プロが教えるわが家の防犯対策術!

初めまして。漫画好きな20代前半のものなのですが、
最近、メジャーな週刊誌や月刊誌で連載されている漫画を「おもしろい」と思うようなことが激減しています。
(メジャーなものでなくても)
なかに独創的で好きな作品はあるのですがそれも2・3作品位なんです。
とくにWJ系なんて以前ほど好まなくなりましたし。
(WJ系が好きな人には申し訳ありませんが)

みなさま方は最近の漫画についてどう思いますか?
また、この趣旨とはあまり関係ないのですが、
お勧めな作品などがありましたら、教えてください

A 回答 (8件)

あなたがやや大人になったからではないですか?


少○ジャンプ、少○マガジン、というふうに、名売っています。
やはり、子供向けと言うか、子供が持つような心を、対象にしているというのは、あると思います。
社会人になっても、読者であり続けることも多く、そういう人をターゲットにしたものもあるでしょうが、基本的には精神が、子供のままの人、精神が自立していない人に向けて、漫画、小説、映画などのストーリー系メディアは発信されているように思います。
大きくなっても、大人になったのかなぁ?なんて気持ちは、誰が持ってもそれは、ありふれたことですし、そんな気持ちは、誰にもあってもおかしくないと思います。
 
 子供時代、漫画やアニメからたくさんの夢を吸収し、大人になって羽ばたく。
漫画的夢の世界を、現実に地で行く、そして、漫画になかった世界を、現実の世界でたくさん発見していく、というのが、漫画にまつわる人間の、一つの成長過程のセオリーだと思うのです。
が、大人になりきれずに、漫画の世界に落ちていったような漫画世代が漫画家になると、面白くない。
手塚はじめ諸々のやりて漫画家は、現実体験、自分で考えれたことを元手に漫画を製作しているとおもうのですが、人が書いた漫画体験を主成分とした元手で漫画を書くと、薄くなって当たり前だと思います。
 
最近の少年向き漫画は、その表現された精神に、リアリティや、迫力、引き込む力がない。ペラいです。
昔はあったのかというと、やはり手塚などはあったと思います。キャラクターが生きています。特に主人公。漫画家が、自分の描いている人物から、いろんなことを教わっているくらい、「漫画家から生まれた」
というひょうげんが適切なくらい、彼らは生きています。最近(ここ2,3年としましょう)のは、キャラの生命力が弱いと言うのが、印象です。
記憶に残らない。だから、あまり読んでません。彼らが死んでも、何も悲しくありません。
つまり、死を描いていない。これが、吉か凶かと言うのは別にして、死を描けないんじゃあ、キャラは生まれないだろうなという面は、あるんじゃないでしょうか。生死を越えた生き様を、描いているようにも見えませんし。漫画家自身、生死を、あまり考えてないようにも思います。なにか、日常に埋もれていたり、夢に溺れていたり。
しかし、ちょい昔ですが、古谷実の漫画は、かなりウケました。
「僕と一緒」これ、数年前なら薦めています。
アナザーワールドが、見事現実的に描かれています。
   
すぐに、また面白いものが出てくると思います。絵も上手くなっているし、絶対に、手塚や石の森を、越える様なおもしろい作品は出てきます。これは、確信しています。
大昔(ギリシャ時代より昔から)からさまざまな物語は書かれてきましたし、それらから取材して描きましたというような漫画も多いです(名作もある)。

最近のストーリーは、間延びします。アイデアが続かないという気持ちは分かりますが、アイデアが続くか続かないかは、思考の深度によると思います。
世界観は、思考の領域(目の付け所)で描いているでしょう。
 商売である以上、それら、思考の深度、領域も、どうしても読者ニーズに支配されがちですが、読者ニーズをあえて打ち破る、非商売的なもののような、俺漫画を描ける漫画家も、たくさんいると思うし、俺道を行くことを、面白い漫画は教えているようなきもします。また、そういったものが、結果的には残っていくでしょう。
俺道を行くのが当たり前というのを教えたのが、モダニズム的漫画なら、これって何道?っていうような?道を教えるのが、次世代漫画→アニメ映画?だと思います。
自然破壊や、未来科学、宇宙、スポーツ、幻想、歴史、推理、日常、野生、人情、漫画のネタは今でも無数にありますが、どうも、今までに扱ってこなかったネタ、?が、たくさん浮上してるように、最近は思います。
目の付け所が違うぜ!
っていうか、目の付いてる場所が違うぜ!?
みたいな漫画も、でてくるよ。 
取材対象が違うというか。
「うわ、何採って来たの自分?」みたいな。
 
