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No.3ベストアンサー
- 回答日時：
専門的なことも、歴史のこともよくわかりませんが、少なくとも「意図的に即興でアレンジをした」はなさそうな気がします。
黒人音楽の特徴としては、記譜された曲を誰が演奏しても同じように再現するという学校のお勉強的なものではなく、口伝のように耳で聞いてまねて覚えるといったスタイルです。当然ながら、個々の演奏の再現性は極めて低く、演奏者の癖が入り込む余地が多分にあるどころか、同じ演奏者でも毎回違った演奏になりがちです。そりゃ当然、ぱっと見は「即興性の高い」ものになりますよね。そこがスタート地点なんだと思います。なので、あくまでも私の個人的な見解ですが、ご質問への回答としては、前者（結果的に即興性の高いニューオリンズジャズになってしまった）が近いのではないかと思います。
また、補足にある、
＞ニューオリンズジャズが生まれたときはアドリブではなかったのでしょうか？
については、現代の演奏スタイルとしての全く自由に演奏できる「アドリブ」という意味ではNo.2の回答が当たっていると思います。ニューオリンズジャズが生まれた当時は、緩い規範のある即興演奏で、曲全体がクラシック音楽で言うところのad lib.（一人でゴリゴリに好き勝手にやれ、ではなく、やることはある程度決まってるから一緒に各々が任意で演奏しろ）に近い演奏だと思います。
ジャズとは全く違いますが、だいぶ昔に矢野顕子さんがテレビ番組のインタビューで「二度と同じ歌は歌えない」と言っていましたが、それと同じような感じなのだと思います。そして、西洋のクラシック音楽で言うところのad lib.に近いものがあると思います。現代のジャズの「即興演奏」のスタイルは、どちらかというとcadenzaの発展形だと思います。ad lib.はジャズで言うところのフェイクがそれに近いと思います。（ただ現代の「クラシック音楽」では、当時のad lib.やcadenzaの即興演奏があまりにキャッチ―でカッコ良すぎたがために、それが楽譜に起こされ、これを「正解」として正確に再現することが美しいとされてしまっているのですが）
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No.2
- 回答日時：
即興でアレンジというのは
アドリブのことでしょうか
アドリブというのは
ビバップと言われるようになった
もっと後の演奏方式です
現在ニューオリンズでやっている演奏は
その後の演奏方法で
当時は
ピアノ抜きの
管楽器主導のジャズです
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ニューオリンズジャズが生まれたときはアドリブではなかったのでしょうか？