電子書籍の厳選無料作品が豊富!

大奥~誕生【有功・家光編】第9話にて
切ないシーンなのに何で?!と思ってしまったので質問です。
家光 「やっと、やっと……長かった!
   ずっとこの日を夢見て……
  もう誰にも邪魔はさせぬ。
  側室も持った、世継ぎも産んだ。
  もはやわしのすることに誰も文句は言うまい。
  そうであろう、有功?
  有功、もうわしを離すな。二度と離すな」 

有功  「どうか、どうかお願いでございます。
    私めに、どうかお褥(しとね)を、
    今後一切のお褥をご辞退させて下さいませ」 
    
   中略
      
有功  「けれど私も男です。心だけやない。
     貴方の体も自分のものにせんと我慢できんのや。
     貴方様には、お子があらしゃる。
       けど私には、貴方様しか居りません」 
     「お願いでございます。
    どうか、私を解き放ってくださいませ。
    この、男と女の恐ろしい業から、解き放って下さいませ」

 とあります。とっても切ないシーンだったのですが
でも、有功が身を引くことの気持が分かりません。
お互いに愛し合っているし、身を引いたところで愛情が冷めるとも
あきらめるとも嫉妬心が収まるとも思えません。
家光の体も心も有功のものであると思うのですが、
独り占めできない男心、子を成せなかった悔しい男心でしょうか?
または、生きがいの全てを女性にかけてしまうことの怖さでしょうか?
私は女ですが、自分が大奥の一員であれば愛する人と愛される限り男女の関係で
居たいと思います。
お互いに好きなのに身を引いたら、後悔すると思います。
その上、大奥で仕えていくなんて苦しいとおもいますが・・・。
大奥なんだからいいじゃん!不倫じゃないしさぁ!他の男は仕方無いじゃん、とも思いました。

最終回で報われるといいなぁなんて思っています。
いろんな恋愛感があると思いますが、お暇でしたらご回答お願いいたします。

A 回答 (4件)

晴れて女将軍となり家光の名を継いだ今、子を生せない有巧には側室としての立場がない。


春日局が実権を握っていた頃の大奥とちがって有功の立場は微妙になった。
ただ家光のお妾役、慰め役として生きるには有功はプライドもあり過ぎ実力もあり過ぎるのだと思います。
<けど私には、貴方様しか居りません
のセリフに表れている通り、家光のお情けにすがって生きて行く事に甘んじる器ではなかったという事だと思います。
男女の愛欲肉欲でつながるよりももっと高い精神性でのつながりを求めたのでしょう。
崇高な話ですね。やはりそこは元僧侶ということにも起因するのでしょう。

結果的に有功は春日局の後を引き継ぎ大奥総取締役におさまった。
家光も有功の人間性を理解しているからこそ納得したのでしょう。

言ってみれば社長と不倫関係にあるキャリアウーマンがただの不倫相手に終わる事に納得せず不倫関係を清算して会社役員におさまりナンバーツーになるようなものでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>ただ家光のお妾役、慰め役として生きるには有功はプライドもあり過ぎ実力もあり過ぎるのだと思います。

確かに、プライドも実力もある方だと思います。
自分に自信がなくては言えない一言でもありますね。
とても納得できました!
ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/31 21:17

本気で有功は家光を愛している。

家光も有功を愛している。二人は相思相愛。
有功は本来ならば自分が子供を宿してあげたかった。
しかし、他の男性とは出来るのに、有功とは出来ない。有功とでは子供を作ることが出来ないことが
証明されてしまった。。
しかし家光は世継を産まないといけない定め。今現時点で男子の世継はいない。
ということはこれからも男子の世継を産むために別の男子の側室と契らないといけない。。
いやー無理じゃない?それって。いくら心は自分にあっても体だけ別の人というのは。。
今この時間彼女が他の人と・・・。そう思うだけで
男でも女でももし恋人がそうだったら耐えられないと思いませんか?
両方共自分のものにしたいと思うはず。。
だから男女の関係を解いてあなたのそばで一生仕えるとあなたを守ると。。
悲しいやね。。
男女が逆転するだけでこんなにせつない話になるとは。。

もし春日の局が亡くなった時点で既に世継の男子が生まれていたら。。どうなってたのだろう。。
さらに、世継の男子が生まれていてさらにその父親も亡くなっていたら二人はどうしただろうと・・
とTV見てる時思いました。。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

相思相愛の人と男女の関係を解くことができる
そして、仕えて行けるというのが私には到底、出来ないことですね。
私の場合だったら、男女の関係をといても他の誰かと関係を持っていると考える
だけで嫉妬して後悔すると思います。
やはり、男として子供が出来なかったってことは
大きいんでしょうね。

大変参考になりました
ありがとうございました!

お礼日時:2012/12/21 15:35

以下は推測で実際は有功の立場じゃないと分からないと思いますが…



多分キーポイントは有功が「坊さんだった」と言う事にあると思います。


たしか第1話で春日局が無理矢理有功に女を抱く事を強要しますよね。
あれは有功にとっては相当な屈辱でありトラウマなんだと思います。
偉そうに言える程私も詳しくありませんが、多分有功は自分が理想とする坊主になりたくて、なれると思っていてそれを他人に無理矢理させて貰えなかった事をとても悔いているんだと思います。

しかし家光に出会い本気で恋をした。
「誰かを助ける為に生きる」と言う想いが強い有功にとって、僧侶になりたかった想いは家光に向けられたんだと思います。

しかし途中で「自分は家光の子供を作れない身体」だと気がつきます。
これは受け入れがたい事実だった。自分の部屋の扉をズタズタにしてしまう程。(嫉妬もあると思います)


家光のお腹様になる事が家光の為になる事を重々理解していた有功にとって、子供を作る事が出来ない自分(つまり将軍にとって役に立たない大奥の人間)という事実は受け入れがたい事だったのだと思います。

最初のうちはそれでも家光が好きという事で家光を抱きますが、僧侶になりたかった自分に取って男女の関係だけで家光を抱く事が許せず一切の男女の関係を切るという極端な決断を取ったのだと思います。ある意味有功だからこその選択かと。


嫌な言い方をすれば有功はもの静かな様に見えてとてもプライドが高い人なんだと思います。自分の現状に納得いかないまま家光を抱くのが許せない と。
家光も自分が将軍である(子供を作らなければいけない)立場を理解しているだけに有功の本当の願いを叶えられない事実を瞬間的に理解し、有功の意見を受け入れたんだと思います。


普通の恋愛ではなく、それぞれに「お役目」があるってのがこの時代のめんどくさい部分かもしれませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有功の元坊さんってことと、プライドが高いって事が
絡んでくると・・・確かに納得できます!
プライドってのはあまり考えてなかったので大変参考になりました。
男性で得の高いところを目指していた方なら、確かに
自分の中の葛藤を許さず極端な決断をするかもしれませんね。
大変、熱心な回答ありがとうございました!

お礼日時:2012/12/16 17:34

やっぱりそれは有功さんが仏門に使えていたから


言える言葉なのではないでしょうか?

悟りを開くというのかな
恋愛とか肉体の結びつきってすごく必要ですけど
それを突き抜けてしまっているというか
それが解き放つ、と言う言葉につながっている気がします

あああ・先週見逃したぁ・・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

先週見逃したにも関わらず早速の回答ありがとうございます!
>やっぱりそれは有功さんが仏門に使えていたから
言える言葉なのではないでしょうか?
そうですよね。凡人の私には思いや執着や嫉妬を断ち切るって出来るの?って
思います。
仏門に仕えてしまうと愛することも愛されることも業なんですかねぇ・・・。
「仏門」って言われると
煩悩だらけの私では理解できないのも納得です。
最終回は見れるといいですね!
分かりやすいご回答ありがとうございました!

お礼日時:2012/12/14 14:37

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!