昔の漫画から比べれば、表現は多様になって行っているので、芯(キャラとストーリー)も、頃合を見てよくなっていくと思います。
よく練られたアイデアも、よく磨かれた表現方法がなければ、なかなか出現しないから。
しかし、アイデアの出現を妨げる要素が、どんどん消えて行っているのが現代という時代だと、私は思います。
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この回答へのお礼

お礼がかなり遅くなりました。
分かりやすいご説明有難うございます。
私がうまく表現できない事を言葉にしてくださって
有難うございました。
感服いたしました(笑)

>あなたがやや大人になったからではないですか?
これに対してはちょっと疑問が残っていますが、ここで
討論したら負けそうなのでよしておきます(笑)

お礼日時:2004/01/14 13:49

訂正です。


読みたいと思う、ここ2,3年に書かれた漫画が出ました。
「ヒカルの碁」は、面白かった。引き込まれたというか、共感がありました。(2,3年に出た漫画のどれだけを俺が読んだのかって、ほとんど読んでないから、前回答のようなことはいえない。)
碁という、際どい狭いのか広いのか(深い?)よく分からない舞台背景で、さまざまな年齢層に人物を振り分けており、人物層が厚いわけでもないのに、ストーリーに強烈な伸びがあるわけでもないですが、いいです。何か、現代の世情に埋もれてしまった昔からある感情が、現代の風に乗って復活したような、読んでいてうれしかったです。
 
碁だからできたのか、碁でなくてもあれを出せたのか、どうかわかりませんが、古今を流れる歳月を感じました。
ふっ、と涙が出る、泣ける一品です。
震撼するという作品は相変わらず見ていないですが、
「ヒカルの碁」
おもしろかったですよ。絵も、物語も、丁寧に描けています。
 
今すぐではないでしょうが、紙芝居が去っていったように、漫画も去っていき、いつか、万葉集のように復活する時があるのかもしれません。
 
人間の出展でも、震撼するようなことは、たくさんあります。何か科学の発見だとか、事件とか。
今後の漫画にもきっと、あるはずです。
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この回答へのお礼

返事がかなり遅れまして申し訳ありません。
2度目の回答有難うございます。

ヒカルの碁。私も以前大好きでした。
元々小畑さんの絵とか表現の仕方というのが、
「あやつり左近」の頃から大好きで。
それで自然と読んでいたのですが、
サイ(漢字忘れました)がいなくなってしまったあたりからストップしてまして・・・。
機会があったら続きを読んでみようと思います。

>紙芝居が去っていったように、漫画も去っていき、いつか、万葉集のように復活する時があるのかもしれません。人間の出展でも、震撼するようなことは、たくさんあります。何か科学の発見だとか、事件とか。
今後の漫画にもきっと、あるはずです。

そうなる事を私も願っています。
回答有難うございました。

お礼日時:2004/01/14 14:08

確かにコミックを買ってでも読みたいという作品が減ったような気がします。


満足させてくれるけど満足度が期待通りというか。

私が面白いなぁと思ったのは「度胸星」なんですが
一応完結になっているんですけど
明らかに打ち切りという感じで大変残念です。
是非とも続きが読みたかった話です。
(同じ作者の「デカスロン」は面白いし)

まぁ話は戻りますが明らかなのは自分自身の成長にもあるような気がします。
自分が成長してると自分自身でいうのはおかしいような気がしますが
以前自分が好んで蒐集していた作品を読み返してみて
よくこんな恥ずかしい作品を読んでいたと富に感じます。
しかしながら減ったとはいえ少ないわけでは決してないと思います。

「ぶっせん」
「モンキーターン」(話の流れとしては珍しくないけど(かといって嫌いなわけではもちろんない)題材は間違いなく目新しい)
「海猿」
「わたるがピュン」(最近はちょっと失速してるが)
「es」
・・・
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この回答へのお礼

