排卵予定日の４～５日前。妊娠しますか。

排卵予定日の４～５日前の性交で、妊娠する可能性はどれくらいなのでしょうか？


排卵予定日の前日が一番妊娠しやすいということは知っています。


でも、精子は女性の体内で１週間近く生存していると聞きますし、４～５日前の行為でも妊娠しやすいのでしょうか？

No.2 回答者： northshore2 回答日時： 2017/01/29 11:35

＞でも、精子は女性の体内で１週間近く生存していると聞きますし、４～５日前の行為でも妊娠しやすいのでしょうか？

この記述をよく見かけますが、間違った知識です。
精子が女性の体内で３日間ほど生存できるのは、卵子と出会う卵管膨大部まで泳ぎ着いた精子達だけです。
精子は膣内や子宮内にいても数時間で死んで（殺されて）しまいます。

そして、尤も肝心な記述が抜けています。
精子が卵管膨大部まで泳ぎ着けるのは排卵時期だけです。
排卵時期になると子宮頸管粘液の性状変化が起こり、子宮の入り口が開くのです。
それ以外の時期では、子宮の入り口はシッカリと塞がれています。
この子宮頸管粘液のバリアー能力は極めて高く、精子はおろか、もっと小さな細菌やウィルスさえ子宮内以上には侵入出来ません。
これは子宮内は赤ちゃんを育てる場所なので、女性の身体は子宮内を１年365日無菌状態に保とうとする能力を持っているからです。

＞排卵予定日の前日が一番妊娠しやすいということは知っています。

この知識も間違っています。
最も妊娠率が高いのは排卵２日前のセックスで、その次が排卵１日前で排卵日当日が３番目の確立です。

排卵予定日をどこから導き出したのか判りませんが・・・
排卵日をこの日と特定するには、現代医学を以てしても連日のようにお医者さんに通いエコーで卵胞の成長具合を観察していなければならないからです。
貴女？が、その様にしていたとは思えませんが！？

仮に排卵予定日が正確だったとし！？
排卵日の５日前なら子宮頸管粘液の性状変化が起きている可能性は極めて低いので、妊娠する可能性は発生しないでしょう。
４日前であれば、人に拠っては子宮頸管粘液の性状変化が始る人もいるかも知れません。
その場合では、妊娠する可能性が発生します。

しかし、この日に排卵すると判っていてセックスしても、最高で３８％しか女性は妊娠できません。
同じことを１年間繰り返せば９２％の女性が妊娠することができます。
たった、１回の周期の話なら更に確率は低いとしか言えません。

PS；
精子が１週間も１０日間も生存していたとは、人工授精や体外受精で採取された精子が、卵管膨大部の体液と同じ様な特性の溶液の中で生きていた事例しか知りません。
精子は男性の身体の中で毎日作られ続けられていますが、当の、男性の身体の中でさえ５日間ほどで死滅してしまいます。
でなければセックスやオナニーをしない男性の睾丸の中で精子は溢れてしまいます。

女性の膣内に射精される精子は数千万匹から２億数千万匹もいます。
しかし、この内の１/５は５日ほど前に作られた精子達で、既に死んでいるか息も絶え絶えの精子達です。
卵子と受精できるような健康で元気な精子は１/５しかいないのです。
要するに１週間前に射精された精子が仮にいたとしても！？、女性を妊娠させることなど不可能なのです。

No.1 回答者： sayapama 回答日時： 2017/01/29 08:24

精子の寿命は時には１週間とも言いますが、射精から１週間も経って生きていてもその精子には既に受精能力はないですよ。

基本的に受精能力を有する寿命であれば、精子は射精後７２時間で、卵子は排卵後２４時間と言われています。

よって、排卵日の２～３日前に一度、さらに一日をおいて翌々日に２回目の性交を持つことが望ましいのです。

ただし、排卵検査薬などでピンポイントで排卵日を把握していれば良いのですが、ルナルナなどのアプリ上の排卵予定日であれば、実際には数日間は前後しますので、排卵日の４～５日前の性交でも妊娠の可能性は出てきます。

データー的には、タイミングを完全に合わせて性交を持った生殖可能な男女が、その後に妊娠に至る確率は２０～２５％であり、その内の１０～１５％が化学的流産で流れてしまいますので、必ず妊娠できる訳ではありません。