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「てあげてください」についてお聞きしたいのです。

① 彼を許してあげてください。
② 彼の話を聞いてあげてください。

上記の例文のように、「てあげて」の対象[①彼&②彼(の話)]が明白にしている場合、「てあげ」は下記③④のように省略してもOKですか?
省略してOKなら、どちらがよく使われますか?ニュアンスなど何か違いがありますか?

③ 彼を許してください。
④ 彼の話を聞いてください。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

① 彼を許してあげてください。


② 彼を許してください。
③ 彼を許してやってください。
❺ 彼の話を聞いてあげてください。
❻ 彼の話を聞いてください。
❼ 彼の話を聞いてやってください。

a 「あげて」「やって」を省略して、②や❻のようにしてもOKですか?
b 省略してOKなら、どちらがよく使われますか?
c ニュアンスなど何か違いがありますか?

a:OKの意味にもよりますが、OKだと思います。cを参照してください。
b:使用される状況は、ここ20年間くらいならば、
 ①≫③>②  ❺≫❼>❻ だろうと思います。
 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/6893890.html
 なお、「対象[①彼&②彼(の話)]が明白に」というか、「行為を促すネライが行為者のため」ではなくて、「行為を促すネライが行為の対象者の利益のため」の使用状況です。
 これが、「先生の話をしっかり聞いてください」「訴人の話も、被告人の話も聞いてください」のように、行為を促す理由が《行為者の利益、役割責任の実行、正義のため》という場合には、②≫③>①、❻≫❼>❺になると思います。
c:つぎのような感じを与えます。
《あげてください 》
⇒ 省略されている主語で表されるサービスの主体が、サービスの客体である他人のためにする行為を、発話者の側から丁重に要望・懇願している。
《○○てください》
⇒ 何かの行為(○○する)を相手に要望・懇願している。
《やってください》
⇒ その気がなくとも義務や責任や役割、立場などをわきまえて誠実に行ってくださいという感じです。「相談に乗って」「勉強をみて」「私の話を聞いて」「彼の話を聞いて」 積極的に・主体的に・誠実に・誠意をもってというような、行為をするときの姿勢やスタンスを重視して要望している感じがします。 
❺は、彼の話を聞くなら上の空でも、形だけでもという感じの場合を含みます。❼は、彼の話を聞くときには「ちゃんと聞いてね」という感じの場合が多いかもしれません。 ❼は、そう言われた側にとっては押しつけがましい、上から目線で言われたという感じがおきるかもしれません。 ❻は、❺も❼も含んでいますから、発話時の声の調子や二人の人間関係で、どうにでも受け取れる言葉になります。 「とりあえず聞いてね」というネライがあれば、❺のように「~~てあげてください」という言い方をする人が多くなると思います。
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この回答へのお礼

「私の話を聞いて」の場合も「私の話を聞いてやってください」と言うことがありますね、初めて知りました f^_^;
「てやってください」は行動の対象者が第三者のみだとてっきり思いました。
日本語はやはり勉強すればするほど難しいと感じます。
ご回答いただき、ありがとうございました。(^-^)

お礼日時:2016/07/14 20:01

直接の回答ではありません。

「あげる」は「やる」の謙譲語です。頼んでいる当の相手の動作に「謙譲語」を使うのはどうなんでしょうか。「許してやってください」と言うところです。
 もっとも、「あげる」を「丁寧語」のように使う人があって、「犬に餌をあげる」という人もいます。自分自身の動作に「(犬に餌を)あげる」を使うのは勝手ですが、頼まれた相手が気にする人だったら、せっかくの頼みも聞いてもらえない可能性がありますよ。
 もっとも、相手の人にどういう尊敬語を使えばいいのか、ちょっと思い当たりません。「お許しになってやって下さいませんか」などといえば、ちょっと失笑ものですね。その言葉が思い付かなくて「あげる」が使われたのかも知れません。その相手にもよりますが、「許してやって下さい」で済ませることができればいいのですが。
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この回答へのお礼

いつもご回答いただき、ありがとうございます。(^-^)
"「あげる」は「やる」の謙譲語です。"という点からすると、やはり頼んでいる当の相手の動作に使うなら、頭の中に「......」が浮かんできてしまいますね。
敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の使い方はやはり外国人の私にとっては複雑です。勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2016/07/14 21:03

彼を許してあげてください。


彼の話を聞いてあげてください。
…は、彼がかわいそうなので、「彼のため」に第三者がお願いをしています。
「あなたの気持ちもわかりますが、少し彼の気持ちに寄り添う余裕を持っていただけませんか」というような「優しめ」のお願いです。

彼を許してください。
彼の話を聞いてください。
…は、彼のためというよりは、別の目的があります。
自分のため、相手を説得するため、はたまた何か別の目的を達成するためなのか、いろいろありますが
とにかく「強め」のお願いです。

省略というより別物と言った方が近いかもしれません。
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④本来自分が説明すべきだが、言いだしっぺ?である彼に説明させる場合、つまりかれの話を聞いてもらうことが自分の利益につながる場合。


②は自分には少なくとも直接の利益は期待していません。
①③も同じ。
「てあげ」ではなく、「て、あげる」、もらう、の反対語?、あげる、です。
①彼に「許すこと」をあげてください=彼を許してやってください。
単純に、どちらがよくつかわれる?、より、使うべき状況の発生がどちらのほうが多いか?、によります。
つまり、内容が全く異なります、それが自分の利益に直接つながる時は当然③④。
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