■ほどなくして、「飲み物を早く冷やす方法」という質問を発見。
回答を見ていくと「氷水で軽く絞ったタオルを缶ビールに巻きつけ 扇風機で風を当てると早く冷えます」(kotokoさん)や「ボウルに氷水をはって、浸ける。これが一番てっとりばやい。」(amukunさん)などの情報があった。
タオルは濡らすと乾かさなきゃならない……(面倒)。ボウルに氷水ということは氷が必要だけど作ってない……。困った。
さらに回答を見ていくと、「冷蔵庫や冷凍庫に直接入れるのではなく、缶を濡らして入れることがより効果があります」(hirocyanさん)という情報が! これだ!早速試してみよう。
■2分待てばキンキンに冷える
用意するものはキッチンペーパーのみ。
まずキッチンペーパーを水で濡らし、絞って水を切る。そのキッチンペーパーを缶に巻きつけ、冷蔵庫に入れる。
あとは2分ほど待つだけ。これでキンキンに冷えたビールが出来上がるのだ。
■なぜキンキンに冷えるのか?それは理科で習ったアレですよ
なぜこの方法ですぐに冷えるのか。
水は蒸発するときに、周りのものから熱を奪っていく。お風呂上がりに体を拭かずにうろうろしていて、湯冷めしてしまった経験がみなさんもあるだろう。これを蒸発熱といい、夏の打ち水や、水飲み鳥のおもちゃにも応用されている。
濡れたものを巻きつけることで、蒸発熱によりビールが早く冷える、というのがこの裏技のメカニズムだ。もちろんビールだけでなく缶ジュースでも使える。
そうこうしているうちに2分経過。よし、ビールをいただくぞ。
う~ん!旨い。最高。皆さんも飲み物を冷やし忘れたら試してみて欲しい。