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1. わたしはすくわれたと 人が言える時というのは

  わたしはわたしである。
  ≪わたしはわたしである≫わたしがわたしする。

と無条件においてというほどの感覚のもとに言える状態にあるときです。
むろん 主観です。自己還帰と言う。

2. 言いかえると わたしが世界およびわたし自身と和解し得ている
ときです。世界のシガラミと・そして中んづくそのシガラミをむしろ受
容していながらそのわたし自身と和解し得ている状態。

3. 人が人をすくうと言うのは そのような自己還帰ないし自己到来
へ到るきっかけを――しばしば意識し得ていない場合において 結果的
に―― 提供することになる場合です。

4. むしろ見えざる手にみちびかれてのごとく 好き嫌いや愛憎ある
いは利害関係といった正負の向きを互いに持ちつつ錯綜する(つまりシ
ガラミとしての)人間関係――これが むしろ中立の概念としての愛な
のでは?――を 自己の度量の内に収め治めている。

5. 以上が 人間のすくいであり 自由だと考えます。

6. 先ほどの見えざる手によって あたかも魚が たも(網)で掬わ
れるようなかたちと同じようにして わたしも自己到来へとみちびかれ
ている。そんな状態ではないか。

7. 人間の≪自由≫がまぼろしであるとすれば すくひも まぼろしで
す。

8. すくひは さとりと言ったほうがよいのかも知れません。
そして さとりは 動態です。状態であるなら 過程です。
すくひも 生きる過程そのものです。

☆ コメントあれかし。

9. (4)から派生します。≪愛≫は ≪人と人との関係≫であり それ
を≪社会≫と言うとすれば すでに人材といった人間的な資産をふくむか
たちでの≪資本≫でもある。愛とは 社会資本であり人間資本である。

質問者からの補足コメント

  • HAPPY

    10. (9)を承けて。:
    ≪愛≫としての人間資本ないし社会資本 この資本をこそ増殖すればよい。

    11. 余分には要らないかも知れないけれど その愛の深みあるいは高
    みを問い求め合って行けばよい。正負ないし清濁を合わせ飲んで。

    12. そういう中身を充実させる≪資本志向の社会≫へと世界は 移行し
    て行きましょうか? どうでしょうか。

      補足日時:2016/08/24 11:59

A 回答 (6件)

私は、ほかの方の回答を読まないので、場違いかもしれませんが:



悟りは、能動的、救いは受動的なのではないか、と。

刑務所に、聖書をもって、神の言葉を伝道しようと、毎週通っているご夫婦の話を聞きますと、受刑者は多数、自分が刑務所にとらわれているのは、誰かのせい。。。捕まえた警察官のせい、小さいころ両親に暴力を受けたせい、学校で仲間外れにされたせい。。。などなど、自分の落ち度を人のせいにしているということです。そのほうが気が楽だからでしょうか。けれども、時間をかけて、彼らの話を聞いてゆくと、ある瞬間に、”ああ、自分が悪かったのだ”、と、人への恨みから解放される瞬間があるそうです。それが、悟りの瞬間といってよいのでしょう。その悟りを、自分の罪を能動的に受け入れなくては、神の愛を受け入れる=救われることは不可能です。

そんな、段階があるようで、それは、人間が成長してゆく段階にも似ています。悟りも救いも一度だけではなく、何度もやってくるように思われます。人間はかくも不完全で、たった一度の悟りでは、とても、とても、成熟できません。成熟を遂げることが、人を自由に(実は責任の裏返しなのですが)愛せる、鍵になるのでしょう。

以上、回答でした。

話は変わりますが、日本には”信教の自由”は存在しないのでしょうか。こちらで回答していると、キリスト教への偏見、といいましょうか、歴史的な過ちを現在のキリスト教徒に敷衍して、責められているように感じます。キリシタンはいまだに禁教なのでしょうか。。。
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この回答へのお礼

おお。やっと ちゃおぽるぽさんが わたしの問い求めの場を
おとづれてくれました。

ベンヱヌート! そしてご回答をありがとうございます。

★ 悟りは、能動的、救いは受動的なのではないか、と。
☆ これが ひとつの結論としての命題ですよね。

わたしの場合 質問者も自由に・そして互いに自由に情報や意
見の交換をおこないます。

ずばり こちらの命題は 救いもそして悟りも 受け身の行為
である。です。

理屈を言えば 受け身というのは 受け取るという行為として
能動的かつ積極的に――領収証を発行するというような意味合
いででも――おこなう意志行為である。と捉えています。

