
■ひたすら残った豆を食べ続ける場合のアドバイス
冒頭で触れた通り、節分の豆はパサパサしている。もし余った豆に手を加えず、そのまま食べ続ける場合に何か良い方法はないだろうか。
「当たり前の答えになってしまいますが、飲み物と一緒に食べるとよいと思います。『とくにこれがよい』というものはありませんが、大豆は栄養価が高く、ダイエットにも効果があるとされているので、そのヘルシーさを活かすために、ミネラルが豊富なマテ茶などがよいかもしれませんね」(小針さん)
続けて余った豆のアレンジ方法を聞いた。
■手軽なシロップ漬けがおすすめ
「シンプルな方法として、豆にシロップをからめて食べるというのはいかがでしょうか。カリカリとした食感はそのままで、しっとりとしてパサつきません。おやつとしても最適です。シロップはハチミツやメープルシロップなど、お好みでOKですが、とくにおすすめはオリゴ糖シロップです。オリゴ糖シロップはすっきりとした甘さで、クセがないのが特徴。カロリーが低く、低GI食品でもあるので血糖値が気になる人にも向いています」(小針さん)
このシロップ漬けは、チーズやドライフルーツと一緒に食べたり、ヨーグルトに加えてもおいしいとのこと。是非試してみたい。
■オリーブオイルを使って酒のおともに
もう少し手のこんだ食べ方も教えていただいた。
「『やわらか炒り大豆のガーリックオリーブオイル漬け』はいかがでしょう。これは、節分豆をボウルに入れ、お湯で柔らかくしてから食べるもの。お湯の量は大豆がすっぽりつかるくらいで、お湯は自然に温度が下がるかたちで大丈夫です。30分くらい浸したらザルなどで水切りをし、キッチンペーパーなどで軽く水分を拭き取ります。次に、その大豆を密閉式のプラスチック容器に入れ、オリーブオイルをひたひたになるくらいまで加えます。お好みでガーリック(おろしニンニク)、塩、ブラックペッパーを加えて漬けましょう。すぐに食べてもおいしいのですが、そのまま数時間漬けるとより味がなじみます。余ったら冷蔵庫で保存です」(小針さん)
あの素朴な節分豆も、いろいろな楽しみ方があるものだ。
「漬けてあるので、当然、口はパサパサになりません。ハーブミックスやカレーパウダーなどを少量加え、スパイシーに仕上げることもできます。サラダのトッピング、ビールやワインのおつまみとしてもどうぞ」(小針さん)
話を聞くだけで、おもわず涎が……。豆が余っても、余らなくても、このレシピは試す価値がありそうだ。。
なお、教えて!gooウォッチでは「実は節分は年に4回あった!?恵方巻き、食べきれないとどうなる?節分豆知識」という記事も公開している。今回の節分をやりそびれて(?)しまった方はぜひ参考にしてみて。
●専門家プロフィール:小針 衣里加
料理研究家、フードバランスアドバイザー。毎日の食事に楽しさのエッセンスを加えて「美的・美タミン・美味」の3ビューティーをコンセプトに、カラダもココロもキレイになれるフードライフをご提案している。主な著書に『食べるだけで若くキレイになる方法』(サンマーク出版)がある。