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母の入れ歯の上の前歯がよく落ちるため、
その都度接着剤でつけたりしていたのですが、
この春に歯医者で補修してもらいひと安心していたのですが、
話を聞くとすでに2回ほどまた自分でつけているらしいです

歯医者の補修はこの程度なのでしょうか?
特に硬いものが好きだったり、前歯を使う癖はないようなのですが・・・。
やはり全部作りなおすしかないでしょうか?
また歯医者ではどのような補修をしているのでしょうか?
ボンドで止めているだけなら、そのボンドを個人で手に入れてつけることはできないのでしょうか?
法律的にいけないのでしょうか?

A 回答 (3件)

歯科医ではありませんので、参考程度にしてください。





>歯医者ではどのような補修をしているのでしょうか?

普通は、壊れた部分を瞬間接着剤の固着で仮着しておいて、
接着剤の部分を含めてその周囲を一層削合しつつ
即時重合レジンという樹脂で置き換えていきます。
強度が不足する場合、補強線を入れることがあります。
(注 補強線は、かなり以前は保険算定可能でしたが
   現在は算定できないので、歯科医の手間と材料を
   浪費すると思われ、入れない先生が増えました)

ただし、この方法が有効なのは入れ歯や人工歯が
アクリル系樹脂の場合で、スルホン床といわれる
ポリカーボネイト系や金属床、陶材を使った人工歯は
化学的に結合しないことがあるので、
その場合は凹みを作ってそこに埋め込むか
瞬間接着剤で留めるだけの場合も見かけます。

ちなみに、スマイルデンチャーなどの金属を使わない義歯は
おそらく普通の歯科医院では修理できません。



>ボンドを個人で手に入れてつけることはできないのでしょうか?

歯科専用の接着剤はいろいろあります。
http://adent-call.com/img/item-list/itm13-64.pdf
(某材料屋さんの瞬間接着剤一覧)
これらは医療用なので一般の方は入手困難です。
(通販で見たことはありますが、違法行為なのでご注意ください)

実は、これらの瞬間接着剤は大部分がシアノアクリレート系で
市販品とは純度などが異なりますが、成分はほとんど同じものです。
無理に歯科専用を使わなくても同等の効果があります。
ただし、高粘度(ドロッとしている)のものは被膜厚さが大きいので
低粘度が望ましく、水分で硬化するので乾燥させてください。

健康被害はありませんが、素人が行うとずれやすいので
歯科医院での修理に支障があるので、あまりお勧めしません。
また、趣味やピアスの修理で使われるUVレジンなどの市販のレジンは
成分が異なるので固着しないものが多く、絶対に使用しないでください。
(歯科用レジンは入手困難です)

何度も接着剤だけで破損すると、蓄積された被膜の厚さで
かみ合わせが変わってより壊れやすくなります。



>歯医者の補修はこの程度なのでしょうか?

壊れやすいところは、同じところが壊れる傾向があります。
おもな要因として、以下のものを挙げます。
 ・応力が集中している
 ・かみ合わせの調整が不十分
 ・もともと薄いなどの強度不足
 ・落下などの外的要因
 ・(陶歯などの場合)埋め込む部分の確保が不十分
 ・修理時に重合不良などのエラーがあった
これらは、歯科医院で調整可能なものもありますが、
修理に限界がある場合もあります。
原因を特定せずに安易に再製すると、同じ経過になります。
担当医としっかり相談してください。

お大事になさってください。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただきありがとうございます。
大変参考になります
今は歯医者さんまで、経費節約なんですね。しかし、人体のことですから、
あまりケチらないでほしいなぁという気もしていしまいます。
あるいは母の場合、古い入れ歯ですので、接着剤で着けただけの可能性もありますね

また医療用のものも、アロンアルファも結局同じものなのですね
結局はアロンアルファに辿り着いてしまうんでしょうか。
やはり一度壊れた所はだめなのかもしれませんね
何分めんどくさがりの母で、作りなおせと行っても聞きはしませんので困ってしまいます
ありがとうございました!

お礼日時:2016/07/31 06:44

>個人で手に入れてつけることはできないのでしょうか?



口の中ですから、少なくとも毒性の無い接着剤である必要があります。
又、接着面を奇麗に研磨・掃除する必要もあります。

実際に歯科医が作業する時には、固形の接着剤を熱で溶かし、
接着後に周りに着いた余分な接着剤を機械で除去します。
技術的にも機材的にも素人では無理だと思います。
(法的にどうかは、私には分りません。)

>歯医者の補修はこの程度なのでしょうか?

歯科医の技量の程度次第だと思います。
残念ながら、同額の診療費を払っていても、
街の歯科医の技量はピンキリですから。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。
接着剤も怪しい、ネットで探すと医療用のものとありますが、実は工業用で
口が大変なことになったなどありますので、怖いものがありまよね。
たぶんアロンアルファをその都度塗っていて、しばらくはいいみたいですが・・・。
今度は別の歯医者さんに持って行って、また様子を見させてみたいと思います。
やっぱり歯医者さんによるのかもしれませんね。
もちろん母の場合、どこでヤッても同じという可能性もあるとは思いますが。

お礼日時:2016/07/31 06:48

歯科医師です。



お母様の口腔内や義歯を拝見してませんので一般論としてお話しさせていただきます。

〉歯医者ではどのような補修をしているのでしょうか?

基本的に入れ歯が部分的に壊れた場合レジンというプラスティック系の材料で接着補修します。
元々義歯の作成にはアクリリックレジンという材質が主に使われているため
修理にも同系統の素材を使用します。

〉歯医者の補修はこの程度なのでしょうか?特に硬いものが好きだったり、
 前歯を使う癖はないようなのですが・・・。

壊れた原因にもよりますが噛み合わせが強く当たる場所が設計上薄くなっている場合
その場所から割れる事があります。

そして補修しても一塊で作ったものを接着して補修したものはその分強度も落ちますので
再度同じところが壊れやすくなります。これはどんな材料でも一緒です。

〉ボンドで止めているだけなら、そのボンドを個人で手に入れてつけることはできないのでしょうか?
法律的にいけないのでしょうか?

接着剤は仮固定(レジンで固定する前の固定)の時に使用することはありますが
実際の固定には使用しません。
また歯科で使用するレジンは厚生労働省より治療に使用することが認可された製品のみ使用できます。
これは歯科の材料を販売する「歯科材料商」でしか扱っておらず一般の方に小売は出来ません。
つまり医療機関でなければ法律上入手自体無理だということです。

何度も壊れてお困りのようですので担当の先生にご相談いただいて再度作成することをお勧めします。
基本的には義歯は消耗品ですので。

お母様お大事になさってください。
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この回答へのお礼

お医者様からのご回答どうもありがとうございます。

接着剤は仮固定の段階で使うもので、
本固定はレジンというものを使う感じでしょうか。
やはり一度壊れるとどうしても強度が落ちてしまいますよね。根本的には
やはり作り直しが一番いいんでしょうが
母が非常に面倒がるタイプなもので、
実は前回も作りなおしてもらえと送り迎えをしていたのですが、
自分でかってに補修のみにしてもらってしまい呆れてしまいました。
もちろん入れ歯は発音などにも関係しているでしょうし、
あったものが一番だとは思うのですが・・・
入れ歯は全く同じものを作ることって出来るんでしょうか・・・

やはり医療用のものは個人では入手できないのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/07/31 06:53

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