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AI(人工知能)の更なる発達で、数年後から英語教育は衰退していくだろうと言われてるのに、どうして文科省は英語教育に力を入れるのでしょ?小学生に教えるのは税金の無駄遣いだと思うのですが。。。

A 回答 (6件)

こんにちは。



『ドラえもん(Draemon)』のGadgets「翻訳こんにゃく(Translation Jelly )」は、アニメのままで終わるとは思いません。バカバカしいと思いながらも、1つずつ実現しているところには、私たちの未来への夢があります。

技術発展というものは、私たちのあずかり知らないところで進んでいるものですが、逆に、その発達で恩恵を被らない人は少ないのではないでしょうか。

それを利用するのもしないのも、それはご本人の勝手ですが、日本音楽著作権協会 (JASRAC) 理事長の芥川也寸志氏が理事長になった時にテレビで語っていた言葉を今でも思い出します。著作権保護のために、デジタル音楽再生に一定の保護機能を施すのは当然のように言っていたけれども、その結果は、MD(Mini Disc)のプレーヤーの失敗を導き出しました。技術はどこまでも技術であり公のものです。それを人の思惑や社会情勢、個々の企業の利益のために制限したり変えたりしてはならないものだと思いました。

エジソンの発明した録音装置(蝋管タイプ)は、口述筆記用に作れたものですが、それに音楽を入れて楽しんでいたスタッフに対して、何も言わなかったそうです。

機械翻訳の世界では、世界的にも有名な、元京都大学教授の長尾真さんがいますが、1960年代に新しい翻訳システムを考え、それがやっと2000年を越えてから実現しようとしているのです。長尾さんはAIを研究していると聞きます。テレビドラマではないのですが、『国のため、人のため、道のため』というように、万人に平等に分け与えようとするものは、いつかは花が開くと思うのです。

自分たちの利益だけのことを考えていたから、どんなに良いものでも、人が変わり、ものが古くなれば、期待されて現れたものでも、使い物にならなくなってしまうわけです。

私の命の長さでは、もうそんなに新しいものをみることはないとは思いますが、未来がどのようになっていくか想像するだけでも楽しいと思います。SFの巨匠、アジモフ博士やハイラインが想像した技術革新は、未だに着々と進んでいます。機械による楽観的な未来を想像することに批判する人たちもいます。でも、技術は人を救うと私は思っています。

少し、語学教育に触れておくと、私は、文科省の英語教育の強化というのは、世論の影響かもしれませんが、それ以上に、語学教育は一種アメリカへのポーズもあるのではないでしょうか。

私が思うのは、語学はしょせん語学という技術でしかありません。機械を持たない生身の身体で、翻訳を実現しているにすぎないのではないでしょうか。異文化については、何も興味がない、知る気にもならない、そうした考え方を生み出してしまうのも、こうした技術論ではあるのだと思います。

語学を学ぶにあたって、自分の母国語(母語)の勉強をする必要はないという人たちもいますし、自分の母国語は不完全だという人たちもいます。でも、それは言葉だけの問題であって、そこには各々文化が存在してまいす。その文化的背景を抜きにしては、言葉は語れないのではないかも、と思います。私たちの学生時代でさえ、実用英語が主流で、シェイクスピアや米国文学を中心に教えている先生が、先生どうしでさえ低く見られる傾向がありました。

文科省は、『グローバル化に対応した英語教育改革実施計画』を発表していますが、単にエポックメイキングの東京オリンピックを目処に旗印にしているにしか過ぎないのではないでしょうか。グローバル化が、結果的には国民の利益にはつながらないものと分かった時に、果たして国民は納得するのでしょうか。美味しそうなごちそうが、食べたら、まずかった時の失望感に似た虚しさが残ってしまうような気がしてなりません。

なお、AI等の技術革新と、この問題とは切り離して考えたほうがよさそうです。いえ、切り離して考えてほしいと思います。
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この回答へのお礼

私の視野の狭さを実感させられ、納得のいく回答とようやっと出会えました。本当にありがとうございます。

お礼日時:2017/04/09 13:17

No.1です。



AI発達で人間が退化するのは如何な物かな。全て機械に任せる。前から戦車が突っ込んで来た時、一々翻訳機? 風呂場で倒れて翻訳機? 可愛いお姉ちゃんとベッドで翻訳機? 味気なかったり、間に合わなかったり、
そんな機械はいざとなったら使えない。

いっその事、喉に、耳に埋め込むタイプを推奨。将来的には脳みそ埋め込み仕様も。

そんな時代まで生きたくないね。そもそも英会話なんてそんなに難しいもんじゃない。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。AIに頼らない選択をする人も大勢いると思うので、決してそれを否定してるわけではありません。言葉足らずですみませんでした。

お礼日時:2017/04/08 14:07

世界のなかで、英語を第二言語として使える日本人が「ほとんどいない」からです。

 その原因を英語教育に問題があると国は考えているのでしょう。

しかし、日本は文明開化した明治時代に多くの文化や社会、化学を表す言葉を「漢字を使った造語」により考え創作されました。 それが東京大学の前身で、とうじは、西洋語を日本語に造語する時間がありました。 この時代にほとんどの科学や哲学、文化などが、漢字で造語されました。 いまわたしが記述している文章事態もその時代に造語した漢語だらけです。

それから、日本は翻訳するという概念(太古の中国語を日本語に訳しても読む漢文)が伝統的にあつたために、大量の外国書籍の日本語訳が明治時代に作られて「新しく造語した日本語」で常に翻訳して国民に普及していきました。

