No.4ベストアンサー
- 回答日時:
幕府・大名が、領地の下付や、その他許可・証明等の目的で家来などに与えた江戸時代の証明書を「お墨付き」と言います。また、室町時代に、武将が、同じような目的で、家来などに与えた証明書は、「御判物」と言います。
これらの証明書は、主君・下付者の「花押」(墨で書いた、署名。文字というより、独特の模様に見えます)が、確かに本物であるという証明で付いており、「お墨付き」の「墨」とは、この花押のことだと思うのですが、そこのところは、不確実です。ただし、「墨」とは何かの推定以外は、お墨付きとは以上のようなものです。
これが本来の意味で、現在は、認可当局や権威者などが、認可を与えたり,何かの保証を行うとき、文書を実際に発行する場合も、しない場合も、(後者は比喩的に)、「お墨付きをもらった」などと言います。
花押という直筆署名でない、一種の印鑑を押した証明書などは、「朱印状」と戦国・江戸時代などで言われました。(花押の代わりに、朱印が押してあったのでしょう)。
>ROKUGO . COM
>http://www.rokugo.com/zatu/02.html
No.1
- 回答日時:
昔、将軍や大名が領地や勲章を保証するために臣下へ与えられた文書の事を「御墨付」と言います。
それが現代では、権威のある人間からの保証という意味で使用されています。
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