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私には40代女性で自称研究者の友達がいます。

その人は国立大学の大学院を出て博士号取得後そのまま10年くらい研究を続けているのですが、収入源についてはいつも曖昧なことばかり言われて、お畑違いの私には理解できません。一人暮らしで家賃20万くらいのマンションに住み贅沢をしているようです。まあ実家がお金持ちで、学生の頃から20万家賃でしたが。。

友達が普段やってることと言えば、
・フィールドワーク(ある地域の方言の実地調査。方言を話す人たちの会話を記録して、文法分析など。国から研究費とかでると言ってます。国には、報告書を出すそうです)

・研究会での発表(フィールドワークで出した結果を他の研究者の前で発表)

・方言の辞書の執筆

・執筆?校正のような仕事(どこかのお偉いさんから文書の校正や書き方などを依頼されてゴーストライターのようなことをやるらしい)
講師などの教職にはついていません。

特にフィールドワークは年に3回くらい行くようですが、「国から調査を依頼されて」とのことで必要書類を揃えれば研究費がでるそうです。テーマは彼女が博士論文の時と同じものなので、ある特定地域の方言研究のようですが、自分の研究テーマなのに、しかももう大学院生の身分でないのに、何故国から依頼されるのか?がわかりませんし、失礼な話ですが、理系と違い、方言研究のような分野に何年も国がお金を出すものか?謎です。しかも研究の成果にかかわらず、国から給料がでるのでしょうか?しかも、研究地域は田舎のため、毎回土砂崩れだの、道路凍結だの、自分の体調不良だので、ほとんど調査できなかったと言って戻ってきます。
国から研究費が出てるのに毎回こんなんで良いのてしょうか?
方言の辞書の執筆にしても、完成して売れなければ一銭にもならないのでは?

とにかくわからないことだらけで、研究職についてご存知の方があれば教えて下さい。

ちなみに、なぜこのような質問をするかというと、この友達は、以前から虚言傾向があり、今回も自分は研究者としてすごくお金を稼いでるというようなことを言いますが、嘘を言ってる気がしてならないからです。

A 回答 (4件)

>失礼な話ですが、理系と違い、方言研究のような分野に何年も国がお金を出すものか?



方言の調査=日本でどのような言語が使われているかを把握する、ということです。日本語の実態を把握するというのは、国の言語政策上、実はとても重要なことです。国語教育の政策にも影響します。
近年で言えば、国立国語研究所が『方言文法全国地図』を作成しましたが、このプロジェクトは、計画開始が1976年、2006年の完成まで30年を要しています。現在は独立行政法人ですが、以前は「国立」の名の通り、国の研究機関でした。
http://www.ninjal.ac.jp/publication/catalogue/ko …

・方言のフィールドワーク
→彼女ひとりの個人研究ではなく、複数名で行うプロジェクトではないかと思います。他に研究代表者がいて、彼女はその研究協力者なのかもしれません。
方言の文法分析であれば、前述したように、国立国語研究所が行っています。その関係かどうかはわかりませんが、あり得ない話ではありません。ただ、国立国語研究所の方言文法のプロジェクトは現在は一段落しているので、現在も彼女が行っているというような調査が続けられているのかどうかはわかりません。
研究所ではなく、どこかの大学の先生の方言研究のお手伝いをしているのかもしれません。
「国から研究費」「国に報告書」というのは、文科省または日本学術振興会からの科研費(科学研究費補助金)を得ているのかもしれません。彼女自身ではなく、研究代表者が研究費を得ていて、そこから研究分担者と言うことで研究費が出ているか、あるいは協力者ということで謝金が出ているのかもしれません。
報告書を出しているのであれば、公開されているはずですので、検索すれば見つかるはずです。彼女の名前が表に出ているかどうかはわかりませんが。
いずれにせよ、「国からの研究費」は研究のための資金であり、生活資金にはなり得ません。

・研究会での発表
→研究者ならば、当然のことです。研究プロジェクトの一環であれば、そこから発表にかかわる交通費や宿泊費等が出ることはありますが、発表で収入を得ることはありません。

