
映像の表現手法で、あえて古い映画のように画質を荒くしているものをたまに見ますが、その手法に名称はありますか?また、撮影方法も知りたいです。
詳しく言葉で説明するのが難しいのですが、昔の、8mmビデオで撮影した画像をもう少し荒くした感じのもので、
例えば、
・最近再放送をしていた「世界の中心で、愛をさけぶ」(山田孝之、綾瀬はるか)というテレビドラマのエンディングのような映像。
・自動車教習所で観る古~い教習ビデオ(昭和のころのような)の映像。
こういったものがありました。
最近の作品でも見られるので、特殊なカメラやフィルムを使っているのでは、と想像しているのですが。。
具体的に調べたいので名称があれば教えてください。
あと、このような映像手法を用いている作品を、映画でも何でも良いので教えてください。
できれば邦画を探したいのですが、それ以外でも構いません。
わかりにくくて申し訳ありませんが、よろしくお願いします!
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
TVドラマは見ていないので、それがどんな映像なのかわかりませんが、TVの撮影でフィルムを使っているとは考えられないので、ビデオの編集で行なっている処理でしょう。
処理の名前はソフトによって違うと思いますが、「フィルムルック」とか「フィルムライク」とかそういう名前だと思います。
処理の内容は、フィルムの粒子感やパラパラ感とか傷やゴミをデジタルで追加して、色もあせた様な感じにします。
市販ソフトのAdobe PremiereとかApple Final Cut Proなどにもあると思いますよ。
撮影では、そういう目的の特殊なカメラはありませんが、SONYやPANASONICから出している24Pデジタルカメラ(SONY:CINEALTA、PANA:VARICAM)で、フィルムの撮影コマ数である24コマ撮影を行い、それを通常のビデオ(TV)の30フレーム(60フィールド)の映像へ変換する2-3プルダウン処理を行なうと、映像の動き自体はフィルムのような感じになります。
最近は、HD対応のDVカメラでも24F(上記のプロ用のカメラの24Pとはちょっと違いますが)で撮影して、ビデオ再生すると動きがフィルムっぽく見れます。
参考映画ですが、映画はもともとフィルムなので、見え方という意味では参考にならないかもしれませんね。回想シーンがあるような作品だと、そういうつくりをしているシーンがあるかもしれないですが、ちょっと思いつかないです。映画よりもドラマに多いかもしれないです。
ありがとうございます!
Premiereにもあるんですか?古いバージョンを使っているので知りませんでした…
ソフトで処理を行っているなら自分にも出来ますね。
プロ用のカメラはまだ買えませんが、やり方はあるということですね。
よくわかる解説ありがとうございました。
なかなか言葉で説明できないんです(^^;
回想シーンのような感じで全体もつくられてるというか…
ドラマだと回想シーンだけですよね。じゃあ映画の方がいいのかな。。
No.5
- 回答日時:
例えば、を見たことがないですが、ビデオ映像をフィルムっぽくしたいという場合、予算がふんだんにある場合には、いろいろな方法があります。
が、一般的な範囲でお話すれば、
普通にビデオカメラで撮影し、後からパソコン上でPremiereProやFinalcut、AfterEffectsなどのソフトを使って古い映画風に仕上げることがいいと思います。
本格的にフィルムっぽい色味や傷や荒さを出したい場合にはプラグインソフトを加えて使います。
【Cinelook】
http://www.cvalley.co.jp/ae_plugin/digi_effects/ …
【Magic Bullet】
http://www.magicbullet.jp/
このあたりのソフトを使えば、使いこなせないほどの大量の設定項目などがあり、おそらく思い通りのことができるのではないでしょうか。PCのスペックが要求されますが。

No.4
- 回答日時:
ごく普通に出てくる作品では、市川混監督の「病院坂の首くくりの家」の回想シーンなどに代表される大正から昭和に掛けてを回想するシーンなどで多用されますが、
昨日観てきた押井守監督の新作「立喰師列伝」は、全編モノクローム風に部分着色のような・・・果ては人物は影絵の平面人形と言った感じのフォトコラージュのような・・・実験映画になっています。更に戦後の昭和史の古フィルムを更に粒子を粗めています。
参考URL:http://www.tachiguishi.com/top.html

No.3
- 回答日時:
No.1の方と違って素人の返答ですが・・・。
「このような映像手法」というのがよくわからないのですが、単に古い映画フィルムを模した映像、というだけなら、ピーター・ジャクソンがTV放映のために撮った「コリン・マッケンジー Forgotten Silver」があります。
笑わせつつも、短いのに20世紀前半の世界史がコンパクトに織り込まれていて巧い!!
参考URL:http://www.pan-dora.co.jp/corin/
No.1
- 回答日時:
映像を”昔撮影されたように見せかける”という手法はいろいろとあるのですが、ビデオの場合とフィルムの場合ではまったく違います。
8ミリビデオというのは8ミリフィルムのことではないですか?
映画に使う35ミリ幅のフィルムは1秒間に24コマなのですが、8ミリは18コマなので、これをブローアップといって35ミリ用の映像に変換すると、映っているものの動きが、チャカチャカした動きになります。
それに8ミリフィルムの情報を35ミリにするので当然画質は粗くなります。
この”粗さ”と動きの違いで、昔撮影したもののように見えるようになります。
TVドラマの「世界の中心で、愛をさけぶ」は見ていないので、ご指摘の映像がどんなものなのかよくわからないのですが、ビデオで撮影されたものはDVEといって特殊効果を簡単に作ることの出来る機器を使って編集するので、画質を粗れたように見せかけたり、さも古いもののように”縦にキズ”を付けてみたりと、いろんな処理が可能です。
たぶんこういった処理で古めかしい感じの映像を生み出しているのだと思います。
カメラに関してですが、こういった処理のためのカメラというものはビデオ用でも映画用のカメラでも存在していないと思います。
またビデオテープにもフィルムにもご指摘のような効果を生むものはありません。
ただ映画のフィルムの場合は減感現像といって現像の処理段階でフィルムの粒子を粗くすることは可能です。これをすることで場合によっては”古いフィルム”ぽく見えることもあります。
下記はスチール写真ですが減感現像の例が出ているので見てみてください。
http://www4.airnet.ne.jp/zap/dark-room/film/push …
家庭用のビデオでやや古いものっぽい効果を出したい場合はレンズの前にフィルターを付けて撮影するといいかもしれません。
フィルターメーカーのケンコーからレトロセピアフィルターというのが発売されているので、試してみてはどうでしょうか?
http://www.kenko-tokina.co.jp/filter/49616073522 …
まあ、こういったセピア調の画調はわざわざこういったものでなくても文具店などに売っている色つきのセロファンでも大丈夫なんですけど。
ありがとうございます!
8mmフィルムのことです。
8mmから35mmにするというのは解像度の低い画像を拡大するような感覚なのでしょうか?
そうだとしたら、なんとなく理解できます。
やはり特殊な機材を使用して後から特殊効果として加工するのですね。
DVE調べてみます。
一回フィルターを付けて撮影してみて、希望の表現になるかどうか確認してみます。
でもプロ用の機材のようにはならないですよね(^^;
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