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こんにちは。

最近、着物に興味を持ち始めて、亡くなった母の着物を実家から送ってもらいました。

母は私より10センチぐらい身長が低く、したがって着物の身丈も短いです。

着付けをするときに腰ひもを限界ぐらい低い位置で結び、おはしょりをして着てみたのですが、右脇のおはしょりの下からえり先が見えています。

普通、衿先はおはしょりの中に隠れるものなのかと思っていたのですが、出ているのはやっぱりおかしいでしょうか?

足し布か何かして身丈を伸ばしたほうがいいのでしょうか。

アドバイスをお願いします。

A 回答 (3件)

>なるほど・・・。

衿先が出ているのは絶対おかしいというわけではないのでしょうか。

【絶対おかしいというわけ・・】ではなく、見えているのがホントということなのですが、いまどきの人は、これを余分とおもうから変だという感覚ですよね。
大島だから、紬だからそれでもおかしくないということではないのです。
本来、寸法的には1-2寸は見せる?がホント。

逆に襟下寸法を長くすることで襟分を節約(襟を短くする)するということもありだから見方です。

>足し布をして身丈を伸ばすことになっても、おはしょりで隠れる部分だったら良いと思うので、仕立て上がったらそれを着て堂々と出かけたいと思います。

これもね、身丈を別布で伸ばすというのは、
オハショリ(2重折の下の部分という意味でしょう?)で隠すのではなく、
帯下に隠れる分量(伊達締めのあたり)なので
4寸までが限界ですが、別布で身丈を出す。
ただし4寸以上(16cmぐらい?)は足し分が見えます。

ただし襟先に関しては、左の襟先(上前)はおなじにして、
下前(右の襟先)は別布という作業にしますから、
元の襟が上前・左寄せ?になって、
不足分をそっくり下前(右襟先)に足して仕上げます。
途中で切って、両サイドちゃんとみえるようにしないこともないですが、
なるべくはさみは入れないのが鉄則ですから。
きてしまえばわからないところは、着物というのは相当にあれこれ
按配して結構、「秘密」に作ってあるものなんです、ムカシはね。

デ、あえてみえる上前の襟先に余分な襟を見せて、ちゃんと見える部分を気取るのが目的かもしれないです。
あれが見えないと、襟分もなくて・・・ということなのかな昔は逆にね。

私は、和裁が趣味なおばちゃんです。
古い着物をターックサン解いてます。
昔の人の知恵がわかって面白いですよ。
今のセンスで着物を見ると、おかしいかもしれないですが、
着物は将来的なリサイクルを基本として着るものなので、長くあるところは
そのままとっておく、そして、余裕としてみせる・・・という考えなんです。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。いろいろ勉強になります。
高校の時に家庭科の授業で浴衣を縫ったのですが、浴衣を含めて着物の仕組みはすっかり忘れてしまいました(笑)。
改めて勉強すると楽しいですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/11 13:46

こんにちは。


紬でしたら、衿先が見えていても全然気にならないです。

私も色々と全体的に短い(?)紬をよく着ますが、動きやすくて重宝しています。

自信を持って(?)着られてみてはと思い、回答いたしました。
参考にしていただけましたら幸いです。
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この回答へのお礼

おぉ~そうですか(嬉)。
ちょっと自信が芽生えてきました。でもとりあえず、大島紬だけは、きちんと仕立て直しをしようと決心しました。
足し布をして身丈を伸ばすことになっても、おはしょりで隠れる部分だったら良いと思うので、仕立て上がったらそれを着て堂々と出かけたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/09 22:58

>普通、衿先はおはしょりの中に隠れるものなのかと思っていたのですが、出ているのはやっぱりおかしいでしょうか?



男性の着物姿を見てください。
細帯の下に2寸は襟先が見えているでしょう?

同様に、小袖などを着ている女性が登場する、時代劇でも同様です。

これ以降、長着(文字通り女性も男性もつっ丈の着物に対して長いから)として、室内ですそを引くようにするので腰より上が長くなって、
外出時に「オハショリ」をして、「私は長着をきるような(いい)生活をしていますよ」というアッピールファッション?なんです。

浮世絵見てください、襟先が見えるから。

それと、襟を長く取るのは1つ意味があって、これは共襟も含めて、
解きあらいして、襟を繰りまわして、いたみやすい襟を長持ちさせる。
それから、しゃれとして、襟先の裏を見せる。
そのために、広襟仕立てにするときに、襟先にハッカケとおなじ裏をチョコット
張るでしょう?
アレ、見せるため・・・の生き残りということです。
だから、最初から見えないオハショリ下に寸法すると言うのは
見かけ、腰周りがすっきりするように思えるが、本当は違う。

襟が長いのです。
昔、といっても、大正?昭和の初期ぐらいのファッション雑誌での
着物を見ると、襟先がもっと長く見えてます。

今は、襟の繰り回しもするほど、仕立て直しもしないし、
なんだか、腰の下に、用もないのに、
襟が出ている?っておもうかもしれないが
帯下に2-3寸見えるのはそれが一種の定型です。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。衿先が出ているのは絶対おかしいというわけではないのでしょうか。
母の着物はとてもいい感じの紬です。ぜひ着るようにしたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/09 15:14

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