・方言の辞書の執筆
→誰か偉い先生(彼女の恩師等)が監修者で、彼女はその一部を執筆しているのでしょう。学術出版では原稿料は発生しないことがほとんどで、印税も辞書が完成して出版されるまでは入ってきません。印税も、執筆者の頭数で割るでしょうから、よほどベストセラーにならない限りは微々たる収入でしょう。

・校正のような仕事
→彼女の個人的なツテでしょう。これは研究者としての仕事ではないと思います。どちらかというと、修業時代の下請け仕事ですね。

>しかも、研究地域は田舎のため、毎回土砂崩れだの、道路凍結だの、自分の体調不良だので、ほとんど調査できなかったと言って戻ってきます。
>自分は研究者としてすごくお金を稼いでるというようなことを言いますが

毎回ほとんど調査できなかったというのは、ちょっと変ですね。フィールドワークではそういうハプニングが起こるのは珍しいことではありませんが、毎回となると、ちょっとね。まともな研究者で、研究費を得ているのなら、調査できるまで再チャレンジしないといけないし、そうする(研究して結果を出す)までやらないと気が済まないはずなので。
また、彼女が言っている内容だけでは、たくさん「お金を稼ぐ」ことはできません。研究費としてまとまった資金を手にすることがあっても、それは「稼いだ」お金ではなく、研究に使うために国から預かったお金、という意識でなければなりません。
彼女の話は、文系研究者の活動としてはそんなにおかしなことはないのですが、それで生活費を全て賄うことが出来るかといえば、NOです。普通の研究者は、常勤なり非常勤なりの職に就いて、生活のための定収入を得た上で、さらに研究費を得て研究をしています。研究費を得られなければ、自腹を切らないと研究できません。
彼女は「実家がお金持ち」ということですから、研究以外の生活費は全て、実家持ちなんじゃないですか?

彼女に虚言癖があるというのなら、話半分に聞いておけば良いでしょう。実際に研究活動をしているのかどうかは別として、「研究でお金を稼いでいる」のは、違うように思いますね。
もし、彼女が本当に自分で研究活動をしているのかどうかも確かめたいのなら(あまり意味はないと思いますが、彼女の虚言によって何か実害が出そうならば)、彼女が関わったという研究報告書や研究発表を教えてもらえば良いでしょう。国からの研究費が出ているものならば、必ず、どこかでその情報が公開されていますし、研究者にはその研究成果を広く国民に知らせる義務がありますので。
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No.3です。


日本学術振興会の特別研究員(PD)の可能性を失念していました。
彼女が博士の学位を取得してから5年以内であれば、この身分に応募する資格があります。もしこの身分を得ていたら、研究員としての給与が出ますし、さらに高確率で科研費も得られます。ただし、この身分は3年間限定です。
さすがに月20万円のマンションの家賃をそこから払ってしまうと、残りは微々たるものになってしまいますが。

彼女の話の内容そのものは変ではないと思うのですが、「研究で」稼いでいるという部分は、話を「盛っている」ような気がしますね。
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どうなんでしょうか。



彼女の場合はビジネス本などの書籍なども幾つか出版しており、若手でやり手で美人と言う謳い文句付きが大きなメリットとなり、個人依頼での仕事が舞い込んでいる様子です。経営などにも長けており、忙しそうにしているので体調が心配なくらい。

何年も続けていけるかどうか、収入が安定しているかどうかは、世の中の需要次第ですよね。人脈あっての仕事だと友人は常に話しています。
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フィールド調査ですね。

昨今は理系よりも政策科学がブームだったりしますよね。国から、県から、市からの調査依頼も実際にありますよ。個人でそういうお仕事をしている友人が私にはいます。
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この回答へのお礼

そうなんですね。教えてくださり、ありがとうございます。そういう仕事は、企業とか研究所など組織に所属しなくても個人に依頼がくるものなんでしょうか。
また、何年も続けていかれ、収入も安定してるのでしょうか?

お礼日時:2016/11/06 21:42

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