

手元にサイズが小さい着物が何点もあるので、
自分が着物を着る時に使えるアイテムへリメイクできたらなぁと思っております。
そこで質問です。
全てが私サイズには小さめの袷の着物があります。
丈がそのまま着て長襦袢にいい長さで、
衿芯さえ入れられれば長襦袢になるように思うのです。
一度冬に長襦袢として衿芯なしで使ったことがあるんですが、
とてもいい感じでした。衿以外(笑)
二部式うそつき襦袢に作りかえるという方法も考えられますが、
亡くなった母の着物なので、できたら切らないで
長襦袢にできると身近になってうれしいです。
自分でがんばればできるリメイク法、長襦袢として着る場合のアドバイス
(着物は長襦袢とは着られない私がわかってない点など)を教えてください。
あと、「着物、リメイク」で検索すると、
洋装へのリメイク情報が多くて、思ったようなサイトや本に出会えません。
いちから着物を仕立てる方法ではなく(和裁の本は買いました)
着物や洋物から、着物を着る際に使えるものにリメイクするための
参考になる本やサイトがありましたら、そちらもご教示ください。
よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
ウーン、まさに私が大好きなテーマです。
和裁が趣味なおばちゃんです。
別に、昔から、着物の生地で長じゅばんを作ってますからまったく、問題はないです。
逆に言うなら、長じゅばんの生地でちゃんと、長じゅばんを作るというのは、
ひどく、贅沢なんです。
今は、身頃は単衣で、袖は無双(裏表同じ生地)でという長じゅばんが袷の時期に使いますが、
これ、昔は、ちゃんと、長じゅばんも袷として作りました。
つまりは、長じゅばんにも、表の生地と、裏の生地があったとさ・・・ということです。
ならば、着物をそのまま、長じゅばんに転用・・・・してかまいません。
寸法が合っているならです。
タダ、よーっく見てください、長じゅばんの襟と、着物の襟のついている、オクミに相当する幅が違うでしょう?
それと、本当は長じゅばんのすそ裏は引返しといって、表が裏に回っているのが本当なんですが、マ、着物のままで
見えるわけじゃないし、いいと思う、タダ、襟下部分だけ、表を・・・というのにこだわってもらいたいです。
長じゅばんが、着物と同じオクミ幅あると、前見ごろの幅としてありすぎで、歩きにくいと思から。
それと、長じゅばんの襟の、オクミどまり(ケンサキ?)は着物の位置より1寸(4cm?)ぐらい上に上がってます。
内側にある襟のほうが重なりが上になる様にです(半襟が見えるでしょう?)
いじるなら、着物の襟をオクミドマリ(ケンサキ)より2寸ぐらい上まで解いて、
、表オクミだけ残して、裏を取って、表をそのまま、折り返して、内側に回して。
襟をオクミドマリ(剣先)を1寸上げた位置に付け直して、襟の長さを短く(背中心から、片側2尺ちょっと、80cmグライ?)つけると
ちょうど、伊達締めで抑えやすいところで襟が終わります。
それと、リメイクというと、洋服へ・・・ということばかりということですが、基本、
着物は全部ばらして、他の着物、長じゅばん(寄せ集めで)とかになおすことが普通なんです。
今は、表(着物用)は着物にということしか考えないようですが、昔は、表は高価、中にはボロでというようなことですので、
有り合わせで何でも作ります。
見える部分だけ左右対称に、オークションで昔のものを見ていると、身頃が実に多彩につないであって、
すそだけ、あるいは、袖だけ、きれいなもので作っているのがまだあります。
歌舞伎などで、おいらん(女郎)の長じゅばんはつぎはぎです。
組み合わせを考えるのも和裁の楽しみの一つです。
着物の生地で無事なところをつないで、帯にもします。
半幅帯など、簡単に作れる。
リメイク・・・の本ではなく和裁で、そのまま、生地だけ、解いて、また、いろいろと使いまわすというのが、まさに
昔風で、それが着物の本質です。
だから、生地が全部四角いまま、縫いこんで取っておくのです。
見えないところは、全部つないで、ヨセ集めて、縫って、それでいいのです。
着物で長じゅばんするとかなり贅沢な感じがします。
若いころの訪問着など、利用するといいでしょう。
どうせ、柄に流行もあって、お高い着物も、親子3代はうそですから。
イロイロな、お直し、仕立て直しについては、状況、状態を具体的にお書きくだされば、アドバイスできると思います。
とても詳しい説明をしていただき、ありがとうございました。
説明の全ては理解できていませんが、
実際に手を動かせばわかるのかもしれません。
手持ちの袖無双の長襦袢と見比べつつ、読み返しつつ、理解を深めたいと思います。
とにかく、「着物をそのまま、長じゅばんに転用・・・・してかまいません」
ということがわかったので、やる気が出ました!