★ ~~~~~~~~~~
けれども、時間をかけて、彼らの話を聞いてゆくと、ある瞬間
に、”ああ、自分が悪かったのだ”、と、人への恨みから解放さ
れる瞬間があるそうです。

それが、悟りの瞬間といってよいのでしょう。その悟りを、自
分の罪を能動的に受け入れなくては、神の愛を受け入れる=救
われることは不可能です。
~~~~~~~~~~
☆ もう同じことをおっしゃっていると思うのですが 強いて
言えば こうでしょうか。

悟りは なおまだ人間の次元で起きる出来事(――ヒラメキの
ごとく――)であり 救いは やはりヒラメキと言えばヒラメ
キでありつつその啓示が 何だかさっぱり分からない・聖霊と
呼ぶしかないようなはたらきである。

したがって われわれ人間はこれを受け留め受け容れるしか何
も出来ない。
・・・こういう趣旨でおっしゃっているのではと。

あと:
★ 悟りも救いも一度だけではなく、何度もやってくるように
思われます。
☆ という≪過程・動態≫説に同意します。


★ キリシタンはいまだに禁教なのでしょうか。。。
☆ 端折った言い方をしますと キリシタンたちは 好戦的だ
・どれだけ人を殺したら 気が済むんだ? という反感・嫌悪
です。

総じて言って 日本人は かあっとなって戦うときもあるでし
ょうが ユヅリアヒの精神にあふれているようです。

口には出さないが ちょっとはそちらも譲歩せよと思っている
場合が 多いのではないかと。

あと。神は 人間がこしらえたものでしかないと思い込んでい
る人が インテリには多いようです。


人間資本という愛の資本主義が 見通せたような まだのよう
な。

お礼日時:2016/08/30 10:53

こんばんは、ぶらじゅろ~ぬさん。


関係ないかもしれないんだけどさ。


>わたしはわたしである。
  ≪わたしはわたしである≫わたしがわたしする。

:ですよね。だから僕は僕の大切な人が【僕だけの天使】になるだなんてまっぴらごめんだしそもそも無理だと言ってゐます。僕の大切な人は僕を慰めるための存在ではないと言ってゐます。僕の大切な人は「オレはオレである!」と言わなくてはなりません。「そのオレは毎日24時間オレをしてますが何か?」と言わなくてはなりません。僕の大切な人は自分の生に責任を持って自由に生きなくてはなりません。だから僕の大切な人はよそ見をしたり僕とは別の景色に没頭したり迷ったりしなくてはなりません。僕とは別の場所で喜んだりすることができなくてはなりません。


僕は当たり前のことを書いたと思ふのですが、なにかおかしなことしゃべってますか。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ だから僕は僕の大切な人が【僕だけの天使】になるだなんて
まっぴらごめんだしそもそも無理だと言ってゐます。
☆ これはですね。わたしから言わせれば いくつかの誤解やそ
れに近いものがあると思います。

1. ≪天使≫という捉え方(その呼び名)が どうなのか?

利害関係から離れたしわざとして 行動しているといった意味な
んでしょうが ひとつに それでも人によっては 大きなお世話
だと突き返すこともあります。

それは 別としても↓

2. ≪【僕だけの天使】になる≫というのは けっきょく文学的
な言葉のあやではないか。

ひとは ただ一人の人に対してのみ生きていると言うことは 誇
張して・あるいは力づけのためにそう表現しているだけではない
か。

3. ふつうに互いに 出来る範囲で 助け合い支え合って行け
ば よいだけではないか。



あとは:
★ 僕の大切な人は「オレはオレである!」と言わなくてはなり
ません。・・・
☆ という以下のごとくになると思います。



ただし・もっとも ≪わたしはわたしである≫というときの≪わた
し≫には 細かく言うとすれば ≪あなたも かれも・かのじょも
世間全般も・そして世界全体も≫が――そのわたしの世界観にお
ける認識としては―― 含まれています。

世界は わたしという鏡に映っていますし わたしは あなたや
ほかの人たちやそして世界に映っているものと捉えられます。


ということは: 
★ よそ見をする
☆ というのは 回り回ってわたしは ≪あなたの〈わたし〉≫と
やはり対面していることになるかも分かりません。
(ちょっとあたまの中だけの推測みたいですけれど)。


★ 自由
☆ とは そのような雁字搦めの世間の構造をも おのがハート
に――じつは――おさめて 何とかそのみんなの息遣いが渋滞・
停滞しないようにすること。何とか それでも風通しをよくしよ
うとすること。ではないかと。

こんなふうに思いますが どうでしょう。

