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先日、大橋巨泉が亡くなりました。
私は、短歌について興味が無いのですが、気になりましたので質問します。 
たまたま、岡井隆の現代百人一首を眺めていました。
そのなかに、皇后、釈迢君、寺山修司、俵万智などの歌人と共に、大橋巨泉が入っていました。
彼の歌は、
<みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ>
でした。これ、CMで大ブレークしたものですね。
ところで、この作品は、百人と並ぶほどの、優れたものなのでしょうか?

A 回答 (6件)

jazzのスキャットは、ルイアームストロングが歌詞を忘れて、リズムに合わせた声を入れ、それを面白がってレコードにした。


勿論意味はない。
しかし、今やスキャットを歌では無いと言う者はいない。

マチスの絵を、マチスと言わずに見せると、「なんだ!子供の落書きか?絵じゃ無い。」と言うだろうし、「これが1億円する」と言うと驚かれる。

巨泉が万年筆のCMで、音感だけで短歌を即興で詠んだ。
それはそれで新しい短歌。
百年前の古典短歌のみを良い短歌だと評するのは、ミケランジェロしか絵では無い!というような物。

この歌を岡井隆さんが選ぶのには、その新しさがあったからとは思うが、追従者がいない。追従者がいないのは、独り善がりと云っても過言ではない。
だから現代百人一首に入れるべき歌とは思わない。

万葉集でも音、リズムを重視した。短歌、長歌も唱う物だったから。

今の人は、短歌の文を黙読して意味を重視している。文字面短歌とでも言うのであろう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
今時の
<文字面短歌>
の反対である短歌として、新しい(もっとも、万葉の時代に唄われてはいましたが)短歌の価値があるのですね。とはいえ、この短歌に
<追従者がいない>
のであるから、
<現代百人一首に入れるべき歌とは思わない。>
のですね。現代から古代に亘ったご説明でした。

お礼日時:2016/08/05 21:34

巨泉氏は、jazz評論も手掛けており、jazzに造詣がありました、はっぱふみふみは、jazzのセンスで言葉を選んだ、いわばjazz

俳句と言うべき物です
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
この歌は
<jazz俳句>
ですね。そう言われると、私も、jazzのスキャト風の感じを感じました。
編者は、
<この歌は、案外、短歌という詩型のもつ、リズムと音韻と意味との関係の、伝統的な本質を示したとも言える。>
と書いています。

お礼日時:2016/07/31 12:47

CMですから真に受けてはいけませんよ・・・まあフレーズのセンスは良かったですが。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<フレーズのセンスは良かった>
ですね。ただ、CMであるから短歌の味わいは持っていない、というお考えでしょうか?

お礼日時:2016/07/31 12:35

>この作品は、百人と並ぶほどの、優れたものなのでしょうか?



此れは短歌ではなく、CMのキャッチコピーでしょ。
単なるダジャレの部類でしょ。
大ヒットはしましたが。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
この歌は、
<CMのキャッチコピー>
や<ダジャレ>
ですね。だから、短歌として扱うものではない、とお考えなのでしょうか。
それとも、キャッチコピーやダジャレ、大ヒットしたが、それらと同時に短歌として味わえる、とお考えなのでしょうか?

お礼日時:2016/07/31 12:32

前衛短歌という見方で取り上げられてるんでしょうかね。


その手の世界では短歌としてとらえられてるんでしょうか。
別にあれは芸術性なんか追求してできたわけじゃないから、短歌扱いするのは何か変な感じですね。

巨泉さんはその本のことを知ってたんでしょうか?
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
編者は、
<前衛短歌という見方で取り上げ>
たような説明はみうけられませんでした。ただし、この本の帯には、”戦後派
短歌、前衛短歌から、「はっぱふみふみ」、ライトウァース間で・・・・・。”が載っていました。編者は、この歌を、短歌として扱っていますが、
<短歌扱いするのは何か変な感じ>
なんですね。なぜなら、
<芸術性なんか追求してできたわけじゃないから>
なのですね。

お礼日時:2016/07/31 12:25

個性的で有名、その時代をよく表した作品ということであって、


文学的に優れているということではありません。
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この回答へのお礼

早速のご回答りがとうございましいた。
<その時代をよく表した>
ということで、
<文学的に優れているということではありません。>
なのですね。編者の面白い感性によるものですね。

お礼日時:2016/07/30 16:45

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