「リメイクというと、洋服へ・・・ということばかりということですが、基本、
着物は全部ばらして、他の着物、長じゅばん(寄せ集めで)とかになおすことが普通」
というのもなるほど~~~です。
「着物の生地で無事なところをつないで、帯にもします。
半幅帯など、簡単に作れる。」
なんて、もぉおおおお~~~!!!とっても楽しそうでウキウキしてきました。
これからも是非是非、よろしくお願いします!^^
No.3
- 回答日時:
「和裁人」さんのサイトを良く利用させていただいてます。
初級和裁掲示板では疑問や質問に和裁士の方が回答を寄せてくれます。
リンク集から入るとご自分でリメイクされる方のサイトが多数あって参考になりますよ。
No.2
- 回答日時:
着物の生地が薄くて滑りがよければ長襦袢になるかなと思います。
ぶ厚くて重い生地だと、重ね着した時にぼってりした野暮ったい感じになりませんか?
つい丈にしてちょうどいいということですが、それでは裄や身幅はかなり小さいのではないでしょうか。
いくら中着なので直接は見えないとはいえ、手首などで表着との差が3cmとかあると、ちょっとおかしいのではないかと思います。
身幅が小さすぎると、合わせがはだけやすくて、脚にまとわりついて着心地も悪そうです。
せっかくのお母さまの着物なら、少しお金はかかりますが、プロに任せてマイサイズに仕立て替えてはいかがですか?
縫い込みが十分にあれば問題なく直せますし、身丈が足りなければお端折の位置に足し布をして伸ばすこともできます。
(裄や身幅はちょっとむずかしいですが)
袷にするなら、解きほぐし、洗い張り、仕立て、胴裏等で5、6万くらいです。
「切る」ということに抵抗があるようですが、ご存知のように、着物はほどいたら一枚の反物にもどりますから、昔からほどいては洗って、古くなれば切って、縫い合わせて、布団やぞうきんにしてきました。
一度反物に戻して、着物だけではなく、帯に仕立て替えたり、かばんや草履をつくったり、コートにしたりと生まれ変わらせてはいかがですか。
全てをご自分でやるのではなく、状態の良いものはほどくことから完成までプロに、普段着や状態の悪いものはご自分でほどいて、洗って、リメイクと分けられると、思い出の着物をより生かせると思います。
ご回答ありがとうございました。
母の着物の中で、なぜかこれだけが身丈が他のより短いんです。
洗って縮んだんでしょうか。でも、身幅は小さめながら大丈夫です。
海外に住んでいるので、プロにおまかせというのがたいへんなのと、
5~6万円かけて着物として着たいほどのお気に入りではないです。
ちょっと薄めというのもあります。
10月だけど暑いなぁっていう時には良さそうな着物かもしれませんが^^;
白地の縮緬生地に青い疋田柄に金彩でふちどりされた紺やダークな紫色のカエデの絵が入っているおとなしい付下げで、
色柄が長襦袢だととてもおしゃれに思うのと、
いつも着られるし、長襦袢が足りてないので、なんとか長襦袢にしたいです。
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