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ある会社の不採算部門が、マニュアル人間と反マニュアル人間に分かれて対立しています。

反マニュアル人間(管理職を含む多数派)が「仕事が忙しくて堪らないから、従業員を増やして欲しい」と言えば、マニュアル人間(大学卒と体育会系出身者を中心とする少数派)は「従業員を増やすのは最終手段だ。仕事が忙しいのはマニュアルがなく(世間一般の)マニュアルに外れたやり方をしているからであり、まず(世間一般の)マニュアルどおりの効率的なやり方をすべきだ」と反論し、実際に「多能工の育成による臨機応変な人員配置」「生産・在庫管理のデータベース化およびパソコンと重量計を繋いだコンピュータ計測、バーコードの自動プリント」「フローチャートを利用した全職場のマニュアル化」「営業・工場・倉庫をLANで繋いだ同時管理システムの構築」などマニュアルどおりの提案を次々行ってきたが、反マニュアル人間達がそれらの提案をつぶしていくという状態が発生して、事業所内での対立が激化しています。

マニュアル人間の言い分
「僕がマニュアルを重視するのはマニュアルどおりに行動するのが効率的だからですが、本当はもっと大きな理由があります。
それは周りの人に喜んでもらいたいからです。
人間の個性は必ずしも多くの人に支持されているとは限りません。
個性は周りの人を幸せにはしません。
しかしマニュアルは多くの人の支持の上に成り立ちます。
だからマニュアルどおりに行動すれば多くの人を幸せにすることができます。

個性なんて結局自分だけのものでしかないのですよ。
だから、僕達マニュアル人間は個性なんて不要だと考えています。
当然『自分の世界』などというものはありません。
もしあるとしたら、それは『多くの人に幸せになって欲しい』ということです。
だから、自分が普段使用しているマニュアルより優れたマニュアルを見つけたら、今までのマニュアルを捨てて新しいマニュアルを実践します。
僕よりも優れた効果を出している人がいたら、すぐにでもその人のマニュアルを採用します。
個性なんかで自分の可能性に限界をつけたくはありません。
『個性』や『自分の世界』を他人に押し付けたくないし、それは迷惑なことです。変えていくのは自分自身のほうです。

僕は周りの人に幸せになって欲しいから、周りの人の笑顔を見たいから、常に自分のほうを変えていきたい。
幸い世の中には無数のマニュアルがあります。今までも、そしてこれからも貪欲にマニュアルを吸収していきます。
そして多くのマニュアルを適材適所に上手く利用して、臨機応変に行動したい。
柔軟性を維持するためにマニュアルを活用しているのです。
1番になる必要なんてどこにもありません。僕は大学入試でも入社試験でも自分が1番かどうか知りません。他の人も同じだと思います。
マニュアルどおりにやっても1番にはなれないという意見もあるようですが、元々1番になる意味がないのです。
それよりも「合格点」を取ることで、周りの人に笑顔になって欲しい。自分が一番になることよりもチームプレーの方がずっと大切だと思います。
自分が納得するなんてどうでもいことです。それよりも周りの人が幸せになってくれることの方がずっと重要です」


反マニュアル人間の言い分
「僕がマニュアルを軽視するのは、自分の世界を大切にしたいからです。
マニュアルどおりに行動することは誰にでもできます。だけど個性的になることは難しいです。
僕は自分の個性それから自分の世界を何よりも大切にしたい。
マニュアルなんかで自分の可能性に限界をつけたくない。
他人が幸せになることよりも、自分が納得することのほうがずっと重要です。
だから僕の個性に合わせて周りが変わって欲しい。変わる必要があるのは僕ではなくて周囲のほうです。
マニュアルなんてすぐに時代遅れになってしまう。
だから僕はマニュアルなんて読まない。マニュアルを読まないから柔軟な発想ができるし、臨機応変な行動ができます。
それにマニュアル通りにやることは所詮コピーです。コピーでは1番になれません。僕は1番になりたいのです。だからマニュアルは嫌いです。



長くなりましたが、マニュアル人間も、反マニュアル人間も何かの目的があるのだと思います。要点として
マニュアル人間は、自分の個性や自分の世界がない(こだわらない)から他人(成功者)が作ったもの(マニュアル)を積極的に受け入れる。
反マニュアル人間は、自分の個性や自分の世界がある(こだわりが強い)から他人(成功者)が作ったもの(マニュアル)の受け入れに消極的にある。
というのが僕の認識です。

さて問題です。
柔軟性が高く、臨機応変に行動できるのは、マニュアル人間ですか?それとも反マニュアル人間ですか?
理由を添えて、回答をお願いします。

A 回答 (14件中11~14件)

マニュアル人間のイメージは、例えばAという事を行うのに、選択肢が3つあるとしたら、その中で最も「最小のコストで最大の効果」をあげるかに尽力するというイメージですが、反マニュアル人間は、同じ事を行うのに、選択肢を含めてそれ以外で何かいい方法がないかを考える、あるいは3つの選択肢でも応用が出来ないかを考える、そういう違いかと思います。



マニュアル人間といったら、真っ先に公務員をイメージします。
法律によってのみ拘束されるのですから、行う全てはマニュアル通りで、そこから逸脱することは許されませんし、仮に創造的、独創的なことをしようとすると、前例がないという雰囲気の中で抹殺されます。
結果、硬直的な行政に終始しますが、それが自然かつ普通の感覚で職務を行っていることになります。

経験値も係数化され、計算、計量的にビシッと定められて、そこから逸脱すると全体のシステムに影響を及ぼすような場合は、マニュアル人間の出番ですが、創造性が必要な場合には、マニュアル人間はかえって邪魔です。
「作る」時はマニュアル、「創る」時は反マニュアルです。
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臨機応変に行動できるのは、マニュアル人間です。



ただしクズのようなマニュアルではなくバイブルのようなマニュアルがあるのが大前提です。
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・マニュアル人間は現在のマニュアルに従って行動するから、一見良いようにも見えるが


そこから改善していこうとする姿がない。

・反マニュアル人間は自身がよいと思う事を貫くので、一見効率アップが期待出来そうだが
標準化されていないので新人の指導に偏りが出る。


うちの会社内で言うなら、どちらも臨機応変に対応出来るものではない。

この回答への補足

>・マニュアル人間は現在のマニュアルに従って行動するから、一見良いようにも見えるが
>そこから改善していこうとする姿がない。

トヨタ生産システムとの兼ね合いは如何されますか?
ご存知の通り、トヨタ生産システムは、徹底的なマニュアル化と同時に従業員による高い改善提案によって支えられているというのは周知の事実だと思うのですが、如何でしょうか?

補足日時:2009/09/28 21:32
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どっちもダメだと思いますよ。



自説に固執するだけで、現状を改善することができていないわけですから。
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