プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 CDプレイヤーやDVDプレイヤーなどのクロック(水晶発信器)を高精度のものと交換すると、音や映像が格段に良くなるらしいですね。
 私も、クロック交換をしてくれるショップのホームページをいくつか見たのですが、みな良いことしか書いていません。
 そこで、実際にクロック交換をされた皆様のご感想・ご意見を、ぜひ教えてください。
 クロック交換のメリット、デメリット、アドバイスなど、率直なご回答をよろしくおねがいします。
 ちなみに、私は、今年、パイオニアのDV-600A-Sに納得できなくなって、デノンのDVD-2900-Nを買ってしまいまして、「次は、クロック交換かな?」という気持ちです。

A 回答 (4件)

ご質問の趣旨からは若干外れているかもしれませんが、参考までに書かせて頂きます。



私自身ではなく、友人にクロック交換あるいはクロックジェネレーターを外付けしている者がおります。

率直な感想ですが、明らかに効果は認められます。
しかし、クロック部分は最終的な手段です。

ファミリーセダンを買って、エンジンの一部だけをチューンしても、絶対的な戦闘力が高くならないのと同じで、その前に検討すべきことが沢山あるのではないでしょうか?

個人的な意見(アドバイス)ですが、もしまだ電源系統をしっかり固めていないのでしたら、屋内配線の見直しから始めることをお勧めします。

建築当時のままの屋内配線でオーディオを楽しまれているとすれば、クロック交換のありがたみも相当割り引かれてしまいます。
電源、接続ケーブル、SPの振動対策、オーディオラックなどが十分吟味されていることが、最低条件かと思われます。

少しだけ作業例を挙げますと

◇ブレーカーの増設(AV機器専用に。出来れば音質重視のブレーカーを使用)

◇AV機器用壁コンセント、および屋内配線を音質の良いものに交換。

こちらのほうが、クロック交換よりも音質改善効果は絶大です。費用もさほどかかりません。
(私は電気工事士の有資格者なので、すべてオーディオグレードのパーツを使っても3万円程度でした)

余談ですが、20アンペアのブレーカーは、500円程度のものがたくさん出回っています。

オーディオ装置に数百万円かけても、500円のブレーカー(しかも年代モノ…)から電源を取っていることに気づかないマニアが、少なからずいることは事実です。

上記、すでに実践済みでしたらスルー願います。
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この回答へのお礼

(1)専門家の方からのご回答ということで、安心して読ませていただきました。本当に、どうもありがとうございました。 クロック交換よりも優先順位の高いことが、たくさんあるのですね。ご指摘の改善ポイントにつきましては、私はまだまだ不十分です。まずは、そちらのほうから改善に取り組んでいきたいと思います。
(2)電源まわりに関連して、1つ質問してよろしいでしょうか? そろそろシーズンオフですが、「雷対策」としては、オーディオテクニカのサージバスターみたいなものを、壁コンセントとオーディオ機器の間に介在させたほうが良いものなのでしょうか?

お礼日時:2004/09/06 18:06

テスターを使った電源の極性合わせについて、既にご存知かとは思いますが、念のため書かせて頂きます。



壁コンセントの差込口は、向かって左側の穴が少し長く作られています。この長い方が接地側で、屋内配線での色分けは「白」です。
詳説はお許し願いますが、送電線の1本(中性線)が大地アースされており、地中を通してコンセントの接地側すなわち「白線/コンセントの左側」の回路と繋がっています。
そのため、正しく屋内配線されたコンセントの左側に触れても感電はしません。
まれに配線ミスがありますが、一般家電品を使用する上では何の問題もありません。

しかし、趣味のオーディオとなると話は別です。
接地側=向かって左、が大前提です。

簡易型で結構ですのでデジタル・テスターを用意して下さい。私はふだん、サブ用にsanwaのSD-420C(4千円弱)を持ち歩いていますが、コンパクトな手帳型なので気に入ってます。

◆接地側(アース側)の判別法
テスターをAC-Vレンジにし、黒のテスト棒を片手で握り(人体アース)、赤のテスト棒をコンセントに差し込みます。

(刃受け)左右それぞれの電圧を片方ずつ測定すると、HOT側(非接地側という)は高い電圧を示します。我家では70V前後です。(テスター+人間の内部抵抗のため100Vにはなりません)

