はどう理解すればよいのか?。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「いただく」は謙譲語です。

謙譲語は『話者(私、自分)』の行為(動作)の表現を下げて、聞き手を敬う言葉

尊敬語は『聞き手(話し相手)』の行為(動作)の表現を高めて、聞き手を敬う言葉

謙譲語は、相手の行為に用いることはできません。
尊敬語は、自分の行為に用いることはできません。

「ご来店いただき、ありがとうございます。」も、相手の行為に使っているので、間違いです。

「ご来店くださり(くださいまして)ありがとうございます。」と、「くださる」が文の途中にあると言いにくいのと、「いただく」が謙譲語と分かっていないのが原因でしょう。

これを正当化しようとして、自分の行為の文(私が来店してもらったこと)にして、謙譲語を使っているから正しいとしています。
後から理由づけをしたものと考えられます。

ある電車での車内放送、「車内で精算して【いただき】、前より車両の一番前のドアをご利用【ください】。」

「ご来店いただき~」の文は、この車内放送の間違いと同じです。精算するのも利用するのも、同じ相手(乗客)です。

「車内で精算して【くださり】、前よりの車両の一番前のドアをご利用【ください】。」が、正解です。

お礼日時:2016/07/04 18:00

何度も話のやりとりをした方なので、「エイケスさん」と呼ばせていただきます。

あなたは次々とこの手のものを発見なさる「嗅覚」の優れた方のようすね。
 ここに引用なさるについては、その内容をよくご理解なさった上でのことと思いますから、これらの内容について説明責任があると考えます。
 早速ですが次の部分の意味がよく分かりません。ぜひ、教えてください。逆質問して申し訳ありませんが、エイケスさんは何も質問などなさらず、ご自分の主張ばかりなさっているから、こちらからの質問になりました。

 http://keigo.livedoor.biz/
いらっしゃるは敬語の第一歩

いらっしゃる」は、相手側の行為についての尊敬語です。
応用範囲の広い言葉で、敬語の基本中の基本ともいえます。
   (中略)
「いらっしゃる」と同様に「おいでになる」も同じような言葉ですが、これらの言葉がより丁寧になると、「まいる」「うかがう」になります。
「まいる」は「行く」「来る」、「うかがう」は「行く」だけに使います。
「うかがう」は「まいる」よりも丁寧な言い回しなので、これも敬語の基本の言葉といえます。

 「質問内容」
 どうして「いらっしゃる」「おいでになる」がより丁寧になると、「まいる」「うかがう」になるのですか。(よくわかるようにご説明ください)
 また、引き続いてお願いすることになると思いますのでよろしく。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なにかと癇に障る言動をされて、不快感を覚えます。

なぜ、回答者が、質問者に質問するのか、意味がわかりません。
教えて!gooは、回答者の方に質問をするところではないのでしょうか。

質問の意図がおおよそ分かるので、お答えします。
「いらっしゃる」「おいでになる」は尊敬語なので、より丁寧な表現になっても「うかがう」の謙譲語にはなりません。この記述に関しては間違いでしょう。

「本日はご来店いただきまして、 誤用敬語」の記述はあっています。

お礼日時:2016/07/04 16:27

誤用敬語容認に対してのクレームってことですか?


(間違っていたらごめんなさい)

言葉は相手に伝わればいいと思うのですが。
とりあえず感謝していることをアピールできれば、間違っていようが指摘される程のものではない気がします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「言葉は相手に伝わればいい」とおっしゃる気持ちはわかりますし、そう思うところもあります。

しかし、相手というのが、身内の方や気の知れた仲間だけではないのです。

自分の思っていることを相手に伝えるときに、正しい言葉を使えば、よりよく伝わることでしょう。
考えがそのまま伝わればいいのですが、なかなかそうは行きません。
伝えられる側の受け取り方は自由です。

自分がそういうつもりで言ったつもりでなくても、相手を不快にさせてしまった経験はありませんか。
正しい言葉を使うことで、そのことが少なくなると思います。

敬語に関しても、相手に「敬語が正しく使えない」ということが伝わってしまいます。

「ご来店いただきまして、ありがとうございます。」も、自分がもし「お客さん」だったら、「自分」自身が個人でやって来たのに「来店した事実」にまとめられてしまってありがとうと言われたら、不快に感じてしまうでしょう。

クレームという表現も、相手にマイナスのイメージが伝わるので、あまり使われません。

お礼日時:2016/07/02 09:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!