返事が大変遅くなりました。

>満足させてくれるけど満足度が期待通り

おっしゃりたいこと良く分かります。
それから、面白いなと思った作品が突然打ち切り
されてしまうというのも良くありますよね。

>明らかなのは自分自身の成長にもあるような気がします

そうすっぱりいえるebinamoriさんがすごいです。
私も内面的には10代のころよりは大人にはなっているとは
思いますがそんなに変わってないような気もするのです。
成長しては戻って・・・みたいな(汗)

回答有難うございました。

お礼日時:2004/01/14 13:58

世界観は立派なんですけどね~…内に篭っちゃってるというか。


その世界にいると確かに幸せなんですけど、
なんでしょう……マトリックスの世界を体現してしまってるようなのが
あまりに多いです。
「幻想だよ」っていうのが。
ファンタジー系の隆盛とかね。

マンガってね、諷刺漫画みたいな所から始まってると思うんですよ。
それがなんでしょう、
エネルギーが内へ内へ~とね。
もっと外にアッピールするような一作がほしいです。
たかが漫画と誰にも言わせないほどのものが。

さてお薦めですか。
『キぐるみ―BRAND‐NEW NOVEL COMIC!!』D(←作者名)/著
これにします。
読めば納得、文字通りのブランニューです。

いまよりもっと漫画が面白くなりますように……
そうでなければmayumi07さん、描いて……★
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この回答へのお礼

>そうでなければmayumi07さん、描いて……★

大変返事が遅くなりまして恐縮なのですが、
私は漫画家志望ではありませんし、
腕も持ち合わせていないので、
こういわれましても(笑)

>ファンタジー系の隆盛とかね。
確かに、現在ファンタジー系の話が多いですよね。
ファンタジー漫画の隆盛期ではあると思いますが、
どうにもこうにも・・・。

回答有難うございました。

お礼日時:2004/01/14 13:04

 お邪魔します★



 私が最近思うのは、画風が似通ってきた作品が多くなったのと、(失礼を承知でですが)同人系の画風を持つ漫画家(これは当然といえば当然かも。)さんが多くなった気がすることです。

 前者は、仰るとおりWJ系は最近多く感じることです。まあ、微妙に違いはありますが、きっとマンガを見つけない方が見たら「あれ?この絵はさっきのマンガと続いてるのか?」とか「この人さっきの人と同じ顔??」とか思ったりしちゃいそうです。
 個人的にWJ連載中の青春ラブストーリーは「内容」が以前連載していた「I"s」のパクリそのものな気がして憤慨です(>_<;)(「I"s」ファンとして)

 結局WJの編集観で似通ってしまう作品が増えるのかもしれませんが。。

 後者は特に最近のマンガ雑誌創刊ラッシュに因るところが多い気がします。
 もともと同人活動していた方が誘われて正式デビューすることは多々ありますが、画風の傾向が同じだったりして「またこんなカンジの画風か。」と表紙を見て思ってしまいます。
 なんか、体や輪郭の線の描き方が似てて手の形とか構図とか諸々・・・たくさん感じます。。

 内容は、恋愛ものはどうしても展開に無理がきかないしパターンが一緒になるし、スポーツものはマンガになる種目がほぼ変わらないし・・・。

 結局のトコ、こんだけマンガが溢れてる日本ですから駄作もあれば秀作もありますよね(オイ。)

 長くなりましたが、私のオススメは・・・

 「フルーツバスケット」(高屋奈月/花とゆめ)

 もう今のトコ私の中でトップです(涙)絵は好き嫌いがありますが(私も馴染み薄かった絵でしたけど)物語は抜群にイイです★

 「SAMURAI DEEPER KYO」(上条明峰/マガジン)

 少年マンガ久々に単行本揃えています。ストーリーはオーソドックスなところもありますが、絵が、絵が上手いと思います。

 「I"s」(桂正和/WJ)

 さっきも書きましたが、少年系でイチオシの大好きな恋愛モノです。恋愛モノ好きじゃないんですがこれは好きです★絵も最高に上手いし、構図も、展開も◎です♪

 「MONSTER」「20世紀少年」(浦沢直樹/ビッグコミックス)
 言うコトナシに秀作なミステリー&サスペンスです。いつもハラハラな展開ですし。

 こんなモンでしょうか??私も今「面白い」作品が読みたくて探し回ってます(苦笑)
 期待できる作品に出逢えるといいですよね!
 