接地側は数Vの低い電圧が表示されると思います。
アースされているので0(ゼロ)Vのような気がしますが、これも様々な理由から0ではなく数Vの電圧が現れます。
この明らかに電圧の低い(0に近い)ほうが、接地側ということになります。(検電器の確認でもOKですが、これにも慣れて下さい)

この実験(測定)では、テスターに高い内部抵抗が存在するため、感電の危険性はまったくありません。
(靴下やじゅうたんの影響で測定しにくい場合あり)

私は、確認済みコンセントの接地側には、便宜的に(-)と記しています。

◆AV機器のアース回路の電位について。
乾電池駆動の機器であれば、回路のアースライン電位は限りなく0Vに近いと思われます。

交流100Vを電源とするAV機器であっても、アース回路の電位は0Vが理想です。しかし実際には様々な原因から、アースラインにはある程度の電位(電圧)が発生してしまうのが現実です。
私の体験では、アンプ、CD関係はやや低く、映像機器は結構高い電圧がアースラインに生じているように思います。

◆ACプラグをコンセントに差し込む向きしだいで、アース電位が高くなったり低くなったりします。

アース電位が高いと、動作が理想的な設計値からズレていくぶん不安定となり、音質、画質に少なからず影響します。

◆測定方法。
測定する機器はそれぞれ単独にします。接続ケーブル類をすべて外します。

◇(たとえばアンプ)ACプラグを差込み電源を入れます。ボリュームは最小のままでOK。

◇先ほどと同様に、テスターはAC-Vレンジ。
黒のテスト棒を片手で握り、赤のテスト棒をシャーシの金属部分か、どれでも好きなピンジャックのアース側(外側)にタッチさせて電圧を読みます。(ここでは仮にAC 20Vとします)

◇電源を切り、ACプラグの向きを反転させて再度電源を入れ、同じように測定します。(今度は仮にAC 10Vとします)

◇この場合には、アースラインの電圧が低かった後者のほうが、正しいACプラグの向きということで、接地側に自分なりのマーキングをして下さい。

◇映像機器もまったく同様に測定しますが、ほとんど電圧の違いが見られないケースがあります。
その場合は何度か測定し、1Vでも0.5Vでも低い方を選んで下さい。

◇このように、1台ずつすべてACプラグの向きを確かめることが、高音質、高画質の第一歩です。

製品のACコードの片側に白線の入ったもの、あるいはACプラグに接地側を示すマークの入ったものがありますが、時々間違いがあります。
念のため上記の方法で再確認されたほうが良いでしょうね。

正しく極性合わせをした装置(特にアンプ)では、馬力、低音域の音程、透明感、立体感(奥行き)、余韻などに、違いが体感できると思います。
ただし、テスターの数値が万能ではないので、時々わざと、どれかひとつプラグを反転させ、耳でのチェックを忘れないで下さい。

これらはすべて、しっかりしたコンセントがあって活きてくるものです。
ごく普通のTVでも、真っ先に再生音が変わりますよ。(TV、VTRの極性合わせもお忘れなく)

クロック交換は最後のお楽しみに取っておいて下さい。

それでは、ご健闘をお祈りしております♪
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この回答へのお礼

今回も詳細で分かりやすいアドバイス、どうもありがとうございました。おかげさまで、「音質向上」の正しい方向性を見出すことができました。何度もご親切にしていただき、本当に感謝しております。教えていただいたポイントを、少しずつでも実行していこうと思っています。このたびは、本当にお世話になりました。

お礼日時:2004/09/09 21:12

松下電工WN1318や明工舎などの同規格のコンセントは、ホスピタル・グレードと呼ばれる医用接地タイプです。


元々は、絶対に(電気的な)事故の許されない病院用なので、刃受けの素材(銅)、バネ圧(構造)、接触抵抗などが一般のものとは異なります。

10年程?前でしたか… 一部のオーディオ愛好家が試したところ、音質が良いと雑誌に取り上げられたことがきっかけで全国区になったようです。

WN1318を始め、高音質と謳ったものはすべて3Pですが、あくまで2Pに接地極が付いただけなので、使用上は何の問題もありません。
市販の高音質テーブルタップ(延長コード)のプラグはほとんどが3Pですので、コンセントが3Pであれば好都合かつ前提条件かとも思われます。

ACプラグ自体に接地極を必要とする機器を使用しないのであれば、アース線の工事は無しでOKです。
私を含めほとんどの愛好家は、コンセントのアースは取っていないようです。
法的には…?ですが、下手にアースを付けると音質が悪くなることが多いので・・・

WN1318とペアになるホスピタル・グレードの3Pプラグとして、WF5018(\1250/松下電工)があります。
壁コンと一緒に、2~3個入手されるようお勧めします。後々きっと約に立ちます。

私は普段いくつかのオーディオ関連の雑誌を読んでいますが、季刊誌「オーディオアクセサリー」からたくさんの情報を得ています。
効果や付加価値の判断は人それぞれですが、トライすべき選択肢を提供してくれます。
もしお持ちでなければ、バックナンバーの110号から最新の114号、それと増刊号の「ケーブル大全2005」も揃えられるようお勧めします。

極性合わせ、テスターの使い方については、再度別便にて送信させて頂きます。
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この回答へのお礼

(1)再三にわたり中身の濃い専門的なアドバイスをしていただいて、本当に感謝しております。 実は、「アース」については、以前からよく分からず困っていましたが、今回のご回答でやっとスッキリできました。
(2)「オーディオアクセサリー」は112号から、「アナログ」は3号から、私も愛読者になりました。「ケーブル大全2005」も、そろえました。
(3)「極性合わせ」の件、またお手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

お礼日時:2004/09/08 22:32

No.1です。



雷対策ですが、PCの場合は機器の故障に加え、データの喪失という重大な問題が発生し得るため必要と思われますが、「こだわりのオーディオ」というレベルで考えると、落雷対策パーツ入りテーブルタップなどの介在は、明らかに音質、画質の鮮度を落としてしまいます。

落雷の多い時期に、その部分を理解したうえで安全のために使用されるのであれば、何ら問題ありませんが、使用せずに済む期間はぜひ外して下さい。

★ご参考までに、簡単な具体例を書かせて頂きます。
(知らなかったフリをして聴いてやって下さい…)
あまり予算をかけずに、ブレーカー、Fケーブル、壁コンセントをグレードアップする一例です。

◇音質の良い20Aブレーカーは他に競争相手が存在せず、クライオ・オーディオ・テクノロジー(URLは下に)のSCBR-20AS (\7,500)の独壇場です。ちょっと高いですが、一生モノの高音質パーツがCD3枚分と思えば・・・

取り付け位置は、分電盤の中で最上流に。そして台所の回路と隣り合わせにならないように!
ブレーカー群が上下2列なら、台所用のブレーカーとは別の列に付けて下さい。

◇屋内配線用のケーブルは、品川電線のVVF 2.0mm x 2芯(\150/m程度)か、東日京三電線のEEF/F 2.0mm x 2芯(\300~\400/m…?)のどちらかが良いと思われます。馬力、鮮度ともにかなり向上します。
関東圏以外では入手が難しいかもしれませんが、秋葉原の小柳出電気商会から通販で購入が可能です。

◇壁コンセントは、良さそうなものがたくさん出回っています。
コストパフォーマンス抜群なのは、松下電工のWN1318(\1,300)です。このコンセントは電気工事店で取り寄せになります。(秋葉原なら入手容易)

上記の組み合わせならば、工事料金を含めても2万円程度で済むと思います。
絶対にお奨めです!良い音(画質)を求めるなら、この辺りがまずスタート地点(基準?)ではないかと思っています。
ただし、延長コード(テーブルタップ)に一般家庭用を使うと意味がなくなりますから、十分吟味して下さい。

それから、失礼ですが…
オーディオ(AV)機器をコンセントに差し込む際の、極性(プラグの向き)は正しく管理されていますか?
必要でしたら、テスターを使っての簡易測定法(極性合わせ)をお知らせいたします。補足でどうぞ。

参考URL:http://www.cryo-at.com/
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この回答へのお礼

(1)今回も、たいへん丁寧で具体的なアドバイスで、本当にどうもありがとうございます。 さっそくパーツを調べたところ、ネットで購入できるようです。 電気工事士さんは、カミさんの知り合いの方がいるので、あとは、軍資金を調達することと、カミさんのご機嫌をうかがうことです。
(2)松下電工のWN1318をあるネットショップの写真で見たところ、3ピン用のコンセントのようですが、2ピンのプラグも差し込めますよね。 また、アースは、必ずとるべきなのでしょうか?アース線の工事みたいのも、必要なのでしょうか? (追加の質問になってしまい、申し訳ありません。)
(3)テスターを使っての極性の簡易測定法(極性合わせ)
も、教えていただければ最高です。

お礼日時:2004/09/07 18:51

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