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金銭出納帳をつける場合、収入と支出(経費など)を日付に(年間通して?月ごと?)単に並べて記入していけばいいのでしょうか?
また金銭出納帳の中で経費は勘定科目ごとに集計しておいたほうがいいのですか?アドバイスお願いします。

個人事業者の給料についてですが、給料をどう決めて、金銭出納帳でどう扱ったらいいのですか?

A 回答 (2件)

●「事業主貸」となるわけですね。


これは経費扱いなのでしょうか?

経費ではありません。

「事業主貸」は事業主に対する貸付金みたいなもので、貸借対照表の資産として計上されます。
また、「事業主借」は事業主からの借入金みたいな勘定で貸借対照表の負債として計上されます。
どちらも仮勘定みたいなものですので、#1の回答にあるとおり、決済時に相殺され「元入金」勘定として翌事業年度に繰り越されます。

●前月の差引残高はよく月に繰り越すのでしょうか?

はい。
前月の差引残高は翌月に繰越して、年間を通じて「事業主貸」「事業主借」として処理をして、決算時に上記の処理を行う訳です。

この回答への補足

事業主の生活費は、すべて「事業主貸」として処理して、経費ではないんですね、わかりました。

今回、詳しく書いてないのですが、今年は収入もすくないので白色にしようと考えています。
また、在庫もない家庭教師という仕事で、複雑な取引がないので単式簿記にしようと思っています。

どうもなれない言葉が多くて、いまいち年間のお金の流れがわかりません。

補足日時:2004/07/27 02:42
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◆金銭出納帳をつける場合、収入と支出(経費など)を日付に(年間通して?月ごと?)単に並べて記入していけばいいのでしょうか?



1.記帳方法
金銭出納帳は、実際に現預金の入金・出金があった日付に、一行づつ、入金は借方(左の欄)に、出金は貸方(右の欄)に金額を記入して、出納帳摘要欄にはその取引の内容を記載します。(例えば、商品売上とか交通費支払い等)

金銭出納帳は上記のように毎日の入出金ごとに記帳して、○月分の出納帳として月単位で作成していきます(これを基に月次試算表が作成されるわけです)。月単位の出納帳が12ヶ月分集まったものが、決算書のベースになるわけです。

2.残高確認
一日分の入出金取引が終了したら、差引残高欄に残高を記入し、実際の現預金有高と照合します。 (現金有高確認の際には通常、金種表を使用します)
 
◆個人事業者の給料についてですが、給料をどう決めて、金銭出納帳でどう扱ったらいいのですか?

個人事業者の場合、個人事業者自身には給料は出せません。個人事業者自身の生活費を支出した場合には、「事業主貸」という勘定を使用して、出納帳に記帳します。(この勘定は最終的に「元入金」・「当期利益」・「事業主借」の勘定と相殺されます。)

個人事業者以外の者にたいする給料については、
給与×× / 現預金 ××
*****/ 預り金 ××(所得税・住民税)
*****/ 法定福利費××(社会保険料)
といった仕訳を切ることになります。

金銭出納帳では、現預金の支出の部分だけを記帳して、給与・預り金・法定福利費などの勘定科目を反映させるために「振替伝票」を作成して、それを会計ソフトに入力します。

仕訳がわからないときは、下記URLをご覧になってください。(仕訳Q&Aのところ)
http://www.otasuke.ne.jp/

参考URL:http://www.otasuke.ne.jp/
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この回答へのお礼

詳しく説明していただいてありがとうございます。

個人事業者自身の生活費を支出した場合、「事業主貸」となるわけですね。
これは経費扱いなのでしょうか?
また、前月の差引残高はよく月に繰り越すのでしょうか?
まだまだ分からないことがたくさんありそうです。
ご指導宜しくお願いします。

お礼日時:2004/07/27 02:11

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