
■ファン歴42年の及川光博ら豪華ゲスト登場!
イベントでは、まずシリーズ1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の酒場のシーンに登場するエイリアンたちのバンドが姿を現し、来場者の歓声を浴びながら『スター・ウォーズ』のメインテーマや楽曲「カンティーナ・バンド」を演奏した。


会場には完結編の公開から毎日劇場で鑑賞しているというコアなファンや、作中に登場するキャラクターのコスプレをしたファンも多数おり、イベント開始時から熱気でムンムン。バンドによる演奏途中にスペシャルゲストとして及川光博さん、武田真治さん、津田健次郎さんが登場すると、劇場全体に割れんばかりの拍手が響き渡った。
オリジナルのカイロ・レンの衣装で登場した及川さんは「スター・ウォーズとコスプレが大好き!及川光博、50歳です」とハイテンションで挨拶。続いてルーク・スカイウォーカーの姿で現れた武田さんも「正しいことにまっしぐら。武田真治です」と自己紹介した。


津田さんは、自身が吹き替えで担当したカイロ・レンをイメージした黒尽くめの衣装で登場。他のふたりから「カイロ・レンそのもの」と賞賛され、照れながらもまんざらではない表情だった。


続いて、スター・ウォーズのファン歴が42年になるという及川さんは、大ヒット公開中の完結編について「卒業式みたいな作品。エンドロールの間中『ううっ、ううっ』と嗚咽していました。ハンドタオルを持っていってよかった」と鑑賞時を振り返りながらコメント。津田さんは「(カイロ・レンを演じた)アダム・ドライバーさんが繊細なお芝居をされていたので(声を当てるのは)結構大変でした」と吹き替え時の苦労を明かした。


その津田さんの声を聞いて武田さんが「いい声だねぇ。その声で『真治、おまえに託す』と言ってほしい!」とリクエストすると、津田さんは低音の効いた渋いイケボで「真治、おまえに託す」と生アテし、会場は大盛り上がり!
ちなみに武田さんはライトセーバーに憧れて少年時代に剣道を続けていたとのこと。1作目を観た際は、ルークのまねをして目隠しした状態で妹が投げるおはじきを打ち返す訓練をしたそうだが、なかなか当たらないのに業を煮やして妹に「おまえは俺のフォースを分かっていない」と難癖をつけていたという。当時を思い返しながら武田さんは「妹よ、ごめん」と謝り笑いを誘っていた。

■ゲストが「ベン・ソロ チャレンジ」に挑戦!
津田さんが吹き替えをしたカイロ・レンは何かとネタになりやすいキャラクターで、前作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のときはその上半身裸の姿をまねる「カイロ・レン チャレンジ」がSNSなどで大流行した。
イベントの司会がその話を振ると、武田さんは「いつでもできます」と答え、今にもルークの衣装を脱ぎ出しそうな素振り。慌てて司会者が「今日は(脱がなくて)大丈夫です」と制止すると、心なしか残念そうな表情で手の動きを止めていた。
なお、カイロ・レンに関しては今作でも劇中のシーンを真似する「ベン・ソロ チャレンジ」が流行しており、SNSでは大人だけでなく子どもが挑戦した動画も投稿され人気を呼んでいるという。そこでイベントでもゲストが「ベン・ソロ チャレンジ」アクションに挑戦することに。それぞれ、ライトセーバーを手に持ちノリノリでパフォーマンスをして会場を盛り上げた。


その後、会場ではイベント向けに用意された特別映像の応援上映も実施。ゲストたちは思い思いの感想を口にしながら、シリーズ過去作のシーンも織り交ぜて壮大な作品世界を紹介する映像を楽しんでいた。

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■映画情報
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』全国にて大ヒット公開中
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公式ページ