お礼日時:2016/08/29 21:08

場違いな追記。




【悪】という現象あるいは状態は、【善】が少しかたくさんか分からないけど【損傷】している現象あるいは状態。【損傷】しているだけなのだからたいていの場合わざわざ他人が【癒す】ことをしなくても勝手に【癒える】ようになっているはずですが、しかし、たとへば病院の無菌ルームで適温管理され適切な食事を与えられただけでは【癒える】ことは難しいと思ひます。その無菌ルームに書物や絵画や音楽や最新のゲームがあっても【癒える】のは難しいと思ひます。聖書を開けば神と語り合えるという御仁がおられるやうですがそれだけで世界・社会・己との和解ができるのでせうか。
僕は【救おう】とか【癒そう】とは思ひません。僕には一緒にいたい人が何百人かいます。僕が一緒にいたいからという理由だけで一緒に過ごさせてもらって、その結果【癒えた】人が1人いたら喜びます。僕と一緒にいたい!という物好きも稀に存在し、僕は間違いなく彼らの存在自体によって【癒えた】のでした。
【資本】なんてのはどこにでも転がつています。僕や彼のアンテナに引っかかるかどうかは個人の状況次第だけどね。僕は【資本】が多ければ多いほどよろしい!とは思ひません。自分と交わる相手が2人か3人でも、たった一人でも自己帰還することは可能です。10人に増やしたり100人に増やしたりすることに何か意味がありますか。

___________


おととしの暮、僕が自殺しようとしていたころ、僕に反応し続けてくださりありがたうございました。閉鎖病棟に保護されたあとも僕に反応し続けてくださりありがたうございました。今も僕に反応してくださり、いつもありがたうございます。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ 僕は【資本】が多ければ多いほどよろしい!とは思ひません。
☆ ええ。自分の周りの・だいたい身近なサークルとしての≪資本≫
が こじんまりとまとまってその誰にとってもそれぞれ深化して行
くとよいわけです。

そのような深化をともなって互いに巡礼の旅路(あるいは 鉄道旅
行のような)であればよいわけでしょう。

そのような一つひとつの単位体の資本が こんどはたくさん出来て
来ると たのしくなるはずです。互いに交流をしなくともです。



(まだ 過去のこと 言ってんですね)。

お礼日時:2016/08/24 16:41

はい、賛同します。



今のところ他に書くことがありません。
僕は【愛だ!】【間!】【Iだ!】
というしゃべり方しかできないこと
を残念に思っていました。

このやうに分かりやすくしゃべる
ぶらじゅろ~ぬさんに感謝します。

それでは。
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この回答へのお礼

けっこう哲学風に見えるように上手に書いてるでしょ?


もう一件 いただいています。


ご回答をありがとうございます。

お礼日時:2016/08/24 16:32

どう考えようと個人の自由です。

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この回答へのお礼

それが 誰もにとって前提です。

その上で 誰もがそれぞれ自分の考えを出し合います。

哲学カテですよ。


ご回答をありがとうございます。

お礼日時:2016/08/24 11:39

なんかおかしい・・



救いは地球規模で考える事・・

あなたの この文章では 日本人にも通じない・・

悟って無いから わざわざ「救い」を「すくひ」と書いてるって感じがする・・
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ なんかおかしい・・
☆ そうですか。

★ 救いは地球規模で考える事・・
☆ とすると どうなりますか? まとめることができますか?

ひとりの人間という存在 これは ミクロコスモスに譬えられますが
そうだとしたら 地球規模を超えてマクロコスモスにまで あたかも
通じる。といった見方は できませんか?

★ あなたの この文章では 日本人にも通じない・・
☆ たとえば どのくだりですか?

★ 悟って無いから わざわざ「救い」を「すくひ」と書いてるって
感じがする・・
☆ ご自分がさとりを得ていないなら わたしがさとりを得ているか
どうかは 判断つかないのでは?

さとりを得ているのなら それを明かしてください。みなさんのため
にも。

お礼日時:2016/08/24 11:00

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