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近々ローマ教皇が来日するようですが海外、特にヨーロッパ辺りでの教皇の扱いってどのような感じなのでしょう。
信者の人からは凄い特別な方なのでしょうか?

A 回答 (2件)

教皇はキリストの12使徒のリーダーであったペトロの座を継承しているものです。


現在教会は世界中に広がり、司教も12人ではきかなくなっています。
カトリック教会の伝統として教皇が使徒のまとめ役として引き継がれていますが、特別な権利を有する訳ではありません。
むしろ、その時代で最も功績があり、模範的司教であると認識された人物が教皇になります。
今のフランシスコ教皇は初の南米出身の教皇なので、南米の人々から強い支持があります。
また、歴代教皇に比べて質素な生活を行っている事や、改革でスキャンダルなど多くの組織の膿が出ている事から改革者としての支持もあります。

カトリックのクリスチャンにとって、信仰は神とキリストと聖霊だけなので、ローマ教皇であっても崇拝の対象ではありませんし、敢えて位置づけるなら信者たちの模範であり、教師です。

ローマ教皇がヨーロッパで政治的に強いメッセージ力を持つのは、信者の代弁者であり導き手だからです。

勿論、そういう存在ですから、フランシスコは気に入らないという信者も当然存在します。

教皇はあくまで世界から集められた司教により選出された広義の信者代表。

日本人が現人神だと天皇を拝むのとは、感覚は全く異なります。
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ローマ教皇はカトリックの一番偉い人ですが、


権力を持っているわけではありません。
カトリックで一番偉いのは司教であり、何かを決めるときは司教たちが一堂に会する公会議で決まります。

枢機卿も法王も、言ってみれば司教たちのまとめ役、というところです。

ローマ法王はローマ司教区の司教でもあり、そちらの仕事も受け持っています。

という位置づけです。
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