 ではでは、大変長居して申し訳ありませんでした(謝)失礼します=Э
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この回答へのお礼

返答が大変遅くなりました(汗;

>私が最近思うのは、画風が似通ってきた作品が多くなったのと、(失礼を承知でですが)同人系の画風を持つ漫画家(これは当然といえば当然かも。)さんが多くなった気がすることです。

これは私も同感です。
画風が似通ってしまう事はよくある事だとは思っています。同人系の画風を持つ漫画が多いのは、
同人出身の人が多いからですよね・・・。

百歩譲って画風はいいとしても内容が、あまりにも・・・ひどすぎるかなぁと思いまして。
どこかで読んだことのあるような話、展開。
酷い言い方をしてしまえば、つまらないです。
画風だけに力を入れていて内容はたいした事がない。
そんな感じがします。
特にWJ系は。

>「フルーツバスケット」(高屋奈月/花とゆめ)
この作品は私も好きでした。
高屋さんが休載している間に離れていってしまったのですが、今でも興味はあります。

>「SAMURAI DEEPER KYO」(上条明峰/マガジン)
この作品はマガジンを購入していたころよく読んでいました。私の中でどうしても「るろうに剣心」とかぶってしまう事があります。

>「I"s」(桂正和/WJ)
桂さんの作品は好きなものと嫌いなものとかあります。
でも、これは結構好きです。

「MONSTER」・「20世紀少年」、機会があったら読んでみようと思います。
有難うございました。
 
 

お礼日時:2004/01/14 12:55

最近漫画を読んでいて自分の中でいい作品というのは絵のきれいな作品が大半を占めています。



独創性のある作品は減ってしまいましたね。ストーリー性が練られている作品は原作と画を別々の方が担当している作品が多いと思います(ヒカルの碁とかスパイラルとか)。

自分のお勧めはヤングサンデー連載のダービージョッキーです。競馬の漫画ですので知らない人には厳しいかもしれませんが。原案は武豊騎手です。

「マガジンはどこから違う漫画が始まっているのか分からない。」
自分の友人が最近のマガジンについて語った一言です。同感です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに、ストーリー性が練られている作品には原作と作画が別々の方が担当しているかもしれませんね。
絵の綺麗な作品が大半を占めていますが、
絵とストーリー性があっていないようなものも良く見かけます。
最近、少年誌は女性受けをさせるような読みのもが多いような気がします。
私が女だからこう思うかもしれませんが(汗)

「マガジンはどこから違う漫画が始まっているのか分からない。」
これは私も時々思います。

お礼日時:2003/08/01 13:07

最近は、ジャンプ系より、サンデー系の方に面白いものが増えてきたと感じています。



『からくりサーカス』『植木の法則』『金色のガッシュ』『M&Auml;R(メル)』などは、ジャンプのようなバトル系ですが、
ジャンプにある「読み捨て」感が薄く、
コミックスでもう一回読みたいと感じます。

『ワイルドライフ』や『モンキーターン』、『D-LIVE』などもお奨めです。

その他の雑誌連載で、私がお奨めするとすれば、
『闇のイージス』(七月鏡一+藤原芳秀)
『仁-JIN-』(村上もとか)
『仮面ライダーSpirits』(村枝賢一)
『Dr.コトー診療所』(山田貴敏)
『オレンジ』(能田達規)
『吼えろ!ペン』(島本和彦)
『妖怪仕置人』(中津賢也)

等などですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たしかにサンデー系にはオモシロイと思う作品はいくつかあります。
「からくりサーカス」や「ワイルドライフ」は私もかなり好きです。というか、最近のサンデー系のお気に入りは上記の二つです。「植木の法則」・「金色のガッシュ」・「メル」も連載当初は好きだったんですけど、今は微妙です。

「モンキーターン」前々から気になってはいたのですが、この機会に読んでみようと思います。
お奨め作品、参考にさせていただきます。

お礼日時:2003/08/01 12:55

TVになった「ブラックジャックによろしく」なんかどうでしょう。


毎週木曜日発売のモーニングです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「ブラックジャックによろしく」は弟が集めていて、
読ませてもらっています。
ドラマは見ていなかったのだけれど、
弟曰く、原作のほうが面白いそうです。
確かに、「ブラックジャックによろしく」はよかったです。でも、あの漫画を読んでしまうとフィクションといえども病院に疑いの目が・・・(笑)
ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/01 12:41

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