その傾向がその後もつづき、英語教育も、どちらかというと「和文英訳、英文和訳」という伝統的な古い時代の文化を背景としたものになつていきました。

それが「中学、高校、場合によっては大学」と合計十年間も英語をならいながら、まったく一言も話せない、ききとりもできないという事態を問題視して、小学からも英語教育をいれるようになり、それはさらに中身の濃いものにしていく模様です。

現実をいうと、そういう教え方を伝統的にしていた英語教育に間違いがあり、また英語教師が「英語が話せない人も多い」というのも(最近は少なくはなったとおもいますが)、現実問題としてあります。

しかし、日本はすべての教育や学術文献が「日本語単独」で可能な珍しい「言語」となってしまい、実をいうと英語を習っても使う機会はない国です。 まったく知らなくても何も困らないのが実情です。

後発国では、過去の植民地の影響もあり、国語で教育ができない国がたくさんあります。 科学哲学などを教えようにも、その国の国語にそういう表現ができず、英語で教えないといけない国は珍しくはありません。 そういう国の国民は、高等教育は英語でしか行われていないのと、英語ができないと就職する難しいので、一見英語が達者な人が多いように見えます。 でも、彼らは、英語抜きでは、自国の教育も外貨も得ることができません。

ちなみに日本人は英語を10年間もならっていないです。週に5日、毎日1時間程度習い、英語に触れる機会も塾などにいっている時間をいれても「きわめてわずか」です。 単純計算すると(夏休みも入るので)一年間に200時間も習っていないと思います。 これの10年間ですから、2000時間になります。

はてや、日本人でも英語話者と結婚して、家庭で常に英語を使っている立場を考えると、仕事にいっている時間が三分の一、睡眠している時間が三分の一、家族とすごしているのが三分の一、すなわち一日8時間は英語とふれいることになります。 一年間のうち仕事にいっている日が240日、毎日帰宅すると8時間英語とふれていて、その平日の時間が1920時間、残りの125日は、休みで家族といるので単純計算で16時間×125日で2000時間。

すなわち、簡単に計算しても一年間に4000時間近く英語での時間です。 たった一年間で十年学校で習う英語の量の倍です。 しかも、英語話者といたら、たえず聞いて話して、直接ネイティヴから鍛錬をうれていることになるし(日本の学校教育では限りなくゼロ)、見ているテレビなども、どうしても英語圏のものが中心になります。 たった一年でこれだけやっているのですから、5年くらいたつと、その成果はすごいことにもなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2017/04/08 08:24

いわゆるスーツ族だからじゃないですか? 世界を見渡したって、英語を話せない人が大半だし、むしろ海外では日本語熱に拍車がかかっているし、巨大なビジネス相手は中国語を話しているし、海外からの渡航者も、ますます英語が通じない人が増えているし、政府だって国内の旅行業者の人間たちに翻訳機使用を奨励しているし、そもそも言語の壁を越えて、身振り手振りや心でコミュニケーションをとってこそ交流だと言われて久しいし、現に私は通訳の仕事もしますが、いわゆる膝と膝を突き合わせる場では、私の出る幕はありません。



たぶん、偉い人が学会なんかで言われるのでしょう。学会は英語でやったりするから。あと、有権者とかもうるさいのかな。ちなみに、英語教育に力を入れること自体は結構なことだと私は思いますが、それよりも大切なものが、そのためにどんどん削られていくのが残念です。
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単純に近年目に見えて海外からの渡航者が増えたため、と言い切りましょう。

AIが発達したからといって、万人が機械を持ち歩いて通訳をさせる何て少なくとも文化の交流には成らない。駅で泊まるホテルへの行き方が判らなくなったら、機械から地図が出て来たら一発解決ですが、泊まったホテルにロボットしか居なかったら恐らく日本ヘはもう来ないでしょう。

喫茶店に入ってお金を入れたらカップに注がれたコーヒーが出て来るより、お姉さんが運んで来てくれる方を選びたい。文化交流は「人 対 人」でないと意味なし。それに一役買えるのはやっぱり英語教育でしょう。使える人が圧倒的に多い。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今、イヤホンタイプの小さくて軽い翻訳機「Pilot」が開発途中と聞きました。それを耳に装着するだけで様々な言語を自動的に同時通訳してくれ、会話する相手もそれを装着していれば、英語だけでなくあらゆる言語で会話が出来ますし、AI搭載なので利用すればするほど機械の翻訳性能は向上します。今後もっと高性能のモノが出て来る可能性も大きいです。今は珍しくても将来的にはこれが当たり前になり、ビジネスでも旅行でも世界中で使われると思うので、新しい言語を覚える必要は今後なくなっていくと思ってます。

お礼日時:2017/04/08 08:56

世界で英語を使っている国が多いからです。


日本語は日本でしか使われていません。

つまり、世界でビジネスなりで勝負していく際に、日本語だけを覚えているのと英語を覚えているとではチャンスの数が全く違うということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今はそうですが、現在イヤホンタイプの小さくて軽い翻訳機「Pilot」が開発途中と聞きました。それを耳に装着するだけで様々な言語を自動的に同時通訳してくれ、会話する相手もそれを装着していれば、英語だけでなくあらゆる言語で会話が出来ますし、AI搭載なので利用すればするほど機械の翻訳性能は向上します。今後もっと高性能のモノが出て来る可能性も大きいです。今は珍しくても将来的にはこれが当たり前になり、ビジネスでも旅行でも世界中で使われると思うので、新しい言語を覚える必要は今後なくなっていくと思ってます。英語を覚える苦労が無くなればかなりビジネスに集中できるはずです。

お礼日時:2017/04/08 09:03

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