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すごい素朴な疑問なんですが、
韓国の辛いカップラーメンの「辛ラーメン」てあると思うのですが、
なぜ、韓国のものなのに「辛」だけハングル文字表記ではなく漢字なのでしょうか?
他にもこういったものってあるのでしょうか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

「辛ラーメン」の「辛」は唐辛子の「辛」であり、


製造元「農心」の創業者名「辛春浩(シン・チュノ)」の「辛」でもあります。
「ロッテ」の創業者「辛格浩(シンギョッコ、日本名:重光武雄)」の実の弟です。

朝鮮半島は長く中国王朝の冊封国だったので、もともと漢字文化圏です。貴族階級・知識層は漢字を使っていました。朝鮮王朝の古文書も漢文です。
ハングルは15世紀に李王朝の世宗王が作った表音文字。漢字の読めない平民や女子供用の文字と蔑まれていたそうですが、まともに教育も受けられない平民はそのハングルさえほとんど読めなかったらしい。

日本統治時代は、朝鮮総督府が日本語教育だけでなくハングル教育も行って読み書きできない者を減らす政策をとっていました(ただし戦時中はハングルの授業を廃止)。
戦後の朝鮮半島では「偉大なハングルを日帝に奪われ、漢字を強制された」などと主張して、漢字を排除してハングルだけを教える政策に転換しました。
併せて、近代日本で欧米の言葉を漢字に訳した大量の和製漢語も「日帝残滓」として排除し、伝統的な朝鮮語に置き換えようという声も少なくないようです。ちなみに中国では近代文明に関する語彙の7~8割が和製漢語だそうですが。

というわけで、韓国で漢字が事実上姿を消したのは、戦後のハングル専用教育を受けた世代が増えて、漢字を読める人口が減ったせいもあるようです。個人の名前もハングル表記だけで、漢字表記を持たない世代も多いとか。

そもそも朝鮮語には、中国から伝わった「漢語」を朝鮮語読み(訓読み)した語彙が多数あります。少なくとも30年くらい前までは、韓国の新聞は「漢字ハングル混じり文」で書かれていたはずです。
今の韓国で、漢語や和製漢語を撤廃して伝統的な朝鮮語に置き換えることは困難だし、そんなことをする意味もないでしょう。
今の日本語から漢語や和製漢語を廃止して大和言葉に置き換えることが非現実的で無意味なのと同じです(欧米由来のカタカナ言葉に置き換える動きは止まりませんが)。

近年の韓国では表意文字である漢字の利点を認めて、見直す動きも少しあるようです。復活には相当時間がかかるでしょう。

日中韓の「共同常用漢字808字」というのがあります。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO80253030Y4A …

字体(字形)は少しずつ違いますが、共通の文字でコミュニケーションできるのは良いことです。気を付けなければならないのは、同じ文字でも意味が違ったりすること。

たとえば、中国語の「からい」には「辛」「辣」「麻」「鹹」などの文字がありますが、日本語では「辛い」だったりします。塩のからさを「鹹い(からい・しおからい)」と表現しても通じないことが多い。
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韓国も漢字あるでしょう

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なんとなく格好いいから。

それだけ。


>他にもこういったものってあるのでしょうか?

「花かつお」「かつお削り節」とハングルと一緒に書かれた物とか、漢字一字とハングルが書いてある
酒のラベルとか、日本に寄生したような商品は多い。
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農心というメーカ品。


ハングル: 신라면
漢字: 辛拉麵

韓国は、漢字圏だから元々は漢字が多かった。
国策によって、漢字1字の発音に対応した記号である「ハングル」中心に教え、漢字は教えない様にした。

が、国策が変更され、今は漢字を教えている。不便だから。
今も新聞では漢字を多く使っている。

で、漢字で「辛」と書いた方が「신」と書くより、辛さがストレートに伝わる。
漢字は読まなくても、見ただけで解る。
これは漢字圏に共通する特長。

メーカの販売戦略です。
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