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石粉粘土でつくった人形をコピーし、
それに対して個々に再度手を加えてゆきたいのですが、
どのような方法があるでしょうか?

制作物はシリコンで型を取ろうと思っていますが、
その雌型に石膏を流してコピーできるものでしょうか?
また、その石膏を石粉粘土や削りで補修できるものなのでしょうか?

何分この分野での経験が全くなく、ご教授いただければ幸いです。

A 回答 (2件)

この行程は、経験がありませんが、素材からくる考えられるものをお話します。


石粉粘土でつくった人形のコピーですが、シリコンで型どりするのは正解でしょう。
ただし、雌型が複雑の場合に、石膏を流がせても、取り出しが困難です。
できれば分割してできるように、人形本体に、分割したい部分に、幅広で薄手のマスキングテープを糊しろ部分を残して半分に折り、塀のように貼り付けてから、シリコンを流し込みか貼り付けましょう。
硬化してから、各ピースを取り外し、石膏を鋳込むときは、再度シリコン型を外側から紐等で止めれば可能かなと思います(マスキングテープだと、シリコンの油成分で付かないと思いますので。)。オリジナル人形本体からマスキングテープを外す場合は、傷めないように、ゆっくり丁寧にして下さい。ご存じでしょうけれど、石膏取りは補強にスタップを使って下さいね。
鋳込んだ作った石膏ですが、乾かすのに相当な時間がかかります。乾燥した後は、逆に水分の吸収が激しく、これを止なければ、石粉粘土は食いつきません。補修したい部分に木工ボンドを塗り、吸い込みを止めてから石粉粘土をはりつけましょう。その後成形出来着色もできるでしょう。
小生の経験で、考えられるシュミュレーションは、以上です。何か別のもの、たとえば持ち手付のカップなどで試してみて下さい。成功を祈ります。
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この回答へのお礼

mtkd-art-schoolさん、ありがとうございます。
また、お礼が遅れ、申し訳ありません。

過去に直接人体からの石膏、シリコンでの型取りは経験はあるのですが、
固形の型取りは行った事がありません。
今回は35%サイズの球体関節人形を半年がかりで製作しており、
(当初予想はしていたとおり、気が遠くなるほど時間が掛かってしまっていますが)
ベルメールのような、いくつかの部位を組み替えるような、
人体の再構成実験用に関節部位単位でのコピーを検討しています。
現在、頭部、胴体部、片手片足それぞれ3分割、計14分割で制作しています。

当初、石粉粘土の原型である胴体部の型取りでは、
背面を油粘土等で埋め、湯口を一カ所作り(湯口一カ所ではだめでしょうか?)、
シリコンを直接掛け、石膏で補強、反転し、
粘土を取り去ったところのシリコンにバリアコートして同上作業繰り返し、、、
という計画でした。
ご指摘いただいたとおり、
球体関節部の凸部はいいのですが、凹部にシリコンが入り込む訳ですから
一定方向では抜けなくなるということですよね。
書いていただいたように持ち手付きカップ等で試しに練習してみようと思います。
今の私の能力ではどのように分割すればいいか、皆目見当もつかないので、、、。

また、石膏と石粉粘土の性質についても
このような方法は想像もつきませんでしたので、
教えていただき本当に感謝申し上げます。

お礼日時:2014/09/04 11:52

返信を拝見して、これは大変と思いました。


カップの切り方(すみません見取り図面がわかりにくいかと思います。)を考えてみました。
多分このようにカットし、雌型をとれば何とかなるかなと思います。
複雑な形の型取りは頭が痛いですね。
「石粉粘土で作った人形の複製の方法について」の回答画像2
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この回答へのお礼

また、お礼が遅れてしまいました。すみません。
私の漠然とした質問に、図解までしていただき、お手数をおかけして申し訳ありません。
また、失礼とは存じましたが、自身の解釈の確認のため、
図に書き込んでみました。
緑は粘土で埋めた部分、薄茶の部分がマスキング等で立ち上げるところ、
赤線のところにシリコンを流し込むということでいいでしょうか?
(お礼のところで画像がアップできないようですので、
別の方法で送ってみます。

アドバイスいただいた点に気を付けながら、
大きくえぐれた凹部については、面状に蓋をして
型取ろうとその後、思いつきました。

また、この質問が閉じられない間に、経緯がご報告できれば
書き込ませていただきます。
本当に参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/05 12:46

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