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バンクーバーに旅行したときのことです。
パンパシフィックホテルに泊まりましたが、
対岸に見える黄色い山は何か知りたくて質問しました。
写真はこちら
http://www.panoramio.com/photo/50994
どなたかご存知の方教えてください。

A 回答 (2件)

硫黄です.船で搬出するまで屋外に積んであると聞いたことがあります.ダウンタウン側から見えますね.日本からの観光客にはガイドが説明するはずです.



硫黄は石油の精製の過程で抽出されますが,これは硫黄成分の最小化の規制(環境問題)があるせいです.結果として抽出(脱硫)された硫黄は不要なものとして,欧米からはカナダに輸出されアルバータ州あたりで野積みにされ,またカナダ(バンクーバー)から主として中国に輸出されているようです.
日本に入ってくる中東の原油は硫黄成分が多く,日本でも余るので,抽出された硫黄は中国に輸出されているそうです.しかし,中国が輸入する硫黄の50%はカナダからだそうで,カナダは世界最大の硫黄輸出国だそう.
ちなみに,日本ではピラミッド型の野積みは消防法で安全上禁止されているそうです.(かつて,バンクーバーで爆発事故があったそうです)

硫黄は中国やインドで肥料や,繊維の原料になります.日本でも硫黄の需要はありますが,なにしろ必要をはるかに超えて生産されるので余ってしまうのですね.いかに石油が多量に消費されているもわかりますね.世界的には硫黄は余ってきています.
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この回答へのお礼

ご丁寧にまた、詳しく解説して頂き、誠に有難うございました。とても参考になりました。個人旅行で行ったのでガイドさんとか付かなくて分からずにいました。何かな?とずっと思っていたので、すっきりしました。石油を精製する為に硫黄が国際問題化しているのですね。いつも使っているガソリンや灯油などの影にこのような問題があるのですね。勉強になりました。

お礼日時:2007/08/17 16:15

そのリンク先によると、硫黄みたいですね

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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2007/08/